オバケ大統領さんの映画レビュー・感想・評価

オバケ大統領

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ハウス・オブ・ダイナマイト(2025年製作の映画)

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見終わった後の感想はオモロー、緊迫感ヤバーというアホみたいなものでした。
アメリカに向けて一発の核ミサイルが発射され、着弾するまでの18分間。その間に右往左往する政府や軍事関係者のそれぞれの心模様。1
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ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)

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終盤の起伏に富んだ長い一本道でのカーチェイス、激しいぶつかり合いがあるわけでもなく、ただ3台の車が追走しているだけの場面の緊迫感たるや。個人的にはこの場面だけで映画代半分の価値があるな。残り半分は生命>>続きを読む

ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2025年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

幼い弟が、山の中の謎の施設で、目の前で、行方不明になる。その負い目、失ったモノを埋めるかのようにボランティアで行方不明の子供を探す活動をする主人公。ある日母親から弟が行方不明になったその時が写ったビデ>>続きを読む

劇場版 チェンソーマン レゼ篇(2025年製作の映画)

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後からTVサイズに分割し放送する気満々であろう鬼滅劇場版に対し、あくまで1本の映画として構成された(少なくともそのように感じられた)作りには一映画好きとして好ましいものを感じましたね。それでいてちゃん>>続きを読む

野生の島のロズ(2024年製作の映画)

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子どもの成長と子を育てる親の成長の物語というのは昔からあるテーマですが、ロボット野生動物のペアリングというのは新機軸ですね。まあロボット(AI)は感情を持ち得るか?というのは近年のホットなトピックでも>>続きを読む

オオカミの家(2018年製作の映画)

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徹頭徹尾、不穏で薄気味悪く観客を嫌な気分にさせることに腐心した作品。造形、演出、音響などその全ての要素が悪夢的というか病的というか、とにかくこんなに手間暇かけてこんなに気持ちの悪い映像のオンパレードを>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

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劇場で見逃していたのでアマプラに来てくれてありがとう。噂に違わず見応えあって面白かったです。
いやもう日頃ネット通販を頻繁に利用する身として、販売搬送その他関わる全ての人に感謝の意を改めて感じた次第。
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バレリーナ:The World of John Wick(2025年製作の映画)

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ジョン・ウィックワールドのスピンオフということでアクション映画界の中でもフィクション寄り、というかだいぶファンタジー入ってる作品なんです。主人公が殺し屋として独り立ちして間もないものですから、結構弱い>>続きを読む

ランド・オブ・バッド(2025年製作の映画)

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こういう小粋な軽めの、それでいてしっかり面白い作品を配信スルーではなくちゃんと劇場で見れることの喜びよ。
特殊任務で戦場で酷い目に遭う若い軍人と離れた本国でドローンの操縦で彼を支援するベテラン(年齢の
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新幹線大爆破(2025年製作の映画)

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特撮のクオリティの高さとか、ことある事に出るテロップとか、樋口真嗣だなぁと思いながら、展開的には結構ハラハラして楽しめました。
犯人に関しては、辛い境遇なのは理解るけど、なんかあんまり共感できないとい
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DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

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だいたいこの手の主人公は最後死ぬか改心して終わりそうなもんだがどうやらそういう感じでもなく、太々しいまま生き残ったようでそこは新しいかも。アレが何なのかの説明が無いとかまあそれはいいでしょう、ホラーだ>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

凶悪犯を護送するためフィリピンから韓国へ向け出航した貨物船。しかし犯罪者達が船内で大暴れ、しかも船内には別のヤバい積荷があって。
とにかく俺が思う韓国映画らしく、暴力と血の量多めの話のようだなと見始め
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ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レトロ調(レトロフューチャーというのか)な世界観が今の気分にハマる。空飛ぶクルマでありながら昔風だったり、未来っぽい宇宙船だけど昔ながらのいわゆるロケット打ち上げ風景だったり。ファンタスティックカーは>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(2025年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

夏休み映画の大本命、見てきましたよ。
作画についてはもう言う事無しというかこれ以上望んだらバチが当たるくらいの凄さで、無限城の描き込みはこれ気が狂うスタッフがいてもやむなしと言えるほど。今回大きな戦闘
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スーパーマン(2025年製作の映画)

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いやあ良かったですね。偶然にも現代の情勢にガッチリ嵌ってしまったというのも「持ってる」ということなんでしょう。
ヴィランのルーサーはひたすら憎たらしく、犬のクリプトはひたすら可愛く。決して強すぎないス
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プロジェクト・ヘイル・メアリー(2026年製作の映画)

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原作出版の際にはネタバレが嫌ならあらすじも帯も読むな!くらい徹底してたのに、これから上映開始まで情報を一切入れずに過ごすなんて無理でしょ。君たちはどう生きるか並みに情報出す側が徹底しないと。
原作既読
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罪人たち(2025年製作の映画)

