93n35i5さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

2.9

ヘルボーイは相変わらずチャーミングで強くて格好良い。クリーチャー達の造形も良い。
しかし敵である魔女に魅力が全く無さすぎるしやっていることもなんだか茶番感。敵が小物なせいでサクサク話は進み(笑)、CG
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バッド・マイロ!(2013年製作の映画)

2.3

良くも悪くも"マイロが可愛い"しか感想が無い。
唐突な「パパ…」の可愛さの破壊力に🥺こうなったわ…

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.9

ひたすらHighだがひたすら悲壮感溢れるという対照的さよ…。やはり犯罪にも向き不向きがあるのだなとしみじみと感じた。
そしてコメディゆえにマイケル・ベイお馴染みのナンセンスなギャグ(大好き)が存分に散
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

2.0

ジェドの生い立ち編。
気違い殺人鬼が如何にして出来上がるか、というわけだがまあまさにテンプレ的とも言える生い立ちなので特段狂気を感じる部分は無い。わざわざ映画にするまでもないようなストーリー。
ナース
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

1.9

一作目の続編という事だが、何だかやたらドラマ(?!)な感じに。続編としては誰も求めていない方向性になっていた気がする。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

2.0

何よりも緑の美しい瞳のアップがとても印象に残った。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.9

キリスト教による"汝殺すなかれ"という戒めを胸に、そして字の如く聖書を胸に抱き、戦場へ武器を持たずに衛生兵として赴く。人を殺す為ではなく人を救う為に。
宗教が云々という事ではなく、彼の個人的な信念がそ
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

人種差別を題材としているが、決して人種差別という視点のみで語られるべき作品では無いと感じた。モーテルの事件は黒人だから白人だからという人種間の次元の話では無かったように思う。あらゆる観点や感情や倫理面>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

2.1

扱う題材の割には真摯さが無く宙ぶらりんな感じ。コメディを混ぜ込んでポップに仕上げたいのはわかるが変に中途半端で面白いのか面白くないのかわからない。まさにただの茶番で茶番以上の感銘が何も得られなかった。>>続きを読む

ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.4

鑑賞者が所謂"神の視点"になる。
分岐点で出される選択肢を操作することによってストーリーが変化するという、映画においては斬新な作品。動画配信サービスだからこそ出来る試みですね。
並行世界やタイムパラド
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

2.5

とても有名なお屋敷を題材にしており、事の背景など基本的には事実に沿った設定であった。
自社の銃により死んだ者達の霊を沈め自分が生きながらえる為に家を増築する、という夫人の妄執的部分を"因縁"を根底にし
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.4

人生全てが誰かに監視されていたとしたら⁈
本作の主人公トゥルーマンは生まれた時から全ての時をテレビ放送され世界中の人々に視聴されていた。このトゥルーマンが我々の社会の縮図として揶揄された存在だというの
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

「意識」という部分に焦点を当てた、中々スピリットなストーリーであった。個人というのは意識そのもののことであるという本作の描き方に寄れば確かに器としての肉体は問題にはならない。肉体はあくまでもただの器で>>続きを読む

アイ・フランケンシュタイン(2014年製作の映画)

1.9

設定も映像もそれなりなのだが一切盛り上がらない。なんというかただ豪華なMVという感じで、上っ面だけなぞったようなチープな展開でもはや物語も何も無い。ハッキリ言うとオタクが妄想する厨二ファンタジー的で凄>>続きを読む

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.5

未曾有の大地震により崩壊していく街から家族を救うべく奮闘するレスキュー隊の父。職業を生かした救出劇とそれによる家族愛を見せたいのはわかるが、潔いくらい家族しか眼中に無いし家族しか助けないのでレスキュー>>続きを読む

ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.0

あまりにも無計画で自然を舐め過ぎるているし、得体の知れない男にほいほい着いて行ってしまうお気楽さも見て取れるしで、何というか遭難するべくして遭難したという感じは否めない。よって自業自得感があり同情や感>>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.2

密室劇だった前作に比べ、街中での描写がメインになった分パージそのものの臨場感や緊迫感もぐんと倍増。登場人物達それぞれが事情を抱えており、それをお互い関係し合いながら上手く消化出来ていた。メインの案件に>>続きを読む

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.8

噛み合わない会話劇が終着を迎えた時に浮かび上がってきたものは純愛⁈…
純愛とは超個人的な見解に基づくと思うゆえ、ジャックのそのもはや独白とも言える熱い愛の全貌はそれをただの事件としてのみ向かうリンチ刑
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

