655321さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.3

正直に言うと、よくわかんなかった笑

誰かを愛すと自由は極端に減る。
と言うと大げさかもだけど。

明日の晩御飯は何食べたい?
次の休みはどこに行きたい?
あなたの好きなものは?嫌いなものは?

好き
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

2.4

“ヴィランに寄り添う”にはジョエル・シュマッカー監督は陽キャ過ぎるんじゃないかな。
やっぱりティム・バートン版と比べると悲しみ成分が足りないし、それって「バットマン」とは相性が悪い。あの人、復讐の鬼と
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

人には居場所が必要だ。
別の言い方をすると“シマ”が必要だ。
土地。家。誇り。愛。ジェッツ。シャークス。

ジェッツやシャークスの不良どもは
“シマ”が全てだと思っている。
追われ、奪われてきた彼らは
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アイ・アム・キューブリック!(2005年製作の映画)

2.8

キューブリックのフリをして、金を騙し取るゲイのおっさん(ジョン・マルコヴィッチ)。
実話を基にした映画らしい。

何者にもなれていない自分が惨めで、
その癖なりすましたキューブリックの事すらろくに勉強
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音楽(2019年製作の映画)

3.6

公開当時から気にはなっていた。
インパクトのあるポスター。
…不良?…なのにタイトルは『音楽』?
何度か映画館の前で立ち止まって
チラシを読んだりもした。

はぁぁ。なんで観なかったんだろ。

ケンジ
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アトランティス/失われた帝国(2001年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

一見すると純粋な冒険譚に見える。
でもこれ実はめちゃくちゃ怖い話だと思う…。
あくまで私の解釈では。

マイロは祖父の親友だと言うウィットモアの援助を受けて、用意された仲間と共にアトランティスに向かっ
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

2.6

『続・猿の惑星』ということで前作の続きから始まるけど…。

すぐに前作の主人公テイラーは行方不明になる。
同じ頃、猿の惑星に着いたブレントは文明人(=テイラー)を探すが、猿の軍団と出会って——。
とい
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.4

主人公(ジョニー・デップ)は詩人ウィリアム・ブレイクと同姓同名。
次々と不幸に襲われる主人公の前に現れた“ノーボディ”と名乗るネイティブ・アメリカンの男は、主人公を詩人ウィリアム・ブレイクその人だと信
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mellow(2020年製作の映画)

3.5

ぜーんぶ自己満なんです。
告白ってやつは。
自分の想いにケジメをつけるため。
だから告白は好きじゃない。
だから自分のラーメン屋を畳むことを告知したくない。
閉店の告白を聞いたから来店する人って自分が
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

2.9

前作『バットマン リターンズ』はかなりの傑作だと思っているのですが、唯一「ん?」となるのは何故バットマンやペンギン、キャットウーマンが戦うのかよくわかんない所。

それを改善しようとしたのか、
今作の
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

『エール!』と比べてよく整理されてる。
“だから”、ごくごく個人的には『エール!』の方が好きだな。

私にとって“望み”はもっとぐっちゃぐちゃだ。
私にとっては[家族の為に][生活の為に]という想いは
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エール!(2014年製作の映画)

3.7

“苦労”の描き方がとても好きだった。

私の父は後天性の障害を持っている。
だから私達家族は食事の手伝いをする。
でも、別にそれがフツーだ。
何とも思ってない。
母も妹も。
ポーラもうんうんって頷いて
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ラマになった王様(2000年製作の映画)

2.7

たぶんディズニー主人公史上最低のクズ。
ラマの王様っていうかクズの王様。

でも皆さんのレビューを読むと、
なんだかんだいってニクめないという評価。
信じられん。
私はめちゃくちゃ憎いんですが。笑
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知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.5

ビル・マーーーレイ好き、必見!
彼のオトボケが大爆発のアンジャッシュもの。
浮気はしません。

体験型イベントかと思いきや、
それは本当に諜報員のミッションで…という話。

よくあるストーリーに見える
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

“この映画は言わば大きな旅行カバンです”

ウェス・アンダーソン監督は
自身の作品をこう評している。

ぴったり!
さすが作った人!

なんで自分はウェス作品が好きなのかなって
ずっと疑問だったけど…
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.1

何故走るのか?

ユダヤ人のハロルドはフェアを求めて。
宣教師の家系に生まれたエリックは神のために。

どちらも個人の信念に基づいて走り、
英国エリートの権威主義に真っ向から逆らう。
これがほぼ実話だ
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ガンのバランス感覚は抜群!
ライトな印象のまま“グレー”を描く能力でこの人の右に出る者はいないんじゃないでしょうか。
同じ作品内の陰惨なシーンでも
笑える所・笑えない所・その間のグレー
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.4

【自分、色んな“音”を拾っちゃうんスよ】

耳(=アンテナ感度)は誰よりも鋭く繊細だ!
と自負する音声分析官マチュー。

ヘッドホンをつける時の摩擦音。
同僚の貧乏ゆすり。
妻と雇い主の視線の交錯。
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

ありゃ、マークし忘れてた。
でも「SF映画と言えば?」と聞かれたら
個人的にはコレ。

『猿の惑星』

やっぱりありえそうじゃないですか。
そう思わされる時点で
これはファンタジーじゃなくて
素晴らし
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

そういえば
我が家にはまだアベノマスクが届いてない。
国民として認識されていないのかしら。
きっとマスクと一緒に投票用紙もオマケでつけることにしたらこんなミスは起こらなかったでしょうね。
あ、いやマス
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.2

思わず観ててムキになっちゃう。

おい!ちゃんと装備の点検しとけよ!
ほら、片手だけじゃなくて足も出さないと滑って落ちちゃうよ〜!

