とらキチさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

とらキチ

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バービー(2023年製作の映画)

4.9

キービジュアル等々が情報解禁された時は「絶対観るわけない…」って思っていたけど、グレタ・ガーウィグが監督でノア・バームバックが脚本を書いたと知って鑑賞。
「ドント・ウォーリー・ダーリン」的であり「トイ
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

5.0

“無駄”と言っちゃあイカンけど(苦笑)そんな会話の応酬からの心理的な駆け引きに一瞬のガンファイト…タランティーノらしい、でも結構きちんと“ヘイトフル”に語られ、それなりに胸糞が悪くなったなぁ、という印>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

5.0

往年のWWⅡモノとしての緊迫感がずっと漂いながらも、最後に復讐モノとしてきっちりスカッとさせてくれる快作。
実在の人物が多数登場していたのが印象的。そして今作の史実を超越した結末が、後々の「ワンス・ア
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クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.9

映画監督クエンティン・タランティーノにフォーカスしたドキュメンタリー。“タランティーノ組”の俳優・スタッフ達が、挑戦的かつ反時代的であり、自分がずっと愛してきたB級映画へのオマージュに溢れた作品を撮り>>続きを読む

スペシャリスト(1969年製作の映画)

3.7

タランティーノが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアル・パチーノに「世界で2番目に偉大なマカロニ・ウエスタンの監督」と語らせていたセルジオ・コルブッチ監督作品。フランスの人気歌手J・ア>>続きを読む

豹/ジャガー(1968年製作の映画)

4.7

タランティーノが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアル・パチーノに「世界で2番目に偉大なマカロニ・ウエスタンの監督」と語らせていたセルジオ・コルブッチ監督。「続・荒野の用心棒」のフラン>>続きを読む

黄金の棺(1966年製作の映画)

4.5

タランティーノが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアル・パチーノに「世界で2番目に偉大なマカロニ・ウエスタンの監督」と語らせていたセルジオ・コルブッチ監督作品。
南北戦争直後、南軍の将
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さすらいのガンマン(1966年製作の映画)

4.9

タランティーノが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアル・パチーノに「世界で2番目に偉大なマカロニ・ウエスタンの監督」と語らせていたセルジオ・コルブッチ監督作品。
これは傑作!個人的には
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ミネソタ無頼(1964年製作の映画)

3.5

タランティーノが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でアル・パチーノに「世界で2番目に偉大なマカロニ・ウエスタンの監督」と語らせていたセルジオ・コルブッチ監督作品。
無実の罪で投獄された男
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

5.0

デジタルリマスター版の劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。
元祖Django!
🎶ジャンゴぉ〜♪ジャンゴぉ〜♫
荒野の真っ只中、棺桶⚰️を引きずり歩むジャンゴの後ろ姿…
コレが観れただけ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

5.0

「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男」公開記念1週間限定大音響重低音上映。
🎶ジャンゴぉ〜♪ジャンゴぉ〜♫
マカロニ・ウエスタンの伝統を踏襲しながらも実はブラックスプロイテーションな映画。
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サイレンサー第4弾/破壊部隊(1968年製作の映画)

2.5

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」劇中において、マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートがショッピングの帰りに訪れたブルーイン・シアターで鑑賞していた作品。同じ劇中で「大脱走」も使用され>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019年製作の映画)

5.0

2019年11月21日 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
2019年11月23日 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
2023年8月5日 伏見ミリオン座 「クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.4

略して“ヴァチクソ”!
皆さまの評価が高かったのと「オーヴァーロード」のジュリアス・エイヴァリー監督作品という事で鑑賞。
ホラー映画のテイなんだけど、コレは完全にDCやマーベルのようなアメリカンなバデ
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

-

「午前十時の映画祭13」にて鑑賞。
パニック映画の最高傑作。
今日でも超高層ビルの火災や防災を語る時は今作の事が真っ先に思い浮かぶし、そもそもの火災原因が安全対策を軽視しコストカット優先の手抜き施工に
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.5

「午前十時の映画祭13」にて鑑賞。
「バックドラフト」というと、やっぱりユニバーサル・スタジオ(テーマパークの方)を思い出す。LAのユニバーサル・スタジオで「所詮アトラクションでしょ」とたかを括ってい
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.8

劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。
基本的には戦争もの×ナチスのマッドサイエンスもの×ホラーのB級映画なんだけど、J・J・エイブラムスがプロデュースすることによって、意外にちゃんと観れ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

劇場公開時鑑賞しましたがCSにて再鑑賞再レビュー。
ナチスによるユダヤ人迫害、ホロコーストや戦争など理不尽で悲惨な出来事を、そのまま悲惨に描くのも大事だけど、コメディというオブラートに包む事によって、
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ナチスに仕掛けたチェスゲーム(2021年製作の映画)

