しろいはなびさんの映画レビュー・感想・評価

しろいはなび

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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

父に勧められて見た一作。もちろん名前は知ってたけど、「一期一会」って副題が、こう、なんていうか、ダサいっていうか、押しつけがましさみたいなものを感じて見れていなかった。

フォレスト・ガンプという虚弱
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.0

ジュラシック・パークという<発明>のおかげで6作まで映画が作られるんだからすごい。

パーク時代のオリジナルキャストが揃ってたけど、インディ・ジョーンズみたいになってた。ほかにも007とかインディー・
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

ジュラシックシリーズに求めているのって

・恐竜動物園
・恐竜と人間の圧倒的な力の差
・成す術もなく逃げ出すパニック映画の要素

なんだと思う。だから動物園崩壊後の1作目以降は全て蛇足のお話になってし
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

5.0

もうなんていうか冷静な評価なんてできないよね、良いに決まってる。


幼き頃、区のホールに父に連れられて見たジュラシック・パークに魅了されて以来、ジュラシック・パークは自分の中で最高の映画の1つであり
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

これもう分からんよ…と思いつつも折り返し地点以降はそこそこ面白く見られたのでおっけー。でも分からん…

とくに折り返し地点までは謎めいた台詞だったり意味深なワードが散りばめられてて「見るの辞めよっかな
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

ネイビー・シールズの伝説のスナイパーがテロ組織のスナイパーと対決するお話。

戦場では誰もが恐れる伝説のスナイパーだけど、国に帰れば優しいパパ。
でも、段々と戦場が彼の心を蝕み、日常生活が困難になって
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

圧倒的映像美で脚本の都合によって捻じ曲げられた現実を誤魔化すことに成功した作品。
真っ暗闇の部屋の中で見ると、本当のNASAの宇宙の映像みたいに綺麗で、とんでもないところで作業をしてるんだなあ、という
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

メメントの頃から映画上で時間というギミックを使って物語を作ることの多いこの監督。

今回も時間が重要なギミックの一つになっている。ミラーの惑星では時間の流れが遅くなってて、ほんの数時間いただけで、地球
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

幼い頃に親に見せてもらった記憶のある映画。その時は冒頭のノルマンディー上陸作戦以降が地味すぎて、退屈で退屈で仕方なかったのだけど、改めて見てみるととても面白い。そしてとてもよく練られている。

色々す
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

TikTokのエモいカットトランジションのBGMに使われがちなBGM。
焦燥感を煽られる感じなのになんだか心地よくて聞いていたくなる不思議なBGM。

都会で女優をやってた小松菜奈が田舎にやってきて村
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

粋な夜電波、終わっちゃったね。

サブカルが大好きな麦くんと絹ちゃんの出会いから別れまでを描いた作品。

坂元裕二作品はなんだかんだで初めて見た。あらゆるあるあるを詰め込んで、対象とされる層の思い出を
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

なるほど。

絵は綺麗だったし、お金は掛かってるし、観客が見たいであろうシーンはたいてい盛り込んでるけれど、どこか空虚な印象だった。

悪者大集合とか、MI-6の爆破解体シーンとか、ほんとはもっと盛り
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

ゴールデン・アイから007を見始めた自分にとってMと言えばジュディ・デンチ。威厳があってちょっとキュートな女上司という感じで、ボンドの上司といえばこの方というイメージ。そんな彼女の最期が描かれる。前作>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.0

実の兄まで殺しちゃって、Part2の最後で失意のどん底にいたのに、、、がっかりだよ!

っていうのが率直な感想だった。リアルタイムで見た人は違うのかもしれないけど、ほんの数分前まであんなに絶望的なラス
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

先代のドンがファミリーを立ち上げる話と。今のドンが頑張ってる話がオーバーラップしながら進んでいく。

ヴィトの話はほっこりできて好きだし、マイケルにとっては過酷すぎる運命が待ち構え、最終的に酷い孤独に
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

インフルエンザで身体が痛くて眠れないので見始めた。

名作すぎるし、長いので敬遠してたけどやっと見ることができた。

面白い。練り込まれた脚本と、マフィアの血族のお話。意外とマフィアマフィアしてなくて
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

インフルエンザになって抗原検査キットを早く手に入れる必要があったためにAmazonプライムに登録してしまった。とうとうサブスク解禁。

デカプリオの栄枯盛衰のお話。何でも規模の大きな成功と規模の大きな
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星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.0

