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観たことがあったが記憶にあまり残っていなかったので再鑑賞。多分学生の時に観た感想と大人になって数年経ってから観る感想とが異なる作品だなと思った。終始心臓が締め付けられる感じが最高だった。
ヒロインは>>続きを読む
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こちらも監督作品として鑑賞。砂漠はひたすら続き、朝と夜がひたすら描かれる。女性を主人公とした西部劇ロードムービーという特殊な設定も面白かった。
本作においては本当に生と死が隣り合わせにある生活を描い>>続きを読む
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こちらも監督が好きになったので鑑賞。何事もうまくいくない主人公が悲しくて、現実を突きつけられて辛かった。それでも誰かのせいにせず自分の足で歩いて生きて行く主人公を応援したくなった。頼れる家族も冷たい、>>続きを読む
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リバー・オブ・グラフが最高だったので、監督のほか作品も鑑賞。こちらもとても良かった。
おじさん2人が温泉に入って帰ってくるだけというこちらも大きな出来事があまり起きない作品だが、心に染み入る感じと不>>続きを読む
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すごくすごく好きだった。今見るべき映画と出会えてすごく嬉しくて涙が出た。最後の瞬間が本当に素晴らしい。
何も起こらないロードムービー、愛のないロードムービー。その通り、特に大きな不安や闇を抱えている>>続きを読む
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ノーラン監督最新作。テーマ的に苦しくなりそうだなと思い、覚悟して鑑賞した。評価するべきような作品ではないなというのが率直な感想。やはり自分は日本人だから、日本の立ち位置から見てしまって苦しかった(原爆>>続きを読む
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映画というものの表現の幅を感じたし、衝撃がすごかった。自分の趣味嗜好が丸出しで、そのこだわりしか見えない作品。トラウマ級に記憶に残る世界観。美しさと醜さって割と近いところにあるのだなと思わされるし、そ>>続きを読む
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タイトルに惹かれて鑑賞。映画館で観たからか物語に没入できた。三兄弟の演技と絶対的なキーパーソンの永作さんが素晴らしかった。
両親の死によって、三兄妹の長女が帰ってくる。ここから、物語は始まるが、この>>続きを読む
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前からとても楽しみにしていた作品。
パンフレット等に完璧なラブストーリーとあったが、本当にその通りだなと思った。
穴がないというか、非の打ち所がない美しい恋愛映画だった。こんなに響く恋愛映画はすごく>>続きを読む
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前から気になっていたため鑑賞。単純にすごい映画を観たなという感覚に陥った。
長回しがかなり多く、セリフが少なく主人公がただひたすら歩くのをカメラが追う。説明は殆どなく、物語性が薄く、現実そのものを写>>続きを読む
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『あるじ』が面白かったので鑑賞。
こちらはずっと難しい顔をして観てしまった。
主人公の孤独感と最後までひたすら孤独であることがすごい痛みとしてこちらに向かってきた。また、それが今の自分の状況ではグサ>>続きを読む
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すごい面白かった!!出てくる年齢を重ねた女性(お母さん含め)がかっこいい女性で、痺れた。
今ならモラハラと言われるが一昔前だと当たり前に虐げられていた妻という存在。家のことは全てお前の仕事だろと言わ>>続きを読む
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人にお薦めされたため鑑賞。
必要ではあると思うがやはり時間通り長く感じた。サスペンスチックな予告編とは異なり、法廷で繰り広げられる会話劇で、後半の夫婦の喧嘩の録音に関してはそれまでの積み重ねがあるから>>続きを読む
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ポスタービジュアルに惹かれて鑑賞。
美しい映像の数々と何よりロイ・チャンさんがカッコよかった。だが、物語としてはあまり乗り切れず、普通に面白かったという感じだった。
自由を求める学生運動を通して人間>>続きを読む
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自分が高校を卒業する時に記念に見た映画。当時もとても好きだったが、映画館で観られるということで鑑賞。なんかすごく涙が出たし、すごく引き込まれた。何年経ってもやっぱり好きだし、ミッシェルの劇伴は本当に最>>続きを読む
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3人の年齢や立場の違う女性主人公たちを通して街を描く物語。多くを語るわけではなく、風の音や、街の音など自然の中の音が強調され、誰かの記憶の断片を観ていく感じが心地よかった。
また、誕生日を祝うホーム>>続きを読む
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特集上映にて。
こちらは自分の過去というものの積み重ねが今の自分になっているんだなと強く思わされた。また、こちらも同じく傷への向き合い方を提示されていて、夢見るペトロよりもわかりやすい感じがした。(個>>続きを読む
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特集上映にて鑑賞。
とても刺さって大号泣した。
特にポスターにもなっている鳥が戻ってきてかと思われ、現実に引き戻されるような部屋でガチャガチャのカプセルが淡い光で包まれるシーンが最高だった。ちゃんと>>続きを読む
