SAKIさんの映画レビュー・感想・評価

SAKI

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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

コミカルな雰囲気を出しつつ、テーマがテーマだけに、突然の悲劇に横殴りにされる。感情がジェットコースター。

登場人物たちは、大きく嘆いたり、怒りを露わにしたりはしない。この世界の片隅で、でも感じたこと
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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.5

全編、西洋絵画のような美しい映像。レンブラントのような光と影のコントラスト、いや、フェルメールかな。色彩も豊かで美しい。

物語は、シェフ-三ツ星フードトラック〜の歴史版のような流れに、ロマンスと復讐
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.5

レオ様の演技に期待して鑑賞。結果、圧倒された。本当にすごい役者さんだ。
映画の中にいたのは、レオナルド・ディカプリオが演じる男ではなく、生立ちとその影に苦しみ、状況に追い詰められながらも、信念を貫こう
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アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

3.2

軽く見られる御伽話。

本人がゴージャスだからこそきまる、カミラ・メンデスのシンプルなブラックファッションが◎

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.4

アンソニー・ラモスがイケメン!
ウスナビの名前の由来には笑った。

クラブシーンといい、シャンパンのシーンとい、ウスナビとバネッサの男女の会話の噛み合わなさが妙にリアル…

陽気なラテン音楽に郷愁や切
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.2

20年越しくらい、ずっと見たかった映画。アマプラに出てて、やっと見ることができた。

目当てはクレア・デインズだったのだが、若き日のディカプリオがヒロインを圧倒する美しさで、全部持っていった。このとき
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ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

3.2

終始もやもや。
日常のもやもや感がリアルすぎて、もはやドラマにする意味はあるのか疑いたくなるほど。

最終的にうまくいったのか、いってないのか、割切って、水に流して日常は続いていく。

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.2

大筋のパターンはプライドと偏見と同じ。若かりしヒュー・グラントとケイト・ウィンスレットが可愛い。

イギリス映画のこの感じ、安心してみられるし、自然と古き良き建築や衣装などの美術が好き。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.6

人生って、愛ってほろ苦い。2人は笑い合っているのに、涙が止まらなくなった。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.2

学生時代、アルバイト先にとても綺麗な子がいて、この映画の話がきっかけで少し仲良くなった。
今は疎遠になってしまったけど、なんとなく、この映画のセリーヌのように、私にとって忘れられない存在になっている。
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

タクシー乗車客とドライバーのオムニバス。なんといっても、1stEPのコーキー役、20歳のウィノナ・ライダーが魅力的。
ボーイッシュで小慣れた服装、たばこの吸い方、運転の仕方、話し方、しぐさの一つ一つに
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

4.0

公開当初、映画館で観たあと、わくわくしながら家路に着いた。
私の中でしばらく鳴り続けていた映画。
麦の穂と風のシンフォニーが映し出された瞬間、名作を予感した。
少年の気持ちで一緒に旅をし、胸がいっぱい
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.2

異国日記からの鑑賞。

私は同性愛とか自分らしく生きることとか、女性が主張し抵抗することは特別なことではないと思っている。

最近はだんだん時代が追いついてきているのも感じる。

しかし、この映画の公
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.2

素敵な美術に癒される童話のような可愛い作品。お庭メインかと思いきや、そうでもなかった。

のんびり観て、ちょっとほっこり、ほろりとして、最後は前向きな気持ちになれる。

ジブリ好き、とくに魔女の宅急便
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.2

なぜか見ていなかった名作のうちのひとつ。ジャケットがおしゃれ。

ジョディ・ホスターが美しい。最近の女優さんの中には、ジョディみたいなクラシックなタイプの美人さんていないな、とおもってみたり。

内容
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

3.2

ケイト・ハドソンからゴールディ・ホーンを知った10代の頃に、この映画を知って、いつか見たいと思っていた。

当時はレンタルビデオショップに置いてない映画は見れなかったけど、今は動画配信サービスで見れる
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.2

シービスケットといい、ウォーホースといい、人と馬の物語はなぜこうも感動的なのか。それぞれ切り口は違うけど、いつも泣きそうになる。そして、ちゃんとハッピーエンドだから安心して見られる。

こちらの物語は
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

ハンスジマーの楽曲を聴きたくなって、満を持して鑑賞。
専門用語と設定が多くて、解説をしてくれないまま進むので、話を掴むのが大変。
たぶん置いてけぼりになって、なんとなくで鑑賞する人多いんじゃないか?
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オートクチュール(2021年製作の映画)

3.5

高価なものを作っている人は大抵低賃金。彼らの技がないと、いいものはできないのに。

給料なんか関係なく、美しいものを生み出すこと自体に価値を見出すことに、共感はする。職人気質。しかし、大人になって、そ
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355(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

豪華な俳優陣なのに、残念な脚本。どうしてこうなった?悪役は別の人がいいし、相棒は死んでたほうがよかったんじゃないかなー。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

ファンが多い監督だとは分かっていたけれども、ウェスアンダーソン的な美術はいまいち性癖にささらなかった。お話も。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

壮絶。見ていてヒリヒリする。痛いシーンは、「映画だ。演技だ。」と自分に言い聞かせたけど、それでも怖かった。
ジェニファーローレンスがもつ独自の重さが、重い映画をさらに重くしていた。圧迫感がすごい。重力
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.5

お金のことを少し勉強してから見ると行員の見え方も変わるなぁ、と思いながら鑑賞。

横浜流星と竹内涼真の身長差が気になってしまった。その流れで江口洋介が重宝されるのは、身長が高い若手とバランスが取れるこ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

あまり見ないジャンルだけど、違国日記で槙生さんが、音楽がかっこいい映画として朝に薦めていたことがきっかけで鑑賞。

シャーリーズ・セロンが素晴らしい女優さんだということを、再確認した。と思ったら、やっ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.7

似た役柄が多い俳優については、演じてるイメージが強くなり、あまりその役として見れなくなってくる。
二宮もその1人で、映画館で泣かせる予告を見た際も、
「ニノがまた戦場に送られとるー!」
と思ってしまっ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

破茶滅茶っぷりが、この手の洋画らしくて👍細かいことにツッコむのはやめて、世界観を楽しみたい映画

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

よかった!
ホームカミングでトムホのファンになって以来、マーベルシリーズも楽しくなって、終わってしまうのが惜しくてなかなか鑑賞しなかったノーウェイホーム。
ドビー版もガーフィールド版も包括してついに完
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俺の過ち(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

webtoonみたいなラブストーリーで、こういう王道って世界共通なんだなーと。

パーティやカーレースは欧米あるあるだけど、両親の再婚で兄妹間の恋愛とか、悪い男に惹かれちゃうのとか、実は病気の妹を可愛
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.5

設定が面白そうで鑑賞。友情ものかと思いきや、ラブストーリーだったけど、楽しめた。

米大統領がユマ・サーマンだと気づかなかった。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

そうくるか!なるほど面白かった。
よくできてきるけど、やはり1ほどは怖くないし、ややエンタメに振り切った感はあり。
1が傑作すぎたよね。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

しっかり是枝映画だった。私も血の繋がりだけが家族を作るのではないと信じているタイプなので、こういうテーマはすごく共感できるし、泣く。

役者さんもなんだか既視感あるというか、日本人キャストに置き換える
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.2

サリンジャーを題材にした映画多いなー。
美術はおしゃれで可愛い。さすが、ニューヨーク。

サリンジャーは「バナナフィッシュ」ぐらいしか呼んだことがなくて、なんとなく浅野いにお的な世界観かなーと思ってい
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