骨の髄まで面白い!!
血湧き肉躍る興奮の坩堝!!
掛け値無しの極上エンタメ!!
これが、これこそが、インドの熱き風だぁ〜!!
……って感じの映画でしたね。
2022年の巨弾エンタメ大作は、『トップガ>>続きを読む
「お互い古い付き合いだけど、他人なのさ」
ーーー【あらすじ】ーーー
綿花農園で財を成した富豪のビッグ・ダディが、誕生日に病院を退院し帰ってきた。
実はビッグ・ダディ、本人は知らされていないが、癌で余>>続きを読む
それは まぎれもなく ヤツさ
ーーー【あらすじ】ーーー
賞金稼ぎのジェーンは、1世紀前に絶滅したミロス星の、最後の女王の娘の一人。
彼女は、ミロスの女王の掟に従い、自分が愛することのできる男を探して>>続きを読む
日本大学芸術学部映画学科主催の映画祭『領土と戦争』にて鑑賞。
1941年から42年のフィリピンの戦いを描いた、陸軍省後援、東宝配給の国策プロパガンダ映画。
今風に考えれば、転生先で知識チートし現地人を>>続きを読む
「俺たちは敵じゃなく、戦争と戦うんだ」
日本大学芸術学部映画学科主催の映画祭『領土と戦争』にて鑑賞。
ーーー【あらすじ】ーーー
朝鮮戦争末期。
人民軍との内通者がいるとされるワニ中隊調査の為、最前線>>続きを読む
「明日に 瞬間移動だ」
セリーヌ・シアマ監督最新作は、なんと僅か73分の短編作品!
しかし侮ることなかれ。幻想的紅葉の森で芽生えた友情物語は、まさにセンス・オブ・ワンダー!
祖母との別れ、いなくなっ>>続きを読む
古典的アクション・アドベンチャーのミームを継承した、ゲーム原作映画。
原作ゲーム『アンチャーテッドシリーズ』はソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のIPのため、グループ内ゲームタイトル>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞19作『フリーダム・オン・ファイヤー』
2022年最後の鑑賞作品は、2022年だからこそ見るべき、最もタイムリーな作品。ワールド・フォーカス特別上映枠『フリーダム・オン・>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞18作『クローブとカーネーション』
毎年『アジアの未来』部門で、全然存じ上げない監督と俳優の作品を見ることを楽しみにしているのですが、なかでも本作は不思議な余韻を引きずる>>続きを読む
「家族からは逃げられる。悲しみからは無理よ。凶暴な影のように、ずっと付きまとう」
Filmarks試写会にて鑑賞。
はみ出し者が世界を変える系、実話を基にした映画。
主演のベネディクト・カンバーバ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞17作『メガゾーン23』
"東京と信じて疑わなかったこの街は、宇宙船の中に作られた、虚構の都市だった…。"
東京国際映画祭ジャパニーズ・アニメーション・レトロスペクティ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞16作『ライフ』
171分という長~い上映時間のうえに、見る者を困惑させる展開が連続する内容に気をやりそうになる、超ビジュアル映画。
絢爛豪華から殺風景まで、画力のあるシ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞15作『ザ・ビースト』
村系スリラー。
2022年東京国際映画祭の東京グランプリ/東京都知事賞、最優秀監督賞、最優秀男優賞と、参観受賞作品に輝きました。
教育、知識量、>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞14作『セカンド・チャンス』
今回のTIFF面白ドキュメンタリー枠。
アメリカ最大の防護服メーカーの"セカンド・チャンス・ボディー・アーマー社"(以下、SC社)の社長リチ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第13作『孔雀の嘆き』
代理母出産から赤ちゃん直販ビジネスへ……。
母の再婚、弟妹たちを養うため働く長男、心臓病の妹。これらは本作主人公の青年アミラの境遇であると同時に>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第12作『コンビニエンスストア』
ーーー【あらすじ】ーーー
ウズベキスタンからロシアへ出稼ぎにきた女性ムハッバトは、自分達を奴隷の如く扱うロシアンババアのザンナの元から逃>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第11作『フェアリーテイル』
【備忘】
ソビエト時代から現在も活動するロシア映画界の巨匠アレクサンドル・ソクーロフ御年71歳(2022年現在)の最新作。
アンドレイ・タルコ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第10作『アヘン/OPIUM』
【備忘】
マルクス主義の生みの親カール・マルクスが説いた「宗教上の不幸は、一つには現実の不幸の表現であり、一つには現実の不幸に対する抗議であ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞9作『突然に』
【備忘】
映画で伝える視覚以外の感覚へのアクセス。
ーーー【あらすじ】ーーー
ドイツからトルコのイスタンブールへ30年ぶりに帰郷したレイハンは、嗅覚の喪失に>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第8作『消えゆく燈火』
「ネオンが消えても、お前がこの家を守れ」
ーーー【あらすじ】ーーー
ネオンサイン職人だった夫ビウの死後、失意に沈む妻ヒョンは、ビウの死を引きずるあ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第7作『1976』
【備忘】
男性優位社会に抑圧される女性の、自尊心とアイデンティティーを守ろうと苦悩する姿を通して、独裁政権という政治体制における女性の地位や、ブルジョワ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第6作『幻魔大戦』
〈アニメで見る東京〉という企画らしく、各作品共に制作当時の東京の風景がアニメで描かれている点が共通しています。
ーーー【あらすじ】ーーー
大宇宙の破壊>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第5作『ノースマン 導かれし復讐者』
「賢者ほど愚者になれる」
ロバート・エガース監督最新作!