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「ソウルメイト」という言葉の意味を体現している作品だった。
性格も生い立ちも異なる2人。ミソとハウン。小学生の頃から仲良しで、何をするにも一緒だった2人。2人とも絵が好きで、自分の持っていないところ>>続きを読む
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静かに淡々と進んでいく物語。
だけどずっと何かを語りかけてくるような重々しさがある不思議な感覚の映画だった。
物語としては映画監督の主人公がかつて映画制作中に突如失踪してしまった俳優を探すというのが>>続きを読む
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ずっと気になっていたが才能あるものの悩みみたいなことがひたすら描かれていくのではと思っていてなかなか踏み切れなかったが、特集上映があったので鑑賞。
こんなに号泣する作品でこんなに刺さる作品だと思わず>>続きを読む
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『ビフォアサンライズ』から続けて鑑賞。前作がとても綺麗に終わっているのでなんとなくそれで終わっていて欲しいという気持ちが強く続きなんて野暮なのではと不安に思っていたが、全然そんな不安な気持ちを持つ必要>>続きを読む
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ずっと観たくて、でも観たら観たという事実で新鮮感がなくなってしまうことを恐れて鑑賞していなかったが、映画館で観られるということでやっと鑑賞。もう最高すぎた。どうしたらこんな最高な会話劇と物語展開を描け>>続きを読む
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とにかく映像と音楽が美しくて引き込まれる。
ただ生きているということをカメラがただ捉えている。
過去の積み重ねが人生を作り上げ、どうしたって一方向にしか流れていかない時間の絶対的な感覚と、思い出や>>続きを読む
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1月に一度鑑賞。2度目の鑑賞だが、やっぱり画の美しさと誰かの記憶をそっと覗き見るようなカメラの佇まいにすごく引き込まれるし、すごく好き。この作品は手元に置いておきたい。定期的に観たくなりそう。
とに>>続きを読む
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亜門くん目当てで鑑賞。『違う惑星の〜』が割と楽しめたので楽しみにしていたが、正直後半のだれていく感じが乗り切れなかった。
最初から最後までとにかくよく喋る登場人物たち。最初はやはりこのどうでもいい会>>続きを読む
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すごく面白かった。タイトルの通り男と女の恋愛物語だが、どうしてこうも引き込まれるのか。本当に素晴らしかった。
ある男女が子供の寄宿舎にて出会う。
それぞれ結婚していたが、相手と死別していることが物語>>続きを読む
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目黒シネマにて2本立てにて鑑賞。
構図やカメラワークなどがとても美しくてずっと画面を見ていたくなるような作品だった。
物語は幼い頃に正当防衛により人を殺してしまった過去を持つ主人公。そんなトラウマを>>続きを読む
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舞台挨拶付きで鑑賞。扱っているテーマやフォーカスを当てているところが割と重めだが、作風が独特でポップなラブコメ的な所に落とし込んでいるのが良かった。しんどさと暗さと辛さに全振りしていないのが単純にすご>>続きを読む
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公開前からすごく楽しみにしていた三宅監督作品。舞台挨拶中継付きのものを鑑賞。
とても優しくて柔らかくて、世界の優しさを信じている作品だった。とても涙が溢れて止まらないシーンやセリフがたくさんあった。心>>続きを読む
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あらすじとポスターに惹かれて鑑賞。
説明がないのに設定や世界観が独特で結構感じる系の映画だった。もっとポップな青春劇を想像していたので面喰らった。
10代の男女が田舎町でプラムのような成人の儀式に向>>続きを読む
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『ゴースト・トロピック』と同じ日に鑑賞。監督の主演女優さんのQ&A付き。
こちらも人と人との出会いと繋がり、またそれによって形成されていく、ひっそりと温かくて確かな関係性が観ていてとても美しく心地よ>>続きを読む
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すごく好きだった。シャンタル・アケルマンの『一晩中』を思い出した。(本作の方がより人との繋がりを温かく捉えられていたが、夜に展開される物語はとても好きだなと改めて思った)
終電を最終駅まで乗り過ごし>>続きを読む
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サンクスシアターの時に本数制限のある中、なくなく我慢した作品だったので映画館で観られる機会があってとても嬉しい。すごくすごく好きで刺さった作品だった。
『王国』の草野なつか監督の作品。王国とも通じる>>続きを読む
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『春原さんの歌』を観てとても感覚的に映画を撮られる監督と思い気になって鑑賞。余白が多く、説明のない物語。静寂がヒリヒリするような感覚になる作品だった。
登場人物たちの心情が語られることはないが、どこ>>続きを読む
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すごく楽しみにしていた作品。とても楽しく見られて笑い過ぎて大声出せないから堪えるのがしんどかった。
男女4人が織りなす人間関係を会話劇メインで描いていく。それぞれの男女が徐々に関係性を作っていき、4>>続きを読む