アールばあちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

アールばあちゃん

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

前作同様、映像や音楽、効果音が素晴らしく、臨場感を醸し出している。
フレメンの戦術・作戦やサンドワームを乗りこなすシーン等はハラハラドキドキさせられるが、前作程には胸が踊らないのが不思議。
ストーリー
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

心が揺さぶられる。
なんと辛くて切ないドラマ。
それぞれが辛い過去を抱え、誰にも伝えられなかった孤独な思いをわかってくれる人と出会えた、同じ仲間だとわかってくる過程が愛おしい。
自ら傷つきながらも少年
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.5

そうそうたる俳優さんがたが身体を張る舞台劇のようで見応えはあるが、覚悟してないととても疲れる。
夫婦間、親子間、姉妹間、複雑な愛憎が絡まった家族関係、こんなに絡まった糸をどうやってほどいていけばいいの
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ディファイアンス(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ナチスドイツに対し武装・抵抗を続けながらベラルーシの森を転々と逃れたユダヤの人々の実話である。
父母を殺され、生き延びた三兄弟の長兄トゥビアをダニエル・クレイグが、規律を守り励ましながら皆を引っ張って
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

はじめからぐいぐい引き込まれてこれは凄いわと思った。映像と音楽(重厚なパーカッション?)が合わさりサスペンスを盛り上げていく。
世子が殺されるところで最高潮になるが、世子嬪が捕らえられる辺りからえらく
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JSA(2000年製作の映画)

3.9

38度線上の共同警備区域(JSA)で起こった北朝鮮兵士殺害事件、一触即発の緊張感、サスペンスで最後の最後まで目が離せない。
食い違った供述は何故なのか?真実は何だったのか。
実は一度見ただけでは名前が
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

これだけ有名なのに今まで見る機会を逸していた映画。
3時間以上もぐいぐい引き付けられてこれはもう面白いとしか言い様がない。
黒沢作品では一番じゃないかと。
脚本が素晴らしい。
出演者が皆個性的で魅力に
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.0

1930年と私の見た中で最も古い映画かもしれないが、こんな名作がこの時代に作られていたことに感動。
ドイツが舞台なのに英語を話してる違和感はあり、アメリカ映画だったんだと納得。
愛国心をとく教師の言葉
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.6

物語はシンプルなのに、だましあい、ばかしあいが多すぎ。
変装も一度ならハッとくるけど2度3度となるとまたかと。
派手なノンストップアクションでトム・クルーズのかっこよさは満載だけど、最後の死闘シーンは
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

完全に入り込んでしまった。それぞれの思いと愛しさで何度胸が熱くなったことだろう。
実の母からの愛情をもらえずに育ってきたそれぞれが、いつしかパズルが少しずつ合わさっていくように家族となっていく過程が愛
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

前から気になっていた山崎監督の作品だが、見るまで原作がアニメということも、史実を基にしたフィクションということも知らなかった。
冒頭の昭和20年4月7日坊ノ﨑沖、巨大な戦艦が無数の敵機に晒され魚雷など
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

表情だけで演技ができる役所広司はすごい❗️
ラストの音楽と表情だけでこの映画見て良かったと。

小早川家の秋(1961年製作の映画)

3.9

当時の有名俳優さん総出演でそれぞれの若かりし姿が懐かしく、芸達者な俳優さん方の演技を堪能。
これだけ豪華な俳優陣だとさすがに見ごたえありますね。
司葉子、新珠三千代、白川由美さんら女優さん達がフレッシ
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宗方姉妹(1950年製作の映画)

3.6

小津安次郎監督作品はいくつかみている。
その中ではやはり東京物語が一番心に残っているが、同じ小津作品でもこちらは暗さが目立ってしまい地味である。
大佛次郎の原作で、明るくて現代的な妹と、古風で控えめな
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.7

不思議なことに何度も見る機会があったのに何故か敬遠していた作品。
オードリー・ヘップバーンで有名すぎる作品だったからかもしれない。
70年くらい前の古い作品だけど新鮮でビリー・ワイルダーらしいラブコメ
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.8

あらすじも何も出演者しか知らないで見てみたら、オープニングからしゃれたジャズとキレのある演出で面白い予感が。
ジャン・ギャバンの重厚さとアラン・ドロンの軽薄さがマッチしてスリリングでありながら何ともお
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オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

3.4

数々の浮き名を流してきた初老の男が、重病を抱えた若い天真爛漫な女性と出会って本当の恋(愛)を見つけていくというベタなストーリー。
主役の二人が素敵でニューヨークの街が魅力的に撮られているので許せる。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

いや~面白かったわ❗️
最高潮のとこでゴジラのテーマが流れるともう血が沸いてくるの止まらない。日本人だね。
山崎監督作品にハズレないわ。
時代背景を終戦直後にしたのが良かったのかな。すんなり入ってくる
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デシベル(2022年製作の映画)

