とむとむさんの映画レビュー・感想・評価

とむとむ

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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

おめぇもボスになったんだろぉ?このがれきの山でよぉ!?
が最高の煽り文句。

製作当時の近未来を舞台に、様々な社会的なテーマを織り込みながら、金田と鉄男の勝負を描く。
主人公たちの知能レベルが低すぎて
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.8

大学の授業で五分みてから四年越しでの鑑賞。TSUTAYAになくて諦めてたのが、NHKでやってたので迷わず録画。

フレンチポップカラーに彩られた美しい画面構成と、緻密なストーリー。覚えやすい音楽に、伏
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.1

スターチャンネルで途中から観た。
上海の租界に住む裕福なイギリスの少年が主人公。日中及び太平洋戦争を背景に戦争に翻弄され、家族と離れ離れになりながらも逞しく生き抜いて成長していく少年を描いた作品。主に
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コンタクト(1997年製作の映画)

4.5

宇宙人のとのコンタクトを目指す科学者とそれに関わる人間を描くヒューマンドラマ。科学と宗教が大きなテーマになっている。純粋に真理を追求することは果たして正しいことなのか。古くはプロメテウスから原子力にい>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

過去の思い出、友人、妻そして住んでる街そのもの全てが作り物だとしたら。
そんな空想は誰もがしたことがあるだろう。
それをテレビ局が一つの番組を通しておこなっていたらというストーリー。
主人公はお調子者
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セブン(1995年製作の映画)

3.6

ブラピ、モーガンフリーマン、ケビンスペイシーらの演技が光る重厚な映画。
終始緊張感を失わず、地道な捜査を描いている。
ただ、ラストについては伏線あっただけにモーガンフリーマンが初めての発砲で犯人殺して
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

ホラーならリアル系や心理系が好きなのだが、その中でも特に気に入った。

まず、主人公(エスターを主人公とする場合)がものすごく可愛い。そして演技が上手い!(映画の中でも女優としても)
そして、一切容赦
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.5

ハリウッドゾンビ超大作。
ゾンビが凄すぎて、もはやギャグ映画。
音立てるな言ってるのに電話かける家族、一体何人が犠牲になったのか。
音立てるな言ってるのにカラオケ始める難民たち。一体何人が犠牲になった
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ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.7

個人的には傑作。
ゾンビを痛快に殺しまくったり、迫り来るゾンビに恐怖することを期待すると空振りにはなる。

一応ゾンビ化することは薬で止められるようになったけど、薬の製造が追いつかなくなってきた状況の
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サベージ・キラー(2013年製作の映画)

2.5

ゾンビものに久しぶりにはまったのでその流れで鑑賞。
全体的には恐ろしく低予算。
ただ、ヒロインと婚約者のロマンスやアパッチの復讐、南部の差別意識とか様々な要素を織り交ぜながらちゃんとスプラッターホラー
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デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)

3.0

B級としては満点。
スピード感溢れる展開、かわいいヒロイン、ギャグありながらも適度な緊張感、手抜きなオチ。
素晴らしいB級加減。

ゾンビが高速なのは結構怖い。
ただ、解決策ないのは辛すぎる。
どう考
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.0

漫画原作の映画は基本おもろしくない。漫画のスピード感や緊張感を表現できないからである。この映画ももちろんそうである。

ただ、菅田将暉を始めとする俳優たちのシリアスさを残したままのギャグ表現は非常に良
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.2

お洒落で華やかな光の顔と悪臭漂う闇の顔を併せ持つ18世紀のパリ。その闇の側で生まれた主人公が、生まれ持った超人的な嗅覚でパリで随一の調香師にまで上り詰め、いまだかつて誰も作れなかった究極の香水作りに挑>>続きを読む

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

4.7

地味に原題が気になる。
An officer and a gentleman
womanとかじゃないのか。
邦題も見事だけど原題も魅力的。


トップガンと並ぶ傑作青春軍隊もの。
過去のトラウマを抱え
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.0

あらすじ
デトロイトの優秀だが奔放なアクセルの元に少年時代の悪友が訪ねてくる。刑務所から出たばかりなのに妙に羽振りのよい友人。ビバリーヒルズの画商に雇われていたと言っているが、なにやら不穏な雰囲気。し
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

ララランドが好きだったことと、前評判が高かったことで観に行った。
結論は完全に期待はずれ。ただ、観るなら絶対に映画館で観るべき映画なので行ったのは良かった。

ストーリーとしては王道で、アメリカンドリ
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評決(1982年製作の映画)

4.3

法学を専攻していたことから興味をもって鑑賞。

正義感が強く優秀な弁護士で出世街道を歩んでいた主人公は、とある陪審員買収事件に巻き込まれる形で、表舞台からは追放される。葬式に潜り込むなど生活のためなら
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冒険者たち(1967年製作の映画)

5.0

大学の授業の参考リストから鑑賞したのが最初のきっかけ。

まず、主要人物はどれだけ道楽者たちなんだよってつっこみたくなるがそれはさておき

飛行機、自動車、賭博、バイク、恋愛、友情、義理、銃撃戦、南国
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レッド・オクトーバーを追え!(1990年製作の映画)

4.2

幼稚園の時父親が観ていたのを思い出し鑑賞。安かったしね。

ソ連の最新鋭潜水艦を追う情報分析官。その潜水艦が目的不明のままついに出航した。突然消える潜水艦。同時に出撃するソ連の艦隊。これは核戦争の序曲
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ウィッカーマン(2006年製作の映画)

3.0

ニコラスケイジのホラー映画。
元嫁からの手紙で失踪した娘の捜索を依頼される。舞台は陸から離れた孤島、島の実権は女性が握っておりすべての人が真実を語らない。

設定としては王道で、映画の演出もミステリア
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クジョー(1983年製作の映画)

1.1

泣き叫ぶだけでイライラさせる子供。か弱すぎる母親、役に立たない父親。全く回収されない伏線。
二度とは見ない映画。

唯一まともな演技をした犬に敬意を評してプラス0.1

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.2

原作が好きなので映画館に行った。
始終派手な演出なしで会話劇に徹しているのは非常によい。
ジョニーデップは悪目立ちせずに良い雰囲気を醸し出していた。
ただ尺がもう少し長ければ、個々の人物像をもう少し丁
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ザ・セル(2000年製作の映画)

4.0

職場の先輩から伝え聞いて、Amazonプライムで視聴。

人の夢の世界を表現するために色彩と衣装とモチーフを活用した映像世界は圧巻。
映像ばかりに注目しがちだが、ストーリーも秀逸。犯人と主人公はもちろ
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