電楽サロンさんの映画レビュー・感想・評価

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー(1993年製作の映画)

3.9

面白かった!総督官がちゃんと強いところが好き。部下の鷹爪拳使いも良かった。
出てくるキャラクターのほとんどがめちゃくちゃ強いカンフー使いだったので、アクションに見応えがあった。

ワイルドバンチ(1969年製作の映画)

3.9

面白かった。よく笑う映画だった。同じ笑うでもたくさん感情が表れているように思えた。
最後の仕事であるはずの強盗で騙された後、パイク達は冗談を言い合って笑う。米軍の武器を手に入れた後は、酒を回し飲みしな
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白かった。
華やかな大富豪の生活と湿って生臭い関係が面白かった。前半までの印象と後半からの追い上げるような展開が心地よかった。ラストシーンは最近見た中で一番好きかもしれない。
『聖なる鹿
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コンペティション(2021年製作の映画)

3.8

面白かった。起業家の気分で人生がめちゃくちゃになる。
イバンの表面だけ繕ったような小物感と、フェリックスの見たままのあほさが繋がって、ローラの「二人は元々ひとつだった」話にリンクしているのがよかった。
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。2秒に一度ボケないと死ぬ映画。私は真顔で馬鹿なことをする映画が大好きなので本当に楽しかった。あり得ない距離で拳銃で三回外す刺客と字幕で死ぬ広告屋が好き。会議室は言わずもがな。ト>>続きを読む

ハブ・ア・ナイス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白かった。幸運を見つけても手からすり抜けていって馬鹿みたいな死に方をする。手に入れる前から浮かれだすバイクカップルが良かったです。ラストシーンもバチっと決まった良い映画。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白かった!!序盤の主人公のドライブテクニックで度肝を抜かれてしまった。ドラマパートも冗長なところがなくテキパキと話が進んでいくところも良かった。カーチェイスがちゃんと面白く、アクションも>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.7

面白かった。ずっと爆発してなんかでかい爆弾が転がって街がめちゃくちゃになる…。
シリーズが熟して無からキャラクターを生み出されたジェイソンモモアが最高だった。典型サイコキャラに堕ちそうなのに、筋肉でポ
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ヘル・レイザー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。セノバイト達の姿がカッコよく、資料集で見たくなる。神経巻き取り機も本当に痛そうで、高級感のある絵と嫌な機械が楽しめる。
主人公のせいで弟も弁護士も痛い目を見るのが面白かった。なので、どんど
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.5

面白かった。来るべき破滅に対してオリジナルの回避方法をつくりだし、周りから白い目で見られる人が、私は好きなんだと気づかされました。

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

隠れて生き物育てる系の話は、バレてしまう緊張感で見続けてしまう。ハッチングは怪異と母親の性格の悪さが合体してとても厭な話になっていた。終わり方が好き。

男組(1975年製作の映画)

3.1

敵の四天王、相撲部の大田原が特に良かったです。負けに負けを重ねて額に犬の文字を彫られる始末なんですが、プラチナのギプスをつけて蘇る。自分を負かした技の対策をして主人公に挑み、主人公との決着か、ボスの命>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かったです。長いから尻込みしてましたが本当に観てよかった…。
全体的に描写がギリギリまで切り詰められており、感傷的になりすぎず、乾いた印象を持ちました。
短いシークエンスがみっしりと詰
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必殺女拳士(1976年製作の映画)

3.8

面白かった。親の敵討から、お前は父親の敵討で人生を終わらさず、ちゃんと生きて帰ってこいと言ってるのが良かった。
佐藤蛾次郎がベストアクターだった。次点で絶対に弱そうな空手家の人も良かった。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

良すぎる。未来の呪いの人形の話。
ミーガンの登場シーンが全部素晴らしく、霧に立つミーガン、踊るミーガン、ピアノを弾くミーガンとどれも「出たぁ!」っとなれてよかったです。
ジェマが親になろうと向き合うの
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白かった。
自己中心的な男がとんでもないことに巻き込まれて最高の男になる。
普段全く見ないタイプの映画だったけれど、フィルの内面の変化に目を離せずずっと観ていられた。この手の話でやって欲
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

凶悪犯を護送する船が乗っ取られてしまった!生き残った警官たちは犯人たちを撃退しながら船を取り戻そうとする。一方その頃、護送船最下層には謎の集団がおり、檻にいれた怪人を保管していた…。

景気良く人が死
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

面白かった。
仮面ライダーがそのままテーマになっている。赤いマフラーを巻いて悲しみと人への希望を抱きながら暴力を行使する者こそ仮面ライダーなんだよ、とずっと語りかけられている気がした。
仮面ライダーの
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的な絵の圧力と「分かれ」と言わんばかりにガンガン話を進めていく力があり、面白かったです。

