50Kenzoさんの映画レビュー・感想・評価

50Kenzo

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キッド(1921年製作の映画)

4.0

母親に捨てられた赤ん坊を育てる、貧しい男のお話。

子役の男の子が表情豊かでかわいかったです。なんかもう微笑ましくて、ニコニコしながら観てました。

ドン底の貧しい暮らしを悲劇と感じさせず、面白おかし
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影武者(1980年製作の映画)

4.0

武田信玄の影武者に仕立て上げられた男と、武田家の盛衰の物語。

黒澤明監督作。徐々に自我が信玄に引っ張られていく主人公を仲代達矢が演じてます。

客観的に物事を描くような、遠目で突き放したようなカメラ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

192分に恐れをなしつつ、IMAXレーザーで観賞。前作の予習は必須です。

体感する水族館という感じで、3時間があっという間でした。ぜひ大きな画面で3Dでの観賞をオススメします。トイレ対策に水分補給の
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.5

逆上するとサディストの本性を現す泣き虫の殺し屋イチと、全身ピアス&傷痕だらけのマゾヒストヤクザ垣原の物語。漫画が原作です。

原作の印象深いエピソードをつまみ食いしつつ、最初から最後まで描く構成。原作
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.0

飛行機事故の生存者をカウンセリングする主人公。生存者が一人ずつ消えていき、やがて明らかになる驚愕の事実!

序盤はサスペンス、そのうちロマンス路線で、どこに着地するかと思ったら某有名作の二番煎じでした
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

リーマンショックで商売上がったりなストリップダンサーの皆さんが、昏睡強盗に手を染めます。

犯罪モノではあるんやけど、社会からはみ出し気味な人たちが疑似家族を作るお話でもありました。どこか「万引き家族
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

IT富豪の島に集った友人たちと探偵一人。徐々に過去の因縁が明らかになり、そして起こる1つ目の事件。。。

主人公だけそのままで、新たな事件に挑む2作目。曲者揃いは相変わらずで、舞台設定も相まってよりコ
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

4.0

プロの投資詐欺師が、出会い系サイトで知り合った年配女性の資産を狙うお話。

イアン・マッケランが強欲親父、ヘレン・ミレンがターゲットにされる女性を演じてます。

ネタバレせずに観た方が確実に楽しめる作
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

スランプ気味の小説家を悩ませる、朝も早よから爆音で布団を叩きまくるとなりのオバさん。オバさんをネタに始めた連載が、とんでもない騒動を巻き起こす。。。

ちょっと歩み寄れば分かり合えたはずの不寛容から生
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

3.5

イエメンの大富豪からの、砂漠に鮭の釣り場を造る依頼。荒唐無稽な話のはずが、なぜか国家的なプロジェクトに。。。

無茶振りに翻弄される2人を、ユアン・マクレガーとエミリー・ブラントが演じてます。若干コメ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

高校野球の一回戦、応援席の片隅でたたずむ高校生たちの人間模様。

直接野球の試合は映さず、ほぼほぼ観客席でお話が進むのが面白い構成でした。ポルノの帝王城定監督が、まさかこんな作品を撮るとは(-_-;
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

4.0

麻薬組織に息子を殺された父親が、復讐に燃えるお話。

主人公は雪上作業員と言うことで、パワー系で狩りのスキルもありますが、いつものリーアム無双とは一味違う作風です。

どこか「死」を突き放した客観的な
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

日常に退屈しているヤンキー3人組が、バンド活動に目覚めるお話。漫画原作は未読です。

適当な楽器で音合わせしたらハマった、てことで楽器構成も型破りなら、楽曲も型破り。細けえことはいい、やりたいからやる
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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官(2009年製作の映画)

4.0

アメリカの在留資格をめぐる悲喜こもごもを描いた群像劇。

偏見からテロリスト扱いされて強制送還される学生、離ればなれになる家族、在留資格欲しさに堕ちていく者。移民を食い物にする小悪党。。。

ほのぼの
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ハリエット(2019年製作の映画)

4.0

奴隷生活から逃亡し、北部に奴隷を逃がす地下組織の活動家として生まれ変わった、伝説の女闘士のお話。

伝記物は割と人間臭いものが多いんですが、神のお告げが見える女性ということで、本作の主人公はカリスマオ
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キリング・ガンサー(2017年製作の映画)

3.0

裏社会で名を上げるため、伝説の殺し屋に闘いを挑む殺し屋達のモキュメンタリー。ゆるめのバイオレンス・コメディです。

しばらくはシュワちゃん出る出る詐欺が続きますが、確信犯でネタにしてます。とはいえ、満
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

通勤電車の帰り道、家族を人質に無茶振りされるリストラオジさんのお話。

終点までにとある人物を見つけ出せと命令された主人公が、元警官のスキルを生かして徐々に範囲を狭めていく展開はスリリング。「96時間
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マニアック(2012年製作の映画)

3.0

女性の髪に執着する、猟奇殺人鬼のお話。イライジャ・ウッドが殺人鬼を演じてます。

まさかの主人公が殺人鬼で、しかもほとんどが一人称視点。殺人鬼の気分でストーリーを堪能するという稀有な体験が味わえます(
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.0

