sawakさんのドラマレビュー・感想・評価 - 3ページ目

岸辺露伴は動かない(2020年製作のドラマ)

4.5

乱歩・横溝ルックを実現した怪奇小説ルックの勝利。「リアリティこそがエンターテイメント」という岸辺露伴のスタンスごと再現されていたのかもしれない。

『くしゃがら』のオチのつけ方はメタ好きにはたまらない
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ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路(2020年製作のドラマ)

4.0

J・J・エイブラムス×ジョーダン・ピールの社会派SFホラーファンタジー。

血塗られた黒人史をジャンルレスに描きつつ、人種差別にとどまらず、女性やマイノリティのエンパワーメントをエンタメに昇華させた力
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黒い十人の秋山(2017年製作のドラマ)

3.0

「バリパリバリパリバリバリパリチリ」「お母さんの産道、表参道」

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共演NG(2020年製作のドラマ)

2.5

山口紗弥加「密集、密閉、密接…親密…四密じゃん!!」と、小澤廉のDVをドラマさながら最終回前に報じた文春に笑った。それすらあまり話題にならないのは悲しかったけど。

秋元康原案なので批評性には一ミリも
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タリオ 復讐代行の2人(2020年製作のドラマ)

2.0

『TRICK』から下ネタと昭和芸能小ネタを抜いたらこんなつまらなくなるのか。ドラマで音ハメ気味のカット割はキツい…酔う…。

「復讐」と謳っておきながら胸のすくような展開へ簡単には持ち込まないあたりは
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エール(2020年製作のドラマ)

4.0

どうせ戦時歌謡とその加害者性は深掘りされないんだろNHKと馬鹿にしていたら真っ正面からぶつかっていて震えた。朝ドラとしてはあれが限界では。

「朝からあんなもん流すな」と批判もあったそうですが、もしコ
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JOKE~2022 パニック配信!(2020年製作のドラマ)

3.5

シニカルなパニック・ホラー。

古典落語『死神』の、サゲでくしゃみをしちゃうパターンのやつ。

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オレンジデイズ(2004年製作のドラマ)

3.5

「進学校でサッカーが弱いのはお前らくらいだ」で知られる口の悪い部活の恩師が、このドラマを観てモデルとなった私大への進学を決めたというのは有名すぎる話。どこでどう感動したのか、それともそんな皮肉屋でも心>>続きを読む

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きのう何食べた?(2019年製作のドラマ)

4.5

「ゲイでも犯罪者でも受け容れる」「田舎の両親に鐚一文渡したくない」「仕事復帰して自信ついたら態度変えると思うよ」

現実から目を背けさせてはくれない鋭く生々しいセリフがはっきりと存在する分、ハートウォ
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空飛ぶ広報室(2013年製作のドラマ)

3.0

要潤の「残念なイケメン」役は人間国宝級だと思う。以上。

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MIU404(2020年製作のドラマ)

4.5

【2020/09/04 〜最終話】(再掲)
さらっと「いま」を取り入れる天才、野木亜紀子。第5話、「外国人は日本に来るな!」という渡辺大知の叫び。このフレーズに初めて共感を覚えた。

震災後一貫して「
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凪のお暇(2019年製作のドラマ)

4.0

高橋一生のためのドラマ。我聞慎二を通じ、少女漫画世界における俺様キャラが現実ではモラハラ野郎にしかなり得ないことをコミカルに提示し、その上で彼を深掘った先の“鉱脈”にぶち当たってキュン死にした。

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時効警察はじめました(2019年製作のドラマ)

3.5

「鹿のところすいません」「深夜ドラマって面白いですよ、テレ東とか」「後のダンディ坂野さんであったことは意外と知られていない事実である」「体育の授業を受けようよ」「君の腕が肩まで伸びて僕と同じになったら>>続きを読む

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義母と娘のブルース(2018年製作のドラマ)

3.0

上白石萌歌と同じ駐輪場だったことを噛み締めて生きていく。

全くの個人的な感想としては、擬似エレクトラ・コンプレックスによる(義)母娘間の相克を軸に据えた脚本にそこまで惹かれなかった。

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重版出来!(2016年製作のドラマ)

3.5

いくえみ綾、河合克敏、藤子不二雄A、のりつけ雅春…劇中漫画が豪華すぎる。講談社もKADOKAWAも実名協力したの素晴らしいな。個人的にはラスト、「続く」とか「アオリ文字」を見たかった。

そして坂口健
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アンナチュラル(2018年製作のドラマ)

5.0

コントラスト強めの色調で描くフィルムスクラッチとフラッシュ・カット、タイポグラフィの揺れに満ちたOPタイトル…フーダニットやホワイダニットを超越した凶悪犯罪を追うサイコ・サスペンス的展開…観終わった瞬>>続きを読む

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カルテット(2017年製作のドラマ)

4.5

思わず「みぞみぞ」してしまう「まさか」の展開。

第6話のためにあるドラマ。「映画を一緒に楽しめない」ことを楽しめる恋愛はとても素敵ではないでしょうか。

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池袋ウエストゲートパーク スペシャル スープの回(2003年製作のドラマ)

3.0

堤幸彦、笑えるくらい90分になるとつまらなくなる。

「嘘だ、原作と違うもん」「つーかあれ俺に激似じゃね?」「(RIZEのライブで)「夢芝居」やれー!」「折ったどー」「ブクロスタイル」

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監獄のお姫さま(2017年製作のドラマ)