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ブルースに関係する作品だと聞いてはいたが、思っていた以上に音楽映画でしたね。
若きシンガー、サミーが曲を披露する場面の文字通り時空を超える演出がカッコよい。そしてその素晴らしさ故に良くないものも惹きつ
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サブスタンス(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私自身は見栄えや若さで勝負する世界とは縁遠い生き方をしている人間ですからあちら側の皆様の苦悩なんかは想像するしかないのですが、それでも終始老い、衰え、変化を認められない主人公の様を見て何とも切なく哀し>>続きを読む

サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

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とにかくもう、口は悪くて腕っぷしが強くてちょっと粗暴で態度が悪いけど、家族思いで寂しがり屋で強がりで優しいエレーナが可愛すぎる!フローレンス・ピュー大好き!
中盤、父親に泣き言こぼして励まされる場面と
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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劇場公開時以来久しぶりに見返す。
正直、俳優芦田愛菜として作品を観た記憶が無かったのでその上手さ、佇まいの良さに気付けたのがこの作品だった。その印象は現在見直しても変わらず。
原作はどちらかというと宮
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コンジアム(2018年製作の映画)

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心霊スポットからの生配信で荒稼ぎを企んだ若者がひどい目に遭うという、今となってはよくある話。登場人物それぞれにアクションカメラが取り付けられている&固定カメラをあちこちに設置している等のセッティングが>>続きを読む

破墓/パミョ(2022年製作の映画)

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親の因果が子に報い、ではないけども先祖の供養が原因で子孫の男子に不調が現れるということで埋葬をやり直す為に墓を暴いたら・・・という話から始まってさらにツイストしていくのが意外性高し。韓国のお祓いにはあ>>続きを読む

ベテラン 凶悪犯罪捜査班(2024年製作の映画)

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久しぶりにベテランが帰ってきた!ってことでね。お馴染みの面子が揃って、ドタバタな大捕物から始まるあの感じ。安心しますね。今作は格闘技バリバリの若手警官が加わるということで、アクションのレベルが1段上が>>続きを読む

ダイナマイトどんどん(1978年製作の映画)

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戦後のヤクザもんの縄張り争いのゴタゴタを野球でケリつけようや!というパワフルなストーリー。
常々韓国映画を見るにつけ、役者陣の顔面偏差値の振り幅の広さに羨ましさを感じていた(なんというか、いわゆるシュ
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

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安定の白石晃士節。キャストがコワすぎメンバーから少し豪華になり、フェイクドキュメント感は完全に無い(スタイルとしては残ってるけど)。まあ金はかけてもやるこた同じなのでお好きな人にはたまらんでしょう。

ビーキーパー(2024年製作の映画)

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ステイサム祭り第二弾。元ビーキーパーというコードネーム、現マジもんの養蜂家という男の義憤に燃えた大立ち回り。もはや養蜂家というより死神みたいな存在の男だが、ステイサムにはそれこそがよく似合う。話として>>続きを読む

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

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個人的ステイサム祭り第一弾。相変わらず海でも最強。しかし深海の水圧を何だと思っとるのかね。最近はアンハッピーエンドの作品は気分が落ちるから見たくないという人が増えているそうだが、そういう意味では絶対の>>続きを読む

ロングレッグス(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

セブンを彷彿させる暗い画面作りとか、不穏さ満点の音楽とか、初っ端の衝撃的な文字通りのワン・ショットによるつかみとか、期待させるには充分な感じだったんですよ。実際その雰囲気はラストまで続くんですけど、何>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

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突然深夜のBSで放送された本作を数十年振りに観る。当然細かい部分は相当忘れていたので改めて観ると、「教官の指導は言ってることが酷すぎて芸術の域に達してるな」とか「ほほ笑みデブの最期ってこんなだったな」>>続きを読む

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

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上映館数及び上映回数も少なくなかなか足を運べなかったが、ようやく観れました。休日とはいえ朝イチの回で6〜7割は客が入っていた感じ、しかもリピーターが多いようで熱の入ったファンが支えてますね。
実際面白
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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アマプラでの見放題が終わっちゃうということで慌てて鑑賞。個人的にストップモーションアニメ作家には無条件で尊敬してしまうので、今作にも敬意しかない。キモさグロさの中にも可愛いらしさもあり、というあのデザ>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

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もはやモキュメンタリーとかメタフィクションとかいう壁(設定)すら飛び越えてくる剛腕展開に笑った。プリキュアかよ!いやしかしどんどんサーガ化していくけどこの先楽しみだな。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年製作の映画)

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最近イマイチ振るわない印象のMCU関連作でしたが、今作は個人的にはOK!な方だと思いますよ。何がいいってスケール感が小さいのが好きですね。キャプテンアメリカというシリーズにおいてはストーリーの骨格とか>>続きを読む

ボーダーランズ(2024年製作の映画)

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何かアメリカではすこぶる評価が低いということで俄然興味が湧いてきた1本。しかし見てみると何となく低評価の理由も判るというか。何だか今までの同ジャンル作品の寄せ集め的な適当感というかやっつけ感が滲み出し>>続きを読む