655321さんの映画レビュー・感想・評価

655321

655321

映画(2183)
ドラマ(0)

失われた週末(1945年製作の映画)

3.7

アル中の主人公・ドンに自分を重ねて観てしまって苦しい…。
『ラ・ラ・ランド』のセブを見た時と同じだ。
そういえばセブのファミリーネームはワイルダーだったなぁ。

自分がフラフラしている頃に、彼女は専門
>>続きを読む

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.6

「アマガミ」というギャルゲーがあります。
もー大好きで大好きで、かなりやり込んだゲームなのです。
で、
このゲーム、クリスマスデートを2人に申し込んで尚且つすっぽかした方に告白すると〈スキBAD〉とい
>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.5

1989年12月6日にモントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件をもとに描いた作品。

犯人である青年はフェミニストへの憎しみを口にしながら、女子生徒に銃口を向ける…。

単純にヘイトでジェンダーに対
>>続きを読む

(1986年製作の映画)

2.7

彼女がゼミ合宿に行ってしまい、
数日間会えない寂しさを爆発させた映画。らしいです。

とっても園子温してます。

「ボクのこと好きですか。」
「うん、すごい大好きです。」
「とてもボクも好きなんだ。ハ
>>続きを読む

眠れる森の美女(1959年製作の映画)

3.8

マレフィセントは不幸だ。
人を愛することが呪縛にしか見えていなかった。

愛すればこそ、
両親はオーロラ姫を手元に置いておかなかった。
愛すればこそ、
妖精たちは魔法を16年間使わなかった。
愛すれば
>>続きを読む

ヘドローバ(2017年製作の映画)

2.8

ヘドロみたいな人間・ヘドロみたいな関係も
映画という媒体を通せば世にも珍妙な見世物に。

ある種、映画というかフィクションの世界が担う役割のひとつだと思う。
でも個人的にはこの映画を好きになれない。
>>続きを読む

わらの犬(1971年製作の映画)

3.4

はーっ イライラするっ!

話の通じない奴って世の中にはいるからさあ。
ダスティン・ホフマン演じるデイヴィッドはそういうヤツとどう接していくか考えずに逃げてばかりだったんだろうなあ。
これだから喧嘩し
>>続きを読む

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.1

まーたスキーか。
まーた美人に会うとすぐ手ぇ出して。
まーたロジャー・ムーア(57歳!)のもっさりしたアクションだ。
まーた軽妙なジョークにとんでもなく危険なスタント。

…その全てが愛おしい。

>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.9

1時間に5回鳴る携帯電話。
音の出ないキーボードピアノ。
「あれ?寿司は?」
「あなた 普通の家庭料理がいいって言ったから。」
食卓の窓から見えるプールの水面は虚しく凪いでいる。
そして、沈黙。

>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.3

135分の上映時間の内、
半分くらいはウルウルしてた。
もしかしたら もっとかも。
なんでかはわからない。

ただ ここには私の信じている
または信じたい
世界があった。

グレタ・ガーウィグの書く脚
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.6

「なんていうか、お前の心が見えない」

いつものハネケ映画。
“対話なき世界”
そこに今作『ハッピーエンド』にはSNSという要素が加わる。
正直、SNSを取り上げたことによって一個人の問題からやけに距
>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.2

当たらない銃弾。
逃げ回るウサギ。

アメリカンニューシネマっぽいのに
どこか間が抜けている。

女装するジェフ・ブリッジス。
パンストを被ったジョージ・ケネディ。

晴天の虚無。
退廃的?いやいやな
>>続きを読む

わんわん物語(1955年製作の映画)

3.1

犬でもこんなに素敵なデートをしてるというのに…!
パスタの両端を食べていってチュッ💋って…!

「目をつぶってニオイ嗅いでみて〜」
「んー?焼鳥?肉系でしょ?」
「いーえ、家系ラーメンのテイクアウトで
>>続きを読む

ピーター・パン(1953年製作の映画)

3.5

『ONE PIECE』の単行本にある
読者からの質問コーナーから。
・ワンピースの登場人物で、母親が不明だったり既に死亡していたりするキャラクターが妙に多いのは何故ですか?
→ “冒険”の対義語が“母
>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

あぁこの可笑しい感じ、
ヨルゴス・ランティモス映画だ!
全然説明してくれないのに意外と分かりやすいのがスゴイ。

目の届く範囲にしか世界は存在しないんじゃないかって考えはそれほど突飛なものじゃない。
>>続きを読む

007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.0

初っ端の飛行機のシーンが実写だと…⁉︎
『マッドマックス』シリーズもイカレてると思ってたけど、007も大概だ。

倉庫の中に入ってから地面に対して垂直になるよう機体を動かして扉の隙間からビューン!
>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

3.4

『ドゥ・ザ・ライト・シング』の「LOVE」と「HATE」のメリケンサックはこの映画から来てたのか!

