koofさんの映画レビュー・感想・評価

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音楽(2019年製作の映画)

4.1

音楽もだけれど、それ以上にアニメに対する創作意欲の衝動のようなものを感じた。あの三人組が「あー映画のタイトル決めてねーや」「忘れてた、何にする?」「音楽は?」「決まりだな」という5秒で完結する会話をし>>続きを読む

子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.5

苦しい。姉が弟を揺らして泣き止ませるところや、弟のミルクをのむところ。
母が風呂場で娘を殺すとき、洗濯機の音が鳴る。俯瞰の洗濯機。
多少演出が過剰なとこがある。弟の死体に向かってハッピバースディトゥー
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.2

オフの使い方が良い。映画だから、フィクションだから描ける三角関係の自分以外の二人の空間を極力描かないことで、想像させ、そして空気で伝わる。シーンで描くのではなく、空気で描いている。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.1

このラストシーン見たさに、つい見返してしまう。脱獄がクソちょろいのが最高。

ヘドローバ(2017年製作の映画)

3.2

理世ちゃんの、ホンユニちゃんのケツに殺られます。映画をぶっ壊す悪ふざけ度はキンフーをも超える。銭湯でのチンコ祭り&大乱闘はさすがです。ヘドロで全部ぶっ壊した後に脳裏に残るのはチンコかケツか。僕はケツ派>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.7

冒頭は遊園地での沙織と主人公(実父)で始まる。沙織は、大人びていて、気が遣えて、ダメなパパを困らせない賢い子だ。この遊園地の一連のシーンは、親子で遊んでいるというよりかは、デートに来ているカップルみた>>続きを読む

ひかりをあててしぼる(2015年製作の映画)

2.4

垢にまみれたテーマをなぜ今やるのか。
その意味があるんだろうと、それだけを希望に観たんですが、うーん…。
狂気が見たいなら、韓国映画観ようよってなりますね。

忍成君が死んだ後なんて、狂気に堕ちた妻
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.9

夏になると見返したくなる作品。

ホテルで希和子が、泣いている薫をあやそうとするが、泣き止まない。自分の乳房に薫の頭を近づけるもちろん母乳はでない。ついには貴和子までも子供のように泣きだしてしまう。こ
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14の夜(2016年製作の映画)

3.5

あれだけおっぱいに取り憑かれているのは、健全な証なんだと思います。中学生男子として真っ当です。ピュアです。

不良でも、運動神経抜群でもない主人公たちは、見下していた映画部が賞を受賞したことにより、自
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花に嵐(2015年製作の映画)

3.6

フェイクドキュメンタリーチックな作品。映画というよりは何かを見てしまったという感覚。映画を丸裸にしたような何かを見てしまった。まぁ映画なんですが。
「やり方が分かるからやるんじゃないでしょ?やりたいか
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

懐かしくなって見返しました。
幼少期はよく呆然と何かを見つめることが多かったが、大人になるにつれて減っていった。
一方、フォレストは大人になっても眺めることをやめない。恋人を想い星空を見上げたり、何年
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.6

圧巻のジーナ・ローランズ。
彼女の全ての行動の源は愛である。
誰もを愛そうとするが、その愛は決まって否定されてしまう。”病気じゃない人”からしたら、彼女の行動は常識外。彼らは勝手に同情して、憐れむ。誰
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FAKE(2016年製作の映画)

3.8

何が嘘で、何が真実か。それは誰にも分かり得ない。だが信じることは自由だ。映画の終盤で「僕はふたりが撮りたいのかもしれない」と森達也は言った。佐村河内夫妻がふたりで生きてきた時間だけは紛れもなく真実であ>>続きを読む