今週の『ゴッドタン』「女装ほろ苦選手権」レベルの出来。
シオプロがつくってんのか?
主人公と同じく、オアシス経由でビートルズにハマっていた自分にはドンピシャの内容。
ただ、ビートルズへのリスペクトは欠けている気もする。あらゆる文化・運動のアイコンになっていたビートルズに対し、この描写>>続きを読む
トム・クルーズ、自ら誇張しすぎたトム・クルーズ走りのモノマネをしている説。
クソ映画。最高。
「俺は、お前たちをバンビの母親のように守る」「即死ぬやんけ」
実質OVAレベルではあるけど、ラストはセンチすぎなくてよかった。
旅行先で仲良くなる現地の子、あらゆるノスタルジーが詰まっているな。
セルジオ・レオーネの人生をかけた、文字通りの「ラストカット」が印象的。
栄光と破滅、性と暴力、友情と裏切り…あらゆる“人間の業“を、複雑に交差させた時間軸の中へこれでもかと詰め込んだ、傑作中の傑作。>>続きを読む
擬似家族?歳の離れた友人?との旅行記…『菊次郎の夏』かな。
その久石譲と『summer』に比肩する、トーマス・ニューマンの名スコア…90年代感の強い劇伴が懐かしくてひたすら泣ける。
90年代知らない>>続きを読む
ブリンブリンのネックレス。
用意周到な、悪役としてのデンゼル・ワシントン。
麻薬王の回想記。
変態的な撮影含めて最高の映画なのだけど、名台詞のVO、“Last call for drinks, bar's closing down, Sun's out, where are>>続きを読む
Attica! Attica!
激動の一日、とそのあっけない終幕がアメリカンニューシネマ感濃いめでよき。
色温度が高めのシャープな映像。
音数も凄まじいし、とにかくリアリティにこだわったマイケル・マンの全てが詰まっている傑作。
ギャング映画には重厚感しか求めてないので、軽薄さが残念で仕方ない。モリコーネやアルマーニ使っておいてこのライトさってもったいなくないか。
「アル・パチーノ主演」という看板に似つかわしくない、オリヴァー・ストーン全開のB級映画。あくまでカルト映画でしかない。
出自にあえて謎を残したトミーの造形や、町田康『人間の屑』を彷彿とさせるラストの>>続きを読む
ゆるふわマフィア日常系アニメ『ぎゃんぐ!』とかできたらこんな感じになるんだと思う。なんも起きねえ。
延々と続くマフィアの日常と(ちょっぴり過激な)交流と、唐突な終焉。
下ネタエグめの陣内智則コントってレベル。まあ笑うんですけど。
笑いのニューウェーブ。
やりたい放題。
西麻布権八で『蒲田行進曲』オマージュをするのはクールすぎる。
我好此凄過映画。
我食欲冰糖葫芦。
日中戦争から中華民国支配、そして文化大革命…ここまで雄弁に、壮大で激動の中国現代史を表現できる媒体があったのか。キングオブアジア映画。
back numberのPVをごった煮で煮詰めたかのごときベタさ加減なのだが、ノスタルジーがえぐくて普通に泣いてしまう。90年代の台湾はほぼ日本。
あのスカイランタンの使い方は白眉。全国の女子大生が>>続きを読む
ヴィジュアル・センスの鬼。
コマ落とし・伸ばし、数字や固有名詞に固執するモノローグの多用…王家衛の様式美しか詰まっていない。
あんま説明にならないけど『インファナル・アフェア』にはこのラストで、『ディパーテッド』にはあのラストしかあり得ないと思った。宗教観ってやつですな。
ARDのドイツ人記者を乗せ、内戦状態にあった光州へ知らず知らずのうちに乗り込んでしまった車両さんの実話がベース。現代韓国史屈指の闇。
前半と後半でガラッとテンションの変わる、韓国映画らしい展開。若干>>続きを読む
甜蜜蜜你笑得甜蜜蜜
在哪里在哪里见过你
伝説のラストカット。
大陸人が香港、そしてNYへ渡る激動の一代記を、外省人として台湾から日本、そして中国へと巡る数奇な運命を辿ったテレサ・テンのラブソングに乗>>続きを読む
これを上映禁止にする中国共産党、もはやちゃんと映画を観ている理想的な観客でしかないだろ。映画めっちゃ好きじゃん、友達になれそう。
閉塞感と焦燥感の塊。湿気と熱気。
ラストシーン、死に触れてもなお無邪>>続きを読む
前作よりナンセンスジョークが多めで、かなり楽しめる。
Lee:Let me tell you something 'bout Asians, we never panic.
Carter:Oh ye>>続きを読む
もはやイギリス観光映画。字幕で観た方がラストの感動を味わいやすいのでおすすめ。低予算感を隠すデジタルカメラとここぞという場面でのフィルムカメラとの使い分けが印象的。
ホラーの常識を覆した「走るゾンビ>>続きを読む
自然光・長回し・即興演技の是枝監督テイスト全開。
ARATAが苦手な友人に似すぎで直視できぬん。
ナポリ湾の小島で、トロい青年に詩と恋と共産思想を与える実写版『ドラえもん』。「100の愛のソネット」で知られるパブロ・ネルーダ実際の史実が基になった、あたたかい交流。
「隠喩」をめぐるシークエンスも>>続きを読む
ジャズやピアノに明るくないので、モリコーネすごいなあというバカの感想しか出てこない。
『ゴッド・ファーザー Part Ⅱ』のヴィト・コルレオーネが想起させられる、イタリア移民の姿が良かった。「あいつ>>続きを読む
もはや絵画ともいえるスタティックな画が印象的。
個人的には、前期北野映画の総決算的位置づけにあたると思う。
『フラッシュダンス』を観て「女にもできる溶接講座か?」「アセチレンの量が多すぎて結合部分が取れちまう」とか笑うしかないでしょ。
中年男性のストリップというイロモノ感はあるが、人種・同性愛差別への問題>>続きを読む
IMAX鑑賞。
純粋悪としての「え、え、なんでそんなことするん?しかも生身なのに強すぎん?なんで?言うてる間にうわ〜〜」という得体の知れない不気味さ、常に纏う不穏さが好みだったので、正直最初はバック>>続きを読む
タイトルから想像できないゆるさ。
オーストラリアの田舎者がニューヨークへ乗り込み、そこそこにはちゃめちゃする。そこそこに。
野性爆弾川島がこれと『星の王子様NYへ行く』が好きなのは、野性爆弾研究にお>>続きを読む