KOさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

さがす(2022年製作の映画)

3.3

失踪した父親をさがす少女。

唯一の手がかりは、父親が見かけたという、賞金がかかった殺人犯。

彼を追う事で、父親をさがしだそうとする少女。

しかし、やがて物語は、時間を遡る事で違う構図が見えてくる
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

空想特撮映画、観て参りました。

思った以上に「ウルトラマン」でした。

これが庵野総監督と樋口監督がやりたかった「シン・ウルトラマン」だったんだ。
愛が溢れまくり。

いまは、ちょっと反芻中。
レビ
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.7

ひさびさに、朝からホラー。北欧系です。

真夜中の森で少女ティンヤが拾った🥚は、彼女の心にシンクロしながら大きく育ち、やがて孵化するのだがー。

直接描写は少ないんですが、ちゃんと気味が悪く、時おりト
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

重厚で、ムードもあるので、好みな作品でした。

時間は気にならずに最後まで惹かれて観てしまうんだけど、当然この展開で、壮大と言われている原作の物語が全て描かれるワケはなく、あくまで2部作の前編という事
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

恥ずかしながら、初見でした。

前から評判良かったのは知っていましたが、食わず嫌いで。思っていたのといい意味で違う映画でした。

思わずすぐに再観賞。
すると気づくは気づくはサブリミナル!

マーラと
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

やはり、タイトルが気になっていた作品。
眠れぬ夜に「こういう機会でもなければ、なかなか見出さないかも」と観賞。目が冴えてしまった。

デリヘルを生業にする者。そこに巣食う者。誰もが他人を蔑みながら、自
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「大怪獣のあとしまつ」タイトルに惹かれて。

例えばゴジラやガメラ、光の巨人たちが戦い、倒した怪獣の死体の後始末はどうするのか?と、考えただけで面白そう、
なのに-。

題材が、キャスティングがもった
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

「ラストナイト・イン・ソーホー」関連の動画を見ていたら、アニャ・テイラー=ジョイ出演作ながら未鑑賞であった本作に気づいて衝動的に。

「アンブレイカブル」も、「ミスター・ガラス」も観ていたのに、本作だ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

とにかく1作目の「マトリックス」が大好きで、未だにレビュー書けてません。

新作「レザレクションズ」を観るにあたって、一度見たきりだった「リローデッド」、「レボリューションズ」を18年ぶりに復習のため
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消えない罪(2021年製作の映画)

3.3

なんとはなしに見始めたら、サンドラブロックの凄みに引きずられて最後まで。

歳の離れた幼い妹との生活を守るために犯した罪の刑期を終え、仮釈放ながら20年ぶりに社会へ出たルース。会うことを禁止され、今や
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

バカやろー、このヤロー!

泣いちまうじゃねえか、このヤロー!!

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.3

朝からいそいそと。
「クイーンズ・ギャンビット」以来のアニャちゃん観たさに、予告で気になってた作品。さらに「ベイビー・ドライバー」、「HOTFUZZ」、「ショーン・オブ・ザ・デッド」の監督と知って更に
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Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

3.0

「わたしは元々死刑台の上で生まれたようなものだ。でなければ、死刑台の前に立っている母のお腹から産まれて、そのまま母の代わりに立っている」

不条理そうな冒頭から引き込まれ、あれよあれよと最後まで観賞。
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.5

malignant:形容詞 
1悪意[敵意]に満ちた
2≪医≫(腫瘍(しゅよう)などが)悪性の

久々に、朝からホラー!
冒頭から、何かしら懐かしいホラー映画を観ているような既視感を感じながら。

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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

アンテベラム、

鑑賞後に調べたら「戦前」(アメリカでは南北戦争前を指す)の意味らしい。

南北戦争時代の南部地方の激しい黒人奴隷への差別と虐待。そんな環境に耐えながらも、逃走の機会を待つ主人公エデン
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

休みを取ってた日に朝イチで。
まばらな観客に混じって、前から気になっていた作品をようやく。

しかし、、、、
自身の国の恥ずべき汚点を、海外の映画から教えられるというのは、最も恥ずかしい事なんじゃない
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キャンディマン(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

気をつけてるつもりなんですが、漏れ出してる気がするので、ネタバレで。

鏡の前で、その名を5回唱えると現れる、蜂🐝を引き連れた鉤爪の殺人鬼、それが「キャンディマン」。

そもそもは、クライヴ・バーカー
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.4

ようやく!!

「愛してる」を知りたい。

シリーズ集大成的な、過去エピソードからの導入。ホロホロと泣きながら、観賞しました。

特に後半の、京アニの美術には圧倒されます!!!