1.9

前作の終わり際(つまり今作へのセクション)が非常にそそる展開だった為に期待をしながら本作を観たが…。なんというか、前作の方がまだパニックものとしての面白さとクオリティがあったのだなと思い知りました。>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

無邪気で健気で愛くるしくて強い、そんなビーちゃんを堪能するためだけの作品🐝💛私のようにビーloveだと、ビーちゃんの一挙手一投足に一々ニヤニヤしたり涙したりする羽目になります。かわいさの極み。

確か
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.0

隠れる場所無しの道路の真っ只中でハンターに狙われるというあるようで無かったシチュエーション。そのシチュエーションで狩られていく人間達の様子を楽しむ、的作品なのでストーリーや人間関係などその他の部分に関>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.5

トリアーお馴染みの段落に分けて語る技法とどこかpovじみた独特のカメラワーク。
殺人がメインの要素では無くて美学ありきの殺人というか、詭弁を並べる為の一つの要素/素材として殺人がある。建築家の目線から
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フィレンツェ、メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館 3D・4K(2015年製作の映画)

2.0

タイトルに冠した割には美術館の魅力を伝え切れていない。メディチ家の豪勢さはよく伝わるが役者の独白形式が作品鑑賞に水を刺すというか、正直怠い。
作品紹介にしても、美しいアート群をアップで細部まで鑑賞出来
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

1.8

怪奇現象が粛々と起き続けているのでそれなりに飽きない。が、小さな現象ばかりで慣れてきてマンネリ、悪魔の姿が現れたりなんかはしないのでインパクトも無い。

基本的に私も彼氏のスタンスなので彼女のヒステリ
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ディアボリカル(2014年製作の映画)

1.9

パッケージにネタバレ明記で笑う…。
怪奇現象が一転ハードSFに、という発想や転換は面白い。しかしSFにするにしてもお粗末で雰囲気だけ出したようなレベル。

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.4

列車の車両を世界の縮図に見立て風刺するという中々パンチの効いた作品。階級格差が社会(列車)を機能させ、最頂点の者が己がままに裏の糸を引く。
誰がどう観ても突っ込み所満載だがその突っ込み所ありきで作られ
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イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

2.0

意味有り気に佇む教会に何か後ろめたさを抱えているような人達が吸い込まれ血を流す、象徴的オブジェ(岩)、太古や人体のビジョン、などから宗教や神話的要素を含んでいるメタ的な物語を示唆する作品なのだとは読み>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.8

独裁者の支配と暴力、暗躍する名も残らぬ存在、大衆の非存在性、世の摂理と欺瞞と本質を突くそのテーマや視点は訴えかける内容としてとても良い。世の真実をまざまざと浮き彫りにしておきながら軽い善悪二元論的視点>>続きを読む

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.9

(クリントンがテロリスト達に武器を密輸していたやつ)

社会的なメッセージは二の次で派手なドンパチが見たい私のようなタイプに向けて撮られた作品だと思う(笑)だってマイケル・ベイだもの。
社会派映画とい
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

ひたすら怒涛のカーチェイス。
荒野に巻き起こる砂埃に黒煙に爆音。
自由を求めて出発するもまた結局元の場所に戻るというただの往復行為を、至極最高潮な2時間の作品に仕上げるセンス。
角度や推移を多様に描写
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

2.8

アクションとしてもコメディとしても今一つ感。
スキルやライフ制限などステータスやオプション部分のみが際立ち、肝心の演出と世界観にゲーム内らしさをあまり感じなかった。展開も決してつまらない訳ではないが随
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アリス(1988年製作の映画)

3.9

夢の世界は楽しいことばかりとは限らない。不可思議なことや恐ろしいことも起こる。綺麗な色ばかりではないし、可愛らしい物ばかり目に映るわけではない。有名なアリスの物語の不条理さと残酷さをシュールレアリスム>>続きを読む

フード(1993年製作の映画)

3.8

"食"という行為はその行為自体がとてもアーティスティックでエネルギッシュだと思う。口内に物が入るまでの流動性と腹を満たす為にただ喰らうという迫真さに美が宿る。
食事を圧倒的嫌悪感で演出していながらも逆
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.0

前作から30年後の時間軸。
街並のレトロフューチャーな雰囲気、些細なシーンやアイテムなど前作を踏襲したものが数多く見受けられる。正直面白くなかった前作に比べ、本作はストーリーもメッセージ性も良かった。
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

終始雨が降りしきる暗い夜、退廃感溢れるスラム風近未来街はそこに身を置きたいと思わせるような魅力で描写されている。オリエンタルさが加味された様相がなんとも良い雰囲気。それ以降の各方面のサイバーパンク作品>>続きを読む