右手にLOVE、左手にHATEの刺青を入れる男。
ハリーは全能の神と自分だけを信じている。
彼は手
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.1

あくまで個人的に、なのですが。
どんな作品も(いや現実社会だって)いわゆる作家主義的な見方は避けて通れないと思っています。
「誰が」言ったかを無視するのは、文脈を無視するのに等しいんじゃないかなって。
>>続きを読む

アカルイミライ(2002年製作の映画)

3.6

笹野高史さんが演じるおしぼり工場の社長のウザったさ。ゼツミョーすぎる。
全っ然悪い人じゃないし、むしろイイ人。
、、、一般的に言えば。
30前でまだフラフラしてるバイト(オダギリジョーさん・浅野忠信さ
>>続きを読む

ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.0

ホラー映画じゃねーーか!
知らなかった。怖い。

原作者ルイス・キャロルは数学者でもある。
色々な解説を読むと、
どうやらこの作品にも数学的要素があるらしい。
要するに「不思議の国」での出来事は不合理
>>続きを読む

マーウェン(2018年製作の映画)

3.6

自分のことを認めるのって難しい。
特にそれが世間一般で「変態」と呼ばれるものならば、尚更。

パッと思い浮かぶのは『フォレスト・ガンプ』。
あの映画を観ると「変わっている自分」をいとも容易く受け入れて
>>続きを読む

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.0

覚えがない事件の濡れ衣を着せられた検事の高倉健さん。
シリアスなストーリーのはずなのに…

タッタランタターン♪ターンタタッターン♪

すんごい牧歌的な音楽。
精神病院なのにハワイアンズみたいな音楽。
>>続きを読む

民衆の敵(1931年製作の映画)

3.2

『民衆の敵』とは何を指すのか?
ギャング映画だし、ひとまず反社会的勢力ということにしよう。

ではなぜギャングになってしまうのか?
始めは、悪ガキの好奇心。
その延長線上に安易な稼ぎ方があって。
盗品
>>続きを読む

007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.2

ムーアボンドの中で1番シリアスな映画。
個人的にはやっぱりシリアスなボンドが好き。

オープニングから「過去に決別を告げる」というメッセージを感じる。
でもそれは同時にショーン・コネリーとジョージ・レ
>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.0

“自分”を実感するのはどんな時だろう。

エンジェルにとっては
他人がわたしを認めてくれるとき。

うん。分かるかも。

私は写真に映るのがあまり好きじゃない。
理由なんてわからないけど。
だから鏡や
>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.7

『存在のない子供たち』に出てくる人たちは
どうしようもなく無力だ。

貧しいから…
子供だから…
難民だから…

理由は沢山ある。

それを座って見つめるしかない私。
「彼らと同じく」
なんて言葉を軽
>>続きを読む

シンデレラ(1950年製作の映画)

3.7

古典作品と私の視点。

王子がシンデレラを(またその逆も)好きになる理屈を求めている自分がいる事に気付く。
でも“好き”とか“運命”ってそういう事じゃないよなあと私は信じたい。

“信じる人のもとに奇
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

うあー!もっと若い頃にも観てみたかったぁー!

破裂しそうな若いエネルギー。
そして爆発。

めちゃめちゃ好きだなあ。
“若さ”には世界へ進化を促すような宇宙的な力があるって個人的に信じているから。
>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.1

ゴローーーーー‼️

全ての童貞はお前の味方だよ!

倒れてる原田知世さんのワキとかムネとか触っちゃったら…って足側を持つお前は童貞の鑑だよ。
まーそんな男はモテないわな。

それに比べて深町のヤロォ
>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.8

クスクス。ニヤニヤ。

“唯一の真実は愛の衝動だけ”

という言葉から始まる

グザヴィエ・ドランの“洒落”た映画。

バンバン ふざけた振りをして
 バンバン あなたは私を撃つ

そしてまた

タバ
>>続きを読む

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

2.8

ボンド、宇宙へ。

スパイの仕事範囲広すぎ問題。
今作だけでカリフォルニア、ベニス、リオ、アマゾン、そして宇宙に行く。
多分イモトさんより世界の果てまで行ってQ。

今回の悪役は美男美女だけ乗せてノア
>>続きを読む

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

3.1

私は昔っからトムとジェリーが好きです。
→影響を受けているルパン三世も好き
→峰不二子とルパンの関係も好き

というワケで
恋人の仇であるボンドを敵視するが、共通の目的を達成するためにボンドに協力する
>>続きを読む

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

3.9

『叫びとささやき』を観て思ったことと
ほぼ同じことをこの映画の父親が言ってた。

愛が神だ、と。

自分に言い聞かせるように。


“神”とは世界の受け入れ方を問う存在なのかな、と思った。

「人は皆
>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

3.5

ブラントンとフィリップは
「優秀な者は愚者を殺す権利がある」
と考えていた。

愚者として選ばれたデイヴィッド。
しかし映画が先に進めば進むほどデイヴィッドがいかにイイ男か明らかになっていく。
お金持
>>続きを読む

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.9

あらすじにどれほどの意味があるのか疑問だが、一応。

殺し屋のランキングがある世界観。
ナンバー3花田五郎(宍戸錠さん)は妻・真実や謎の女・美沙子に翻弄されながら、他の殺し屋に追撃される羽目になり…。
>>続きを読む

三人の騎士(1944年製作の映画)

3.0

アニメと実写の融合。

『メリー・ポピンズ』の20年前(1944年)にはもうこのクオリティで存在してたんだ。
『ファンタジア』の時も触れたけど、まだヒトラーが生きている頃だからなあ。
誰もが一度は観た
>>続きを読む

>|