4.0

伊勢谷友介の上腕三頭筋…!
フェミニズム的連帯を尊大に扱うわけでもなく、小ネタや軽妙な会話でまぶしつつ、しかし軸は決してブレないクドカン脚本の現代志向性が白眉。
第二話、馬場かよ(小泉今日子)の「要点
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11人もいる!(2011年製作のドラマ)

4.5

「ダイナミック・パパ」「ケツノポリス」「お盛んカメラマンとご無沙汰ティーチャー」「手厳しいデブだな」「なんだよラストサムライ」「世界の車窓から〜明日はセルビア・モンテネグロに到着します〜」「西部警察の>>続きを読む

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トリック新作スペシャル3(2014年製作のドラマ)

3.5

よし、わかった!

元ネタは基本『犬神家の一族』。

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帰ってきた時効警察(2007年製作のドラマ)

4.0

「おじさんは暇だと空を見るからね」「和民ノミンターレ」「ちんちんだもんで」「でまた実際つまづくやつがいるんですよ」「笑ってるよこんなに太っているのに」「ウィー…トルシエジャパン…」「ペルーに親の仕事の>>続きを読む

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時効警察(2006年製作のドラマ)

4.5

「チェーホフの『桜の園』って小説にこんな場面があったらいいよな」「上手に出てフレームインして最初の信号をキューにして下手の大きなビルなめに少し食われた感のあるショットのあおりで3階をバミって下さい」「>>続きを読む

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チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)

5.0

チェレンコフ放射で煌き輝いた
共産主義の成れの果てかな。

一方ソ連は鉛筆を使った。
そして日本は『Fukushima 50』を作った。

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BG~身辺警護人~新章(2020年製作のドラマ)

3.0

キムタク、出演作で一回は奉仕園でロケしなきゃいけない契約でもしてるの?

地元でロケがあって、母曰くご近所のマダムたちには改めてキムタク再評価の風潮が高まっているらしい。かわいいかよ。

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逃げるは恥だが役に立つ(2016年製作のドラマ)

3.5

新垣結衣、頭おかしくなりそうなくらい可愛い。

最近もクイーンズ・スクエアと浜美の間の遊歩道で風見さんごっこしてました。

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石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~(2017年製作のドラマ)

4.0

清々しい負け戦。

毎回毎回萩原聖人や矢島健一で脇を固めれば重厚なドラマになるとでも思っているのかと訝しがりながら鑑賞したが、佐藤浩一の老いの表現や、北村一輝の怪しい魅力と“ノンキャリア”としての矜恃
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しんがり~山一證券 最後の聖戦~(2015年製作のドラマ)

3.5

「敗戦処理」と侮ることなかれ。
金融ドラマではあるが、想像以上にコメディタッチで軽快に観られる。

WOWOWってCM入るっけ?と勘違いするほどテンポの悪い編集もあったし、納得しない視聴者もいるだろう
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沈まぬ太陽 第二部(2016年製作のドラマ)

4.5

JTCで毎日毎朝「うわあああ」ってなってるすべての会社員に届け。

「何一つ遮るもののないサバンナの地平線へ、黄金の矢を放つアフリカの大きな太陽は、荘厳な光に満ちている。それは不毛の日々に在った人間の
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沈まぬ太陽 第一部(2016年製作のドラマ)

4.5

言わずと知れた大傑作。一年がかりで練られた脚本の密度と俳優の重厚な演技に文句の付け所はない。

J○Lの協力が得られようのない作品ゆえ仕方がないとは思うが、飛行機のCGがややショボい。『キャスト・アウ
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リモートドラマ Living(2020年製作のドラマ)

3.5

キャスティングの妙。それ以上でも以下でもない。

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今だから、新作ドラマ作ってみました(2020年製作のドラマ)

4.0

多発される(かに思えた)リモートドラマの中では、ストーリーテリングにおけるひねり(「さよならMyWay!!!」)や、5月上旬段階で見据えていた“ウィズ・コロナ”をふまえてのテーマ性(「転・コウ・生」)>>続きを読む

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路(ルウ)~台湾エクスプレス~(2020年製作のドラマ)

3.0

【2020/05/16 1話】
ダイナミックレンジ広めで、家電量販店で見る「キレイ」な台湾って感じ。コロナ禍で海外旅行成分不足なので、その点では十分満たされた。

ただ日本人が台湾へ一方的に抱くノスタ
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いいね!光源氏くん(2020年製作のドラマ)

4.0

【2020/05/29 全話鑑賞】完っ全にハマった。『映像研に手を出すな!』を見過ぎたので伊藤沙莉が浅草氏にしか見えず、そこがまず笑える。

リアリティラインを「イケメン」要素だけでかき消していくパワ
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下町ロケット(2015年製作のドラマ)

3.0

『日曜劇場』なんてまあこういうものだとは思う。

今日も実家では父親が、
「日曜夜からこんな放送すんなよな」
とぼやきながらNスペを観ています。

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ゆるキャン△(2020年製作のドラマ)

3.0

飯テロドラマ。原作は部分部分で鑑賞済。

福原遥の造形が素晴らしい。MAなど、ドラマとしての出来はちょっとアレ。ぼーっと観ててちょうどいいかな。福原遥の造詣が(以下略

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