親知らず痛夫さんの映画レビュー・感想・評価

親知らず痛夫

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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ただ親の都合で移住することになっただけの単なる偶然を、24年という時間が運命と錯覚させてしまったに過ぎないと自分は思ったのだけれど、

その偶然を半ば無理やりに運命と解釈するのはめっちゃ人間らしいなと
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

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どこでベネデッタが正体を漏らすのだろうと思いながら観ていたら、
最後の最後まで自分のスタンスを貫き通して終わったので超凄かった。
こんな人には絶対勝てん。

バービー(2023年製作の映画)

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キュートでラブリーな『バービー』にゴリゴリの皮肉と風刺を詰め込んできたのは楽しい裏切り。

底抜けに明るいビジュアルと、あなたはあなた。的な着地はアメリカ人好きそうだなーって思うけど、
実際この映画で
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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向かってくる敵を倒すことのみが行われ続ける映画なので、現象を追うことにジョンウィックよろしくヘトヘトになりました。

個人的には1〜2あたりであった裏社会ルール描写がもっと欲しい。。いや面白かったん
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

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チンピラがレストランで起こす一悶着をじっと見つめているマッコールさんをカメラが捉える瞬間が最高過ぎて爆笑してしまった。

相手の1歩先、常に先回りをするマッコールさんの仕事感は是非我々も参考にしたい。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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同じ監督で3部作を撮り切ることの良さが最大限に活かされた素晴らしい完結作だった。

特にジェームズガンは、ウェット全開のガーディアンズ2と悪趣味全開のスースクを経て、ビタっと間を取ったピースメイカーと
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怪物(2023年製作の映画)

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第1部・第2部がサスペンス的に面白過ぎるが故に第3部は少しボーッとしてしまったんだけど、
鑑賞後に映画のテーマを理解しようとする上で、3部における子ども達の物語は特に重要で、この構成は必然なのだと気づ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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ジョーダンが神になる未来を知っているからこそ、チームナイキにめちゃくちゃ感情移入してしまった。

社長のフィルは自伝を読むとかなり変わっていて(会社が潰れそうな時に突然世界旅行に飛び立ったりする)緊張
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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世界観構築の手際が良すぎる。
こんな素晴らしい映画を作ってくれてありがとう。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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もっともっと現代に落とし込む形で新解釈を観せてほしかったので、中々どうして…となってしまった。
シンゴジ的なアプローチを期待しすぎた。
ただこの庵野秀明に振り回される感じはそれはそれで楽しいかもしれな
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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そうきたか〜!って言いたくて観に行ったので、そういう意味では良い!

ただもっとエスターのパーソナルな部分で驚きたかったので、
あくまで彼女を取り巻く状況がストーリー上のツイストになっていたのが少し残
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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バカバカしくも壮大でカオスな世界観と、小さくて身近な物語がバッチリ融合していて楽しい。

大規模で派手な他のマルチバース作品と違って、A24ぽい独特なインディーズ感が個性として際立っていてナイス。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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映画神フェイブルマン君の伝説が今始まる!
みたいな感じで良かった。

人の人生を左右させてしまうほどの力を持つ"編集"とはまさに神の一手。

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

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撮影、美術、ライティング。画面に収まるもの全てが超イケてた。

人生を映画になぞらえる理屈としてフレームレートをもってきたのはなるほどと膝を打った。
物語への落とし込み方も綺麗だったし、似たテーマのバ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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スリービルボードといい、本当に良い画を撮る監督だと思う。
独特なセンスをお持ちで羨ましい。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

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次のラスボスがこんなんで大丈夫か!?
とあえて思わせるのが本作の狙いっぽいというレビュー動画を見てちょっと納得。
映画は普通。

バビロン(2021年製作の映画)

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壮大なテーマと思いきや、いかにもチャゼルっぽい人間ドラマだった。

エターナルズ(2021年製作の映画)

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ヤバかった
多様なキャストがこんなにも当たり前で特別に描かれてるのが幸せでたまらなかった。
クロエジャオの撮る風景がいちいち刺さりすぎる。助けてくれ

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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こんなにみんなが優しい世界なんてあるわけないじゃんと思う一方で、映画でぐらいそんな素晴らしき世界を観れたって良いじゃん。って思うじゃん。

自分の正義感にフタをしながら生きることが正しく生きるというこ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

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いろんなジブリ×君の名前で僕を呼んで
的な、手堅い感じのピクサーだった。
ジュリアの家の猫がジブリを全て背負ったかのようなジブリっぷりで、
そのジト目を持ってきたか!よく見てらっしゃる!ってなった。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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MCUを定期的に摂取しなければ落ち着かない身体になってしまったこの10年程なので、もはや面白いか面白くないかというよりは、
「MCU観れた嬉しい」
くらいの思考停止加減なんだけど

ちゃんと考えてみた
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

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映画のシステム上、登場人物達は生活レベルが期間限定で昇降するから、
それぞれが上下の階層に想いを馳せれるけど、

現実社会は生まれてから死ぬまでずっと1階、
ずっと200階の人間がいたりするわけで、そ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

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なんで民間人が?とか、敵の姿明かさないのなんで?とか。
こっちの感じる疑問と同じ疑問を映画の中の誰かがちゃんと感じていて、都度しっかりQ&Aがあるのが良かった。

しかも、その場で説明がある場合はしっ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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説明無く振り回される感じが最高だった。
あらゆるシーンの冗長さがむしろクセになる。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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スーパーヘビーだったけど超面白かった。
あくまで全員演技で周りにはカメラがあってスタッフがいて…とか思わないと観てらんなくなるくらいリアル。

こういう映画でちゃんとカメラが低めの子供の目線で撮ってて
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影踏み(2019年製作の映画)

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映画の出来の是非は置いておいて、
クイーン・オブ・幸薄の尾野真知子が今日も最高だった。
昔の男が全員捕まってて団地かボロアパートに住む尾野真知子の映画何本あんだよ

僕だけがいない街(2016年製作の映画)

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「雛月の未来を救おう」ってセリフで犯人も過去に戻れんのかって思って時空ジャンプ合戦が見れるかと思ったけど違った。
映画は超面白い。

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

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キャストが端から端まで豪華すぎてウケた。松坂桃李→山崎賢人→菅田将暉の凄まじい流れで出てきた4人目の彼は誰だ?

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

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4時間!4時間の映画を初めて観ました。
劇場版よりもダークでシリアスだったけど、
DCはやっぱりこうでなくちゃあな!とか思えるくらいにはノーランとザックに染められてる自分がいることに気づいた。
単純比
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

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事の発端が極めてくだらなくて良かった。
テーマとビジュアルに重きを置きすぎてストーリーはそんなに頑張れてない感じはとてもザックスナイダー的だと思うし、
公私共にいろいろあった彼がのびのび映画を作って楽
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オキシジェン(2021年製作の映画)

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主人公と一緒になって謎を解いていくのがこのジャンルの醍醐味だと思うので、レイトショーで孤独に観たかったなって思ったらそもそもネトフリ映画だったし、
もはやこの規模感の映画は配信前提じゃないと製作されな
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