『ヴィンランド・サガ』を事前に読んでおくと、内容の大半がすんなり腹落ちする>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第4作『タバコは咳の原因になる』
今年のTIFFのコメディ枠は、フランス製戦隊ヒーローものというキワモノな刺客!
ーーー【あらすじ】ーーー
タバコ戦隊のアンモニア・ベンゼ>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第3作『アシュカル』
アラブの春のその先で……
本作は、アラブの春のきっかけとなったチュニジアでの民主化運動(通称ジャスミン革命)の発端である、26歳の失業者青年が県庁>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第2作『ヌズーフ 魂、水、人々の移動』
ヴェネチア映画祭オリゾンティ・エクストラ部門観客賞受賞作。
ーーー【あらすじ】ーーー
シリア、ダマスカス。
14歳の少女ズィナは、>>続きを読む
第35回東京国際映画祭 鑑賞第1作『楽日』
ツァイ・ミンリャン監督が、幼少期の記憶に絡めて映画館への愛を描いた、超スローなムードの不思議な作品です。
ーーー【あらすじ】ーーー
台北の映画館"福和大戯>>続きを読む
子どもの頃は単に無邪気に楽しく見ていましたが、改めて見返してみると、実によくできた作品で驚きました。
無駄のないテンポ感。クスリと笑える小ネタ。随所に仕込まれるカトリックへの目くばせ。一人の女性が自己>>続きを読む
本作は、『STAR WARS』に一区切りついたジョージ・ルーカスが、『STAR WARS ep6ジェダイの逆襲』『イウォーク・アドベンチャー』『エンドア/魔空の妖精』にてイウォークの戦士ウィケット・ウ>>続きを読む
【我は父を殺し、我が身を神と成す……】
2035年の世界では、ロボットありきの社会生活が既に確立され始め、人間の生活に完全に溶け込みつつあります。
そんな世界で起きた、ロボット工学の権威ラニング博士>>続きを読む
マーベル・スタジオ制作のハロウィン・スペシャル・プレゼンテーション短編。
本作レビューにあたり、本作がリスペクトを捧げているモンスター映画(とりわけ狼男映画について)、特にユニバーサルによって数多くの>>続きを読む
パンダブームに合わせて東宝チャンピオンまつり向けに製作&公開された子ども向けアニメ『パンダコパンダ』の第二作。
前作同様、監督・演出に高畑勲、脚本・美術設定・画面構成は宮崎駿、作画監督には大塚康生と小>>続きを読む
"汝宮崎駿の性癖を堪能せよ"
公開50周年を記念し、Filmarksが主催した2週間限定リバイバル上映にて鑑賞してきました。
幼少期から何度も見てはいますが、スクリーンで見るのは初めて。また、前回鑑>>続きを読む
〈渇き果てた灼熱の町で、2つの事件が交錯する〉
オーストラリア発ベストセラー小説を実写化したクライムサスペンスである本作『渇きと偽り』は、気候変動により大規模な干ばつや森林火災に毎年悩まされているオ>>続きを読む
1年に2400回 週に44回 1日に9回 48分ごとに銀行が襲われる町
銀行強盗で世界的に有名なこの町の名は ロサンゼルス
世界屈指の犯罪都市ロサンゼルス……という前触れで始まるわけですが、なにもロ>>続きを読む
アルジェリア、サハラ砂漠。
広大な砂の大地を切り裂く道路のすぐ脇に、簡素で無機質で直砂に埋もれてしまいそうな、石壁の小屋がある。
それは、たった一人が切り盛りしている、小さな喫茶店。
道行く人々を出迎>>続きを読む