って。

悪役もまたムカつく奴らなんだよな〜。
韓国ドラマばりのク
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.7

高校時代のある日。
事故かなにかで電車が止まった。
ウチの学校では遅延証明書は
黄門様の印籠と同等のパワーがある。
紋所を教師の目にグリグリ入れることが出来る。
だから助さんならぬ当時の彼女を伴って逆
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ダイナソー(2000年製作の映画)

3.0

ディズニー初(ピクサーは除く)のフルCG!
水や木々、砂地もとんでもなくリアル!
と思ってたら背景は実写だった。
この調子じゃ『ライオンキング』観たら現実と映画の区別がつかなくなってまうのではなかろう
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.8

寺山修司の『さらば、映画よ』を思い出した。

「俳優は映画の中で死ぬべきですよ。」
「それなのにハンフリー・ボガートは映画の外で死んでしまった。何てわがままな人だろう。」
「私は映画の中のハンフリー・
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.5

『BLUE』のBというワケではないですが…
ボクシングでは「Aサイド」「Bサイド」という言葉がよく使われる。

Aサイド…試合をしてあげる側。例えば日本やアメリカなど裕福な国のボクサーはこちら側のこと
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

2.8

今回のマクレーンは史上最高に迷惑をかけまくる。
みずほ銀行くらい迷惑かける。

はっ!整いました!

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』とかけまして
「みずほ銀行」と解く。

その心は!

どちらもうまく
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

ざっと調べてみると、
私と同じ名字(漢字)は400人ほど。
読み方も指定したら大半が親族になるだろう。

私の名字は何よりも私を定義し易くする。

常に“ファミリーネーム”が側にある人生だった。
今も
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.6

なんだかね、
生暖かい風を浴びるような映画でした。
雨が降る前とか室外機みたいな風。
うーん。
ほとほと自分の語彙とか表現力の無さにヤになる。
生暖かい風だからイヤだってことじゃなくて
ただそんな風に
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

スパイダーマンは仮面のヒーローだ。

サム・ライミ版でもマーク・ウェブ版でも
スパイダーマン/ピーター・パーカーという
仮面/素顔の狭間で
いつもいつも迷子になる。

彼は何者なのか。

答えは分かっ
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シリアスマン(2009年製作の映画)

2.2

踏んだり蹴ったり。
泣きっ面にハチ。
弱り目に祟り目。
世界一ツイてないジョン・マクレーンがハゲる。

『シリアスマン』の主人公ラリーは
とにかくヒドイ目に遭いまくる。
子供たちは問題ばかり。
仕事じ
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.7

みーんな幸あれ!

寒い夜には祝福を。

クシャッとなった一万円札。
諭吉さんも笑ってる。

負けないくらいクシャッとなったハナの泣き顔。
汚ったねえ顔だけど、
これがまたいいんだ。

クリスマスだも
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.6

「水素水」的なヤツ。
飲んだらガンが治る。
肌質が10代に戻る。
みたいな怪しげなヤツ。

んなワケないっしょのヤツ。

でもガル・ガドットってずっと美しい。
これは水素水キメてるでしょ。
信仰したく
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ファンタジア2000(1999年製作の映画)

2.6

うーん。
あまりワクワクしなかった。
個人的には前作『ファンタジア』の方が好き。
今作の方がストーリーはちゃんとあるんだけど、
あんまりそういうのを求めてなかったかも。

ていうのもこの映画を観る前日
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クリスティーン(1983年製作の映画)

3.7

すっごい情念を感じる映画!

アーニーとデニスの関係にも含みがあるカンジ。

アーニーは典型的なナード。
に対して、
デニスはアメフト部の花形選手でイケメンで性格も良い。

2人は自他ともに認める親友
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.9

主人公の娘がクソ無能すぎてイッライラした。
デスノートいっぱいに名前を書き綴りたい。
働き者の無能ほど迷惑かける存在は無い‼️

…て思ってたんだけど。

ザック・スナイダーって娘さんを自殺で亡くして
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

2.9

はい。『ダイハード』はバカ映画です。

でも4はそっちいっちゃったかあ。

ダイハードシリーズの面白さって、
マクレーンが強すぎヤンチャすぎで周囲(敵も含む)が段々引いてくトコだと勝手に思ってるんです
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