3.6

最初の潜水艦と魚雷との攻防は見どころで緊迫感がある。その事故でだれが生き残るか死ぬのかを決める選択方法がくじ引きだったのは衝撃的。それ程までに辛い選択をした後の救出された場面が飛ばされているからか爆破>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.6

予備知識もなしに見始めたらジュディ役の人、レネー・ゼルウィガーじゃない?と気付いた。さすが演技うまいわ。
歌も本物が乗り移ったかの様で感動的。
最後の「虹のかなたへ」は圧巻で心が揺さぶられる。

ジュ
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遠い太鼓(1951年製作の映画)

3.6

アメリカ人とセミノール・インディアンとの果てしない戦いと逃避行。
オールロケで緊迫したシーンが続き、目が離せない。
ゲーリー・クーパーはよいお年のようだ(当時50歳)が、最後の水中での戦いはスタントな
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

大きな有名レストランのカリスマシェフがオーナーの方針についていけず解雇され、本当に作りたい料理を出すためフードトラックでアメリカ中を旅していくという物語。
出てくる料理が全部生唾もので、サンドイッチで
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ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

3.5

ETを思わせるような大人のおとぎ話。
主役の老夫婦がいい味を出しててチャーミングでした。

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.8

女の子ならこういう映画好きでしょ。
森の中に住むおばあちゃんの家で自給自足の生活。
ゆったりとした時間が流れるぜいたくさ、憧れますね。
清里にロケセットの家があったそうだけど、今は解体されているそうで
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

見始めた時、えらくクリント・イーストウッドの背中が曲がって倒れそうなくらい痛々しくて、杖がいるんじゃないかと思ったくらい。後で知ったけどこの時91歳。監督して主演してさすがに限界なんだろうなと。
内容
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

原題も解りにくいけど、「最強の2人」なんてうっかり見逃してしまいそうになった。
もっとセンスのいい題名にならなかったのかしらと。
でも中身はとってもセンスが溢れシャレたさすがフランス映画。
パリのカフ
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グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.8

本当に見たかった映画。
BSプレミアムで録画しておきながら、ずっとおあずけにしていた。
冒頭の子供時代のモノクロ映像や音楽が美しく、引き込まれる。
イルカと遊ぶ海中やさざ波でさえとても魅力的に撮られて
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

怖い映画は好きじゃないけどこの映画のレビューがよさそうなので見てきました。
テンポが早くて、登場人物のことが良くわからないままドンドン事件が進んでいくのでやや消化不良。
でもポワロが殺されそうになった
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

はじめに時代背景の解説がありわかりやすい。実話の脱出劇でありギリギリまでサスペンスフルで、緊張感ハンパない。
ただ主演のベン・アフレックに髭は似合わない(イケメンすぎて)
髭がないとこの作品に合わない
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

まずはストーリーに脱帽。きっと原作が良いのだろう。
そしてアスペルガー症候群でパニック障害を抱えながらも9.11テロで亡くなった大好きな父親が残した鍵に合う鍵穴を探し求めてブラック姓の人をひたすら探し
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.8

リヴァー・フェニックスの悲しげな表情が忘れられない。
魅力的な彼が今も健在だったらどんな俳優になっていただろうかと思わずにはいられない。

捜索者(1956年製作の映画)

3.8

西部劇には元々弱く、敬遠しがちだったが、昔これを見た時の感想は「全然退屈しない」と記しており、なかなか面白かったと記憶している。
弟夫婦を殺され姪をさらわれた兄が、コマンチ族への復讐の長い旅に出る。5
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スーパーマン(1978年製作の映画)

3.6

「スターウォーズ」を彷彿させるオープニングとジョン・ウイリアムズのテーマ曲だけでワクワクこころが踊る。
封切り当時は娯楽大作として楽しんだものだったが、40数年ぶりに再見すると前半の物足りなさや一時代
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追跡(1947年製作の映画)

3.4

若き日のロバート・ミッチャムって優男すぎて西部劇には似合わない感じ。
年を取ってからの方がいい味出てたと思う。
昔々淀川長治さんがテレサ・ライトの事好きだって言ってたような気がするけど、確かに清楚でか
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.9

新聞記者や編集者達のスクープに対する熱い思い、その編集室で繰り広げられる沸騰する男達の戦いがぐいぐいと伝わり引き込まれます。
主演の堤真一さんはもちろん、堺雅人さん、尾野真千子さん、芸達者なわき役の方
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特攻大作戦(1967年製作の映画)

3.9

ライズマン少佐(リー・マーヴィン)率いる12人の訳あり囚人兵が特訓の末、本物の特攻作戦を成功裏に導いてゆく痛快アクション戦争映画。
ワクワクして見られます。
実戦の前の予行演習が笑わせてくれます。
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