3.9

※邦題は無視してください。
コレは実にエグくて恐ろしい、ものすごくヤバくてキツい映画。
人は如何にしてココロを壊されていくのか、そしてその壊された人のアタマの中がどうなっているのか、を描いている。
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ビギル勝利のホイッスル(2019年製作の映画)

4.6

女子サッカーW杯開催記念!再レビュー。
IMW2020 ④
この時のインディアンムービーウィークで密かに大本命と思っていた作品。
実にインド映画らしい回想の果てしなさ。もうストーリー初っ端の学生闘争の
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サルカール 1票の革命(2018年製作の映画)

4.3

再レビュー。
IMW2020リターンズ ②
我らがタミルの"大将"ヴィジャイ無双!な作品で、たっぷりの尺で楽しませてくれる。
常に作品を通し社会に対して問題提起を投げかける“大将”。今作においては、そ
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あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

4.5

「RRR」の創造神S・S・ラージャマウリ監督作品。
先日鑑賞した「アラヴィンダとヴィーラ」同様、テルグ語圏“ラーヤラシーマ地方”の派閥抗争(ファクショニズム)をベースに、ひょんな事から出会った美女が死
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アラヴィンダとヴィーラ(2018年製作の映画)

4.4

NTR Jr.(タラクさん)主演作品。
村同士の抗争で父親を殺された青年が、文化人類学を学ぶ学生と恋に落ちたことで暴力の連鎖を断ち切ろうとする。
最近立て続けにテルグ語映画(トリウッド)作品を鑑賞して
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ヤマドンガ(2007年製作の映画)

4.0

「RRR」のS・S・ラージャマウリ監督×NTR Jr.(タラクさん)による奇想天外ぶっ飛びファンタジーアクション。
サラサラヘアーを靡かせるタラクさんがメチャ若い!そして驚異的なダンススキルとアクショ
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ランガスタラム(2018年製作の映画)

4.2

「RRR」でお馴染みラーム・チャランが「役者人生の転換点」と語る作品。
1980年代、インド南東部の農村を舞台(ランガスタラム)としたラーム演じる主人公チッティの恋模様とともに、村の民から私腹を肥やし
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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

4.4

後編!
現地では4年近く待たされた「chapter2」だけど、たった25分のインターバルで観れちゃうなんて!恵まれてるぜ!日本!でも「バーフバリ」みたいにクリフハンガー的なオアズケ状態ではなかったから
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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

4.6

“サラーム!ロッキーバーイ!”
前編!
成り上がりギャングスタ無双モノ。なので、主人公の登場シーンというか見栄を切るシーンが劇伴含めメチャクチャカッコイイ!このカッコ良さを堪能するためにインド映画を鑑
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

上映最終日、滑り込みセーフで鑑賞。
これだけのキャストを集めた作品なのだから、とにかく理屈抜きで楽しかった。マイケル・キートンにシャノンはもちろん、まさかの“ニコラス・ファッキン・ケイジ”やこの役柄に
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.8

待望の続編にして前日譚!
前作は現代にアップデートされたエクスプロイテーション映画としてよく出来ていた意欲作だったけど、今作は前作を受けての予想や期待、ジャンルをも遥かに超え、一本の作品として評価でき
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

4.2

吹替版を鑑賞。
くだらない!(褒め言葉)。実にくだらなくて素晴らしい!
記念すべきスイス初のエクスプロイテーション映画。初めてなだけに加減がわからなかったのか、いきなりガッツリ“R18+”レーティング
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.0

つまらん!
評判通りのつまらなさ。
皆さまがレビューで指摘されているように「クマとブタの被り物をした太ったオッさん2人が森を徘徊して人を惨殺してるだけ」の作品。特にコレといった盛り上がりもなく、あっさ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

酒飲みマッツ。
「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という謎理論の実証に挑むマッツを筆頭とするオジさん達。
酔っ払って戯れ、なんかいろいろと上手い事いってしまうオジ
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.0

極限マッツ。
ワンシチュエーションサバイバルドラマ。
助かった!と思わせておいてからの、一気に奈落の底に突き落とされる地獄の展開。
成すべきことを淡々と行っていくマッツの姿は、初めは頼もしいんだけど次
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

ドルビーシネマにて鑑賞。
みんなが観たい!と思っていた「インディ・ジョーンズ」像がちゃんと、過剰なほど詰め込まれていた。敵を前作のソ連から、再びどこからもクレームが来ない“絶対悪”ナチスに戻し、どこか
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.4

ひたすら苦悩し、眉間の皺がドンドン深くなっていくイーサンを愛でる…第一義的にはそんな作品か。
純粋に人として全てに対して誠実でありたい…ただそれだけなのに、世の中なかなか一筋縄ではいかない。こんな状況
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.7

大義の裏に隠された“闇”の人身御供となった男が、その雌伏の刻に培った“カウンティング”で贖罪、復讐を果たしていく…
一見、スリリングな勝負の世界を描くギャンブル映画かと思って観ると肩透かしを喰う、でも
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