栗田真帆さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

栗田真帆

栗田真帆

映画(961)
ドラマ(0)
アニメ(0)

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.8

おじいちゃんと自転車の練習をした事、びっくりするくらい思い出した。初めて乗るには狭すぎる公園で、支えてくれてたおじいちゃんの手が離れる瞬間の恐怖と、背中に感じる視線の安心感◯
難しいところもあるけど、
>>続きを読む

映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風(2016年製作の映画)

4.0

ももちゃんおすすめの、いのちの映画。人間の魂の根源を映し出す。青葉市子さん最高です、
和歌山の御燈祭の《去年の自分を焼き尽くして、今年の自分に生まれ変わる》は新鮮な概念だ〜!鑑賞後に肩の荷が降りてるよ
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

(?)と(!)の繰り返し、二時間半あっという間!時代を圧倒し続けるノーランの最新作ようやく。
考えてる間についてけなくなりそうで、まあ初回だし!映像と音楽を楽しもう〜!と逃げたけど、最後は思いのほか追
>>続きを読む

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.8

昔の人の発想力!映像としての面白みと夢が詰まっていて、科学が発展してきている今だからこそ知識や理屈以上に大切なものがあるな〜と感じる

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.7

《しあわせ》をキーワードに展開していく美しいホラー!オシャレでカラフルな映像と相反するストーリーがもう、気味悪すぎる…!日曜に家族で森にいくルールは良いな、カメラワークは今見ても新しく楽しめました。流>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

アトランタオリンピックでの実話。
多くの命を救ってくれたヒーローは、国家とメディアの圧倒的権力によりテロの容疑者に。
"どのようにあなたを守れるかわからない"と葛藤する母ボビーの記者会見でのスピーチは
>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

-

孤独な少年と競走馬。居場所を求め、長い旅路をゆく。彼等を待ち受けるのは希望か?絶望か?
そうして今日も、不確かな未来へと進んでいく。

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

-

詩情溢れる映像は奇跡のようで、多くを語らず、観る者の想像の余白をつくる…映画として完璧!

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

音楽映画の金字塔でもあり、ラストのダンスシーンがとても有名な映画『フラッシュダンス』
良い年代ーー!いつだって背中を押してくれる。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

イラン大地震直後、監督の前作『友だちのうちはどこ?』出演者の安否確認に向かうロードムービー!素晴らしい作品です。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

ブルックリンの黒人街、37℃。

"暴力は、愛ではなく憎みを糧とし、
対話ではなく、独白しか存在しない社会を生む"

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.8

ウディ・アレンが流行りという後輩のおすすめ。

ニューヨーク特有の天気雨の中、ティモシーシャラメとエルファニングの存在が光る。ジャズピアノと雨が絡まるあの時間が美しすぎてため息…

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.5

映画終盤のおじいちゃんの、深いまなざしがとても良い。演出はシンプルだけど、純粋な子供と尊大な大人のコントラストをより強くしている。
最後の結末、一生懸命一日中走り回ってやっとの思いで出した答えだと思う
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

シリア内戦で家族を失い、フィンランドに来た青年。ただひとつの願い、理不尽な暴力。
難民という重みのあるテーマだけどユーモアもあり、素朴で優しい展開に思わず微笑んでしまう。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.1

クレイジー!キャストが豪華なのは勿論、物語が良く出来ている。馬鹿だけど憎めない、愛しいコメディ。笑顔なしでは見れません◯

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.2

自分自身に失望したり、他人にしてみれば大した事ないのに自分にとっては世界のすべて!みたいな、青いあの頃。拗らせて、痛めて、大人になるのかな。先生の距離感が最高〜
《他人を知る》という事を軸にポップに演
>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

4.4

人間の内面にフォーカスし、美とグロの視覚的コントラストが特徴的。鑑賞後、タイトルが更に重くのしかかる。ダンケルクの長回しは圧巻。
想像以上にヘビー!想像以上の良作!

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

インド・ムンバイにおける、テロリスト集団との攻防を描いた実話。容赦無い。犠牲者の半数は、お客様を守るためホテルに残ると決めた従業員。
"祈るな、祈りはすべての元凶だ" 言葉の重み。
世界は今も、人種・
>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.2

"世界が変わるのを見たかったんだ"

人に優しくなれる本作は《ペイ・フォーワード》の原理そのもの。凄い意味のある映画だ〜実話!

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

実にクラシカルな推理映画!今の時代ある意味挑戦的?な、ゆるく楽しめる作品。館の中という狭いフィールドも、豪華俳優陣それぞれの演技力と監督の脚本力によりカバー!ユーモア素敵🍩

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

4.3

ハーヴェイ・ミルクというひと、当時のリアル。凡ゆるマイノリティを擁護し、次々と声をあげていく。あの時代にムーブメントをおこし世界を動かした彼の信念は、どれだけ多くの命を救ったのだろう。後半はかなりシリ>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

-

其々の日常と非日常がゆるりと交錯する、ジム・ジャームッシュ節!たまりませんな◯

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.4

あーーーずるい。今の時代に!コロナで忘れかけていたものを思い出した。デヴィッド・バーンを浴びに朝映画!ライブのようで、ライブにとどまらない本作は、全編がデヴィッド・バーンによる演説のようで魅力的。人間>>続きを読む

向かいの窓(2019年製作の映画)

4.3

"足るを知る" ですね、もうすでにあるのです。

この夫婦も、歳をとり今の生活に疲弊して客観出来なくなっていたが、覗いたり覗かれたりしてようやく気付けた今の幸せ。人間って本当、ないものねだり!見て良か
>>続きを読む

インペリアル・ドリーム(2014年製作の映画)

3.7

養育費のために働くべきなのに免許証がなく就職出来ない、就職したくても養育費を払わなければ免許証はとれず。叔父の闇仕事に手を貸せば刑務所に、断れば家を失う。アメリカの生地獄。

柔らかい肌(1963年製作の映画)

-

作家とキャビンアテンダントの不倫、愛憎の果て。余白の多い映像で淡々と映し出している。

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

4.0

"人生最高の選択をもう忘れない"

♩The Greatest / Cat Power は最高。

ダンシングホームレス(2019年製作の映画)

3.9

働くより趣味を優先し、ホームレスに。後悔に蓋をするように "あの時、路上生活を選択してなければ今頃どうなってたのか…" と笑顔で語る。
そして、ホームレスの彼等に可能性を感じた振付師・アオキ氏。《踊り
>>続きを読む

モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

4.0

日々、学校での "男尊女卑" にうんざりしていたヴィヴィアン。ある日、転校生や母親に影響を受け、フェミニズム的内容の冊子〈モキシー〉を匿名で発行する。

"今、大声で叫びたい"

ひとりの少女が声を上
>>続きを読む

ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.8

ゆるゆるのアメリカンコメディ!お約束〜が沢山の茶番劇。キャラ渋滞してました。声帯模写のジョーンズに終始ワクワク。MVPはハイタワー!