あらすじ
戦争で母親を失った少年、眞人が東京を離れて大きな屋敷に引っ越してくる。父親の再婚相手とは馴染め
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帰ってきた女必殺拳(1975年製作の映画)

3.6

女必殺拳の三作目。
香港と日本のハーフ、紅竜が失踪した幼馴染を探すべく横浜に降り立つ。幼馴染が消えたクラブに向かおうとすると、謎の拳法使いが紅竜を襲う。なんとか勝利するも、紅竜の存在を知った暗黒街のボ
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女必殺拳 危機一発(1974年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった。
志穂美悦子が攫われた旧友のため日本に帰ってくると、謎拳法軍団と戦う羽目に!
私はこういうことを一生懸命やって面白くしてくれる映画が大好きだ。モンゴルに謎拳法はないし、戸隠の山
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.3

続編への気合がすごくて単体で見るとそんなにハマらなかった。
前作からスケールが大きくなってペク氏の関係の人がどんどんやってくる。色んな研究所からやってくる新たな超人たちは残虐で強く、かっこいい。だけど
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白い。前作から続きマ・ドンソクが出て悪人を叩きのめす。
マ・ドンソクのフィジカルを完全に信頼した映画なので、その格に見合わせる為にラスボスに前もって殺し屋を10人ぐらい殺させてた。それで
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃよかった。好きな話。
スランプに陥った画家、デジーは再起のためにドラッグを使う。デジーは再び絵を描きはじめるが、その間の記憶を失ってしまい、やがて血と狂気の妄想にとらわれていく。
途中まで
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

良かった。見る前はうだつの上がらない教師が酒を飲んでサクセスするテンションの高い話だと思っていたけど、ちゃんと酒を飲んだことによるしっぺ返しを食らって返ってこない時間へ向き合う真剣な映画だった。
マー
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.0

めちゃ面白かった。話が作り込まれていて二転三転する事件の展開で集中して見られた。マチューは仕事のプロではあるけれど倫理観が壊れており、最後まで見届けないと…と思わせる魅力があった。
親しい仲の人々に冷
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.7

良い映画。事故によって家族を失った父親が復讐を果たすために不器用な大人たちと力を合わせる。あらすじを書くと復讐アクションものなのに、失ったものへ向き合う姿勢と他人に助けを借りることの大事さがテーマにな>>続きを読む

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

3.8

面白かった。語りがとても乾いており、緊張感を持ちながら見られた。冒頭の脱獄シーンと森での追走劇が好き。ジョン・デリンジャーの気障な言い回しや立ち振舞いがずっとカッコよく、シンジゲートを弾き出されて落ち>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

めちゃ面白かった。じっとりしたタイの風景と気の沈むストーリーがとても合う。取り憑かれた娘がどんどん正気を失ってく様が生々しい。
こういう人の力じゃどうしようもない祟りとしか言えないものに巻き込まれてい
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子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

3.7

面白かった。
阿波藩の特産である藍染技法を手に入れた男が高松藩へ逃げ出した。阿波藩と犬猿の仲である高松藩は、男を幕府に渡そうとしている。そうなれば、阿波藩は藍染の技術を失い、藩の存続が危ぶまれる。そこ
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ビヨンド(1980年製作の映画)

3.7

緊張感の続く画とゴアがたくさん見られた。正直話の筋を全然追えなかったけれど、節々で見られるゴア描写や終盤にかけてえらいことになっていく様は楽しかった。自分の預かり知らぬところで、どんどん事態が悪化して>>続きを読む

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.6

面白かった。中盤までが若干退屈だけれど、冒頭からやばい殺人鬼が出ていたことで信じて観られた。ラストも好き。短い映画はこのくらい気持ちいいラストカットになってるととても嬉しい。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.1

異常者が真顔で異常な理論を振りかざす映画は総じて面白くなる。プロがプロの仕事をする話も面白くなる。その二つを併せ持つ本作はもちろん面白くなっている。
孤島のレストランという一つの舞台だけで100分飽き
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ある会社員(2012年製作の映画)

3.6

面白かった。表向きの会社員パートを削り、初めから死をたくさん見せてくれるソリッドさが良い。この手の映画である「どうですか、裏は殺し屋で劇的でしょう!」という演出がなく、主人公は淡々と出勤して殺人を請け>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白い。
連続誘拐殺人犯に捕まった主人公が黒電話から聞こえる殺された少年たちの声を頼りに逃げ出そうとする話。
こうしてひとまとめに説明できるくらいにコンセプトがばっちり決まっており、期待以
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった。バスケの熱気、緊張感が伝わってきて鑑賞中映画チケットを握り締めすぎてぐしゃぐしゃになった。無音の演出ってこの映画のためにあったんだなぁと思うくらいに熱かった。
ストーリーも山王
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