そういえば新海誠の作品で今作だけ見てなかった、とふと思って見ることにした。
ファンタジー的な世界観は自分は良いと思わなかったけれど、ストーリーは好きだった。
「雀の戸締まり」で本当に描きたかった路線と
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

普通に面白かった。

実際の震災を扱うというのはとても難しいことだと思うけれど、上手くストーリーの中に落とし込んであったと思う。
新海誠の手持ちの要素がどれもきちんと噛み合って上手く機能していたように
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.0

勧められて見た作品。いまさら見たけどこんな話だとは知らなかった。あの「れりごー」ってけっこう序盤のシーンだったことに驚き。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

5.0

『俺は十和子を弄ぶやつ、傷つけるやつが許せへんら憎いねん。黙って見てられへんねん』

SMバーの女王様がおすすめしてた「沼田まほかる」の映画化作品。

薄汚れてる作業着に脂でボサボサの髪の毛、粗野で不
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

原作は読んであるのだけれど、アニメは初見。
やっぱユーフォーテーブルはバトルモノを描くのが上手いなあって思った。原作のときは飛ばし読みだったけど、映画は普通に感動しちゃった。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

3度目の正直の25話、26話。

個人的には旧劇場版のが好きだな、って思うし、あれこそ自分の作品だって思えた。確かに色々と不完全なところもあるけれど、やっぱりあの話の運びがベストだったと思う。今回のは
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.0

前々からタイトルは耳にしたことがあったけど原作も実写もアニメも未視聴だったので、アニメを見てみました。
「おや?」
というのが正直な感想。確かに完成度は高いのは分かるけど、話題になるのはどうしてだろ…
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

5.0

なんかもうけっこう中盤から涙ぐんじゃってもう感情の渦に巻き込まれながら見てしまったのでそれらしいことを言えないんだけど、すごっっっっっっっっく良かった。
30代になってあの頃思い描いていた自分と現実の
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

5.0

多分だけど、けいおんの頃からやりたかった「人間を描く」ということをここ最近の京アニは達成したんじゃないかというくらいアニメマナーを守りつつ、リアルに人間が描かれている。Youtubeでも吹奏楽部経験者>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

人工知能だったり計算機科学だったりパソコンだったりの父と呼ばれてるアラン・チューリングが主人公。彼の名前は知っていたのだけれど、まさか、同性愛の罪で化学的去勢を受けた後に41歳で自殺していたとは…
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セッション(2014年製作の映画)

-

これぞ音楽の先生って感じ。
小学校の時も中学校の時も、ここまで酷くはないものの、ヒステリックに怒鳴りつけることを「指導」だと思っている音楽の先生は多く、また、いくら怒鳴られたって理解できるもんでもない
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

5.0

CIAチームがビンラディンを追い詰めていく前半~中盤と、ビンラディンを殺害するDEVGRUチームの後半の二部構成。後半のビンラディン殺害についての本は読んでいたので、なんとなく分かったけれど、捜査が暗>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

5.0

ショートケーキの上に乗っている美味しい美味しい苺がたくさん乗ってれば嬉しいんだよね?ってことで、苺だらけにしてしまったような、ゾンビ映画の美味しいところをこれでもかと詰め込んで作ったような映画。

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エル ELLE(2016年製作の映画)

5.0

フランス人って服を10着しか持ってないのに、やたらめったらにあっちこっちでパコっては面倒事を背負い込んでいるんだなあ。。。
ずっと前から気になっていた作品で、やっと見られたのだけれど、自分が思っていた
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

5.0

実話を基に作られた米軍モノって話をマシマシに盛りすぎる傾向があって、これも銃で撃たれても骨折しても走り回れる人外になっちゃってた。とは言え、タリバンに森で執拗に追いかけ回されるシーンだったり、崖から滑>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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ネット上でも評判が良かったような記憶がある本作なんだけど、自分はオープニングでテンションが最高潮になり、ズルズルと下降線を辿っていった感じがした。
主人公とヒロインのことが好みではなくて、あまり感情移
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海街diary(2015年製作の映画)

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是枝監督作品の中で、かなり評価の高い本作をやっと見ることができた。いままで「そして父になる」「歩いても 歩いても」「空気人形」を観てきているのだけれど、正直ピンとくるものがなかった。

「え?別に興奮
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