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.6

アニメシリーズは観賞済み。

おおっ!ようやく劇場版も!
と見始めて、結局4回ぐらいに分けてようやく完賞。

ヒトとロボと獣人?が、心とカラダを斬り刻みながら、洞穴の下部を目指し織りなす冒険譚。

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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.6

ようやく、追いついたー!!いや、
新作公開には間に合いませんでしたが。

冒頭からこれでもかっ!っていうヘリコプターのアクションからの、
カッコいい🐙オープニング。
🐙、蛸、🐙、たまに💀、また🐙。
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.7

人は必ず老いる。
それは恥ずべき事ではない。
Mも、ジェームス・ボンドも。

確実に来る己が衰えへの恐れ、一方でテクノロジーを含む新しい価値観を持つ世代の到来。いろいろな意味での新旧の交差。

ボンド
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.3

なんと続編!?
「ジェームス・ボンド」シリーズでもここまで前作を引き継ぐのは珍しいのでは?

冒頭のカーチェイスから一気に引き込まれー、ー、たかったんですが、正直ちょっと手こずりました。

MI6、C
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.5

SF、ハードボイルド、なんだけど、ちょっとロマンティック要素多め。

世界中で海面水位があがり、都心部を含め全ての陸地が水没し始めている世界、など舞台、設定はムチャ好み。

寂れた男、謎を秘めた美女。
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.7

恥ずかしながら、、、、
ロジャームーア以来、初の007観賞。

主役のキャストを替えながら、時代ごとのジェームス・ボンドがあったんでしょう。
これまで敬遠してましたが、食わず嫌いでした。

肉弾戦から
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

久しぶりにシャマラン。

あれ⁉︎
予想以上にしっかり楽しみましたー!!

よくある予告が最大限では、となかなか腰が動かなかったんですが、思い立って飛び込みで観たんですけど、

いや、よく出来てる。
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.3

タイトルに惹かれて観賞。
ゆったりとした休日の早朝にはピッタリだったかも。

背景には途中で気づくも、ビックリストのマコト、ビビリストのキダちゃん、そしてヨッチの絆にホロホロと泣けてしまいました。
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.4

料理系映画は、夜に観てはいけません。
お腹空きます、笑。

ザッピングしながら、気分に合わせてチョイス。楽しみました。

ルーツの異なる両親(イスラエル、パレスチナ)を持つ主人公。人種、宗教、歴史、文
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

みんな、この世界の片隅に生きている。

みんな、すずさんのように、懸命に、居場所を探して、居場所を作って、生きたんだと思う。

健気に生きる人々と無常な戦争、という描き方だけでなく、そこで生きていく人
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<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事(2019年製作の映画)

4.0

この映画には、観るたびにさんざん泣かされているのだけど、

なるほど、わかった。
クラウドファウンディングにより誕生したこの作品が唯一無二に素晴らしいのは、生みの親である原作者と、その想いを汲んだ育て
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MESSI/メッシ -頂点への軌跡-(2014年製作の映画)

4.0

私たちは、感謝すべきなのだろう。
きっとメッシと同じ時代を過ごせた事を。

幼い頃からの実際の映像に、再録映像を加えながら、ドキュメンタリーとして描き出される天才。

いや、ロナウジーニョもそうだけど
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.7

何ぞコレ?–笑、驚!!

タイトルに惹かれて観賞。
ラノベ系なのか?ラブコメなのか?

あ〜、やっちまった系かな〜?と
思わせてから〜〜〜の〜、
怒涛の展開!!

堤真一、ヤバい。
おばあちゃん、だけ
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復讐者たち(2020年製作の映画)

3.5

自分の大切な人を殺されたら、あなたならどうしますか?

事実に基づく物語、「PLAN A」。
恥ずかしながら知りませんでした。

その時、自分は何ができたのか?
自分はなぜそれを行わなかったのか?
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都市伝説物語 ひきこ(2008年製作の映画)

3.0

夏だしやっぱ怪談かな、と。

全編CGでホラーゲームのようなテイスト。40分程度、サクッと観賞。

拷問男(2012年製作の映画)

3.3

ジャケットとタイトルに惹かれて。

前半、主人公である父親の状況や人間関係が意外にもちゃんと描かれ、
あれ、これサスペンス(「ミスティック・リバー」、「プリズナーズ」)系?って思わせながらのー、
しっ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

「サマーウォーズ」に似たヴァーチャルな世界観に惹かれつつ、まるで「美女と野獣」(実はアニメも実写版も観たことがない、笑)?なシーンに戸惑いつつも、でも、まあ最後まで楽しみました。

どこまでもネット、
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.8

許された子どもたち

許されてしまった子どもたち

許された故に、己の罪と向き合う事がなく

親もわが子の罪に向き合う事をしない

しかし、社会的には許される訳もない

逃げながら、漂浪していく者。
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