overlaidwater46さんの映画レビュー・感想・評価

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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.6

厳しい現実から目を逸らさず、生きていかなくてはいけない2人の若い男女とその家族の話。不条理極まりない世の中に、なんで?なんで?と言う辛さが常につきまとう。それなのに、ロマンティックな空気も穏やかに流れ>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

4.1

2019年1本目。家で、ワイン飲みながら、ゆるゆる見始めたら、面白いことこのうえない。食事しながらのトークシーンが、おいしそうなものだから、中断して、パスタ作って観ながら再開、ストーリーと並行して、よ>>続きを読む

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.1

理屈っぽいウディアレン最高。ダイアンキートンは美しい。最後の小話が好き。

マッチポイント(2005年製作の映画)

3.5

「シングルマン」のマシュー•グード(コリンファースの元彼)が出ていたとは!相変わらず美しい。スカーレットヨハンソンは、アメリカのペネロペクルス、ただただセクシー。(なのに、嫉妬で狂う後半はただの面倒く>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

良かった。ドラマティックになり過ぎず、淡々と、でも眩い光が散らばっていて、映像が綺麗だった。主役のレディバードがチャーミングで愛おしい。母親と繰り返してしまう喧嘩、父親との優しい関係、自分の家族と重ね>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

レイノルズ•ウッドコック(ダニエル・デイ=ルイス)が、もうカッコよくてセクシー。佇まいから表情まで、目が離せない。口数が多くなくゆっくりと話すその姿も素敵で、最初から最後までドキドキさせられた。空腹の>>続きを読む

サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.8

20代で初めて観たときよりも、今の方が共感出来る部分が多く、楽しめた。マイルスが元妻の再婚を知り、ボトルを開けてラッパ飲みしながら丘を走り回るのをジャックが追いかけ回すシーン、笑った。他にも笑えるとこ>>続きを読む

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

想像以上に良かった映画。LGBTと炭鉱の人の交流をひとやまふたやま乗り越えて、強い絆へとなっていく。1番好きと言えるほどの派手さはないけれど、確実に良作。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

最初から不気味な空気が存在していて、最後までそれは続いた。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.0

オダギリジョーは、十八番な役で渋くてカッコいい。精神を病んだ役の蒼井優は、さすがという感じで、突き抜けた演技が観れた。笑顔が本当にかわいい。ああ、でもなんだろ、昔はこういうテイストの映画が大好きだった>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラブストーリー。分かりやすくそう。男性にはわからないかもしれない。それでいい。ストーリーの中盤まで、トロトロ進むけど、それでいい。2人の気持ちが通っていちゃついてるのもいい。絶妙のタイミングで流れたM>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりに映画で‘号泣’した。まるでドキュメンタリーを観ていているかのような作品。真面目に必死に生きている人が、損をするような社会のシステムに異議を申し立てる監督からの痛烈な政府批判。日本も大して変わ>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

所謂ラブストーリー&カーアクションなんだと思うし、普段観ないジャンルだけれど、最高の音楽&映像のコラボ。楽しくて、スカッとする。ちらっと涙したりなんかして。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.1

想定外の展開もあり、想定外に涙。WFと、トーマスが部屋でなんてことのない人生相談をする度に、ワインやスコッチを飲むシーンが、やけに美味しそうで好きだった。WFの存在感が素晴らしい。

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

実際に起こったストーリー。クリントイーストウッドはこの事件にいたく感動したのではないか。表だけじゃなくて、彼らの過去に重きを置いて、丁寧に描かれていた。主役の3人を本人たちが演じているのが凄い。荒削り>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

少し期待し過ぎたかも。全体的に長過ぎたのと(実話だから、あれやこれや詰め込みたくなるのも仕方ないかもだけれど)、笑いのツボがイマイチハマらず。主役よりも、ガールフレンドのお父さんのほうが存在感あってい>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.9

やはりこれも、オープニングがしゃれてて好き。エンディングも、裏窓と同じくらい良かった。そして、個人的にはグレースケリーを越えた美しさのイブ!

マーニー(1964年製作の映画)

3.5

オープニング&エンドクレジットが好き。(カードみたいな柄がかわいい)

裏窓(1954年製作の映画)

3.7

ヒッチコック5作品目。サスペンスなのに、裏窓からの景色の色彩が、ポップでかわいかった。グレースケリーばかり、目で追いかけてしまう。本当に美しくて、この作品ではキュートさも際立っていていいな。何より、こ>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

ヒッチコック作品4本目。今のところ、これが1番お気に入り。舞台のように、限られた場所での会話シーンの繰り返しが、絶妙。グレースケリーの美しさに、うっとり。殺人を企てた夫のトニーはもちろん悪いけど、そも>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.7

オープニングから引き込まれる、斬新な映像。ただ、オチがあまり好きでないのと、主人公を健気に想い続けているミッジが報われないのが残念。

(1963年製作の映画)

3.0

ヒッチコック2作品目。鳥の群れの恐怖はすごい。それはものすごく不気味で、次の日に、東京の空に鳥はほとんど見当たらなくて、なんて平和なんだろうと思ったくらい。でも、最初にサイコを見てしまったせいか、あの>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.7

生まれて初めてのヒッチコック作品。新鮮。音楽がやたら目立つし、またそれが恐怖感を煽るし、白黒だと舐めてたら、主演俳優の一瞬出てくるいかれた表情はゾクッとなるし、つっこみどころもあるけれど、なるほどこれ>>続きを読む

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.7

これが30年以上も前の映画とは思えない。古臭い雰囲気が逆に新鮮で、重いテーマとは逆を行く、泡の音(随所で使われる!)や、オープニングとエンディングのランドリーの中でぐるぐる回る洗濯物をモチーフにしたク>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

怒りが怒りをよんだと思ったら、優しさが優しさをよぶ。これはささやかな日常でも言えることだ。誰かを思い、誰かに優しくすることが、ダメな自分を支えてくれる。余韻の残るラスト、もう少し先まで観たかったなぁと>>続きを読む

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