壇一雄の同名作をモチーフにした、大林宣彦監督の作品です。

太平洋戦争前夜の若者達を描いたドラマなんですが、「HOUSE」と同じくらいぶっ飛んでました。

40代の役者が10代の青年を演じ、前衛的とし
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

5.0

予告編で泣きそうになったブラックパンサーの続編。現実の悲劇を反映した追悼映画になってます。

資源問題や憎しみの連鎖を描いたシリアスな内容。ワカンダと敵対するとある国も、そこまで悪い存在でもないため観
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.5

税関で働く、見た目が個性的な税関職員の日常を描くお話。

観ている人間の先入観や価値観を揺さぶってくる作品でした。何一つ確実な事実はなく、最後までどこか居心地が悪くて不安なまま(-_-)

北欧らしい
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.0

チンピラに殺し屋として育てられたお姉さんが、国家情報院の工作員にスカウトされるお話。

細切れの回想シーンがちょいちょい挟まり、正直ストーリーは分かりづらいけど、アクションシーンは斬新。

ビルの側壁
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

人里離れた無人島から、万能死体と共に故郷に向かう青年のお話。腐敗ガスで爽快に海面を滑走しながらタイトルがババーン!最高。

飲料水も生成し、コンパスの役目も果たす死体と一緒に旅しながら、イケてない主人
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.5

ちょっと残念な邦題はさておき(-_-;

リベラル派の牙城として、最期まで現役で最高裁判事を務めた、RBGさんの若き頃のお話です。

当時の法曹界はとんでもなく男社会で、成績優秀なのに弁護士として雇っ
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斬、(2018年製作の映画)

4.0

江戸時代末期、農村で用心棒として暮らす若い浪人が色々巻き込まれるお話。塚本晋也監督の最新作です。

人を斬るための道具、刀とは一体何のために存在するのか、と批判的に問いかけている作品なのかな、と。
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英雄の条件(2000年製作の映画)

3.5

暴徒に襲撃されたアメリカ大使を救出する際、群衆への発砲を命令した指揮官が裁かれるお話。

やらかした指揮官がサミュエル兄貴、弁護士がトミー・リー・ジョーンズです。戦闘シーンは序盤のみ、あとは軍事法廷で
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ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄(2015年製作の映画)

3.0

ハロウィンの夜、息子が失踪してしまったニコラス親父のお話。

失踪の原因となった何者かを突き止めるオカルトな展開なんですが、時々起こるイベントの内容が薄い。。。頑張って雰囲気出してるだけに残念です。
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13デイズ(2000年製作の映画)

4.0

キューバ危機の顛末を、アメリカ側の視点から描いた政治ドラマ。

アメリカ内部も強硬派と穏健派でせめぎあい、嘲笑うように発生する偶発的な事件。意思疎通が満足に取れない国相手に、文字通り全世界の運命を背負
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

大人気ベストセラー小説の世界同時発売に向けて集められた9人の翻訳家達。万全の管理体制のはずが、Webに原稿が流出し。。。

原稿を盗んだ犯人は誰だ!なお話です。9人ともキャラが立っているので、やり取り
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将軍の娘/エリザベス・キャンベル(1999年製作の映画)

3.5

陸軍基地で全裸の変死体で発見された女性士官。そして軍内部の捜査を任されたジョン・トラヴォルタ。曲者な表情がハマってます。

本当にありそうな、軍の暗部に切り込むサスペンスです。こんな内容でよく撮影許可
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.0

子供の頃、恐ろしくて観られなかったことを思い出しつつ、40越えて初観賞。

テレポートの実用化を目指す研究者が、うっかりハエとフュージョンします。身も心も、ジワジワと別の何かに変わっていく過程が、おぞ
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勇者たちの戦場(2006年製作の映画)

4.0

イラク戦争の後遺症に苦しむ帰還兵と医者のお話。

序盤にイラクでの出来事が描かれ、そのあとはそれぞれの日常が続きます。当事者にかなりリサーチしたと思われる、地味だけど地に足のついた展開に思わず観入って
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.5

スティーヴ・カレル主演のスパイコメディ。スタイリッシュなレスリー・ニールセンの映画観てるような感じです。

アン・ハサウェイが出てたことにビックリしましたが、目鼻立ちがはっきりしてるので意外とコメディ
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

シリアでの取材中に命を落とした戦場ジャーナリストのお話。戦場で虐げられた一人一人の物語を描くような記事が多かったそうです。

ひどい現場を見過ぎたことが原因でPTSDに苦しめられても、彼女を駆り立てた
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.0

極地で飛行機が不時着し、一人でサバイバルするマッツ・ミケルセン。

ほぼ全編、マッツの一人芝居が堪能できます。高いサバイバル能力は感じられますが、特に背景は説明されず、淡々と自然と向き合う姿が描かれま
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その女諜報員 アレックス(2015年製作の映画)

3.5

銀行強盗でうっかりヤバいブツを盗んでしまい、さらにヤバい人達に追い込みをかけられるお話。

ちょいちょい荒いところはありましたが、「96時間」ばりのスピード感で楽しく観られました。オルガ・キュリレンコ
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