梅の実落ちても見もしないさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

梅の実落ちても見もしない

梅の実落ちても見もしない

映画(112)
ドラマ(0)
アニメ(0)

紙の月(2014年製作の映画)

4.0

久々2回目の鑑賞。
分かる。
宮沢りえの、そんな事しなさそうな主婦感と、脇の演技も全体的に好き。
年下が離れた年上好きになるのは、すごく罪。
最後の駆け出すシーン。
止めなかったお局。
普通に捕まって
>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.3

結果悪い事でも、依存し合っているこの母ならそうなると納得させられる作品。嫌じゃない。パラサイト同様、伏線も回収しきってて気持ちいい。暗いけど。
ウォンビンのこういった芝居が新鮮で、惹きつけられた。また
>>続きを読む

さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

3.9

戦後、ナチス将校の遺族側を視点。14歳の少女が突如おかれた苦境と、ナチス、ユダヤ間での心の葛藤を描いている。
女の子が長女として背負ってる辛さを爆発させるシーンが良かった。
終始暗くてエンタメ性はない
>>続きを読む

湿地(2006年製作の映画)

2.5

途中で観るのを諦め、眺めてるだけになってしまった。。
何に泣いて怒ってるのか、誰がどれなのか、、
根気と良いコンディションが必要な作品。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

精神病を克服したい二人がダンスに打ち込み、トラウマと決別して新しい幸せを掴んだ話。
主役男性のから回る?前向き感が良かった。全体の芝居雰囲気が面白いから星増量。

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

設定が好き!
社会主義従事者だった母が意識不明状態から目覚めるも油断ならない状態。しかも世情は変わってて、、
お母さんは最後知ってたのかな?知ってて素晴らしいと言ったのか、、
どっちにせよ、息子の愛と
>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.7

人間に寄生した宇宙人が他の人間から概念を奪い、地球を侵略する話。大枠の設定は面白いけど、ちょこちょこ設定が緩い、、
何で賞取ったのか謎。役者さんは良かった。

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.6

がっつりファンタジー映画と思ったら、割と現実寄り。
父の形見の機械人形に沢山の縁と夢が詰まってた話。
謎解き系はとりあえず面白い。

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.1

色んな復讐劇の短編6作。
世にも奇妙な物語ぽいのもあれば、捻りが薄いのも。

ハイジャックとヒーローが好き。
結婚式はスカッとするけど、結末が。。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.2

期待してただけにちょっと残念。
でも実写版ポケモンはまたして欲しい。活きたキャラクター達が可愛かった。
初代しか知らないから、よく分からないキャラもいたけど(*_*;

長い散歩(2006年製作の映画)

3.9

監督脚本キャスト名に惹かれて鑑賞。
誘拐ではなく散歩。ほんとその通り。
心広くて体を張る松太郎にジンとくる。
旅路で出会う青年の感情や松太郎のバックボーンをもう少し掘り下げて観たい気も。。話がいいだけ
>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.5

刺さる言葉が沢山あった。
いつ死ぬかもしれない命の危機感を持ってる言動。
ゲイのラブシーンがしっかり画かれているのはびっくりしたけど、この映画のリアルさは上がった。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.1

撮影も苦しかったろうな。。
奴隷制度はあってはいけないけど、雇い主次第で良い生活も出来るが、選択の自由もない。残った仲間の為に奴隷制度を告訴しても圧力かかって報われない。
現代にも残ってる悪習慣。
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

度はかなりすぎてるけど、仕事への情熱や懸命さは凄いと思う。
最後、従業員達にかける台詞も上司として素敵な言葉。
決して人道的ではないけど、エンタメとしては◎。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.5

サマンサの日本語吹替で★2つ分はある!林原さん、さすが。。内面の愛、物理的を超えた愛。様々な愛の形が問われる時代に、斬新な切り口だなと思った。でも最後の方はついていけなくなり、色んな人の考察を見て、ラ>>続きを読む

ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

4.0

前向きになれる映画。
ただただ順調進まないのが良い。
自分が変わると付き合いも変わる。
良くも悪くも性格が変わる。
綺麗事だけじゃない人間臭い部分があって応援出来た。
兄的な方がいい人。良いシーン。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

面白かった!
偶然の重なりだろうけど、必死に生きてたからこそ様々な情報に出会い記憶してたんだなと思う。
兄貴も最終的に良い奴で安心した。
エンディングまで楽しませてくれる歌とダンスがこれまた良い。

女は女である(1961年製作の映画)

3.5

子供作る作らないから、小学生のような喧嘩をするカップル。朝から寝る間際までお馬鹿で、どこかお洒落な喧嘩(笑)はちゃめちゃ芸術的。かなりお互い罵り合うのに、ふとした瞬間に本当は好きなんだろうなって描写も>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.9

トランスジェンダー女性であるが故の差別や偏見、屈辱に強く耐え戦う姿に、かっこいい女性の色気を感じた。
でも、元妻の悔しさとか副雑な気持も当然。私も、最初は配慮しつつも、不倫相手が葬式に来たら吐き出して
>>続きを読む

さよなら、人類(2014年製作の映画)

3.4

虚しくて哀しいんだけど、どこか可笑しいワンシーンの詰め合わせ。
お洒落なシュール映画。
ラストは、猿と拷問のシーンもあってか「人を利用して欲望を満たすのか?」って台詞が効いてたな。。
生きるって難しい
>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

3.6

死んだ親友が実は身を隠す為に別人と入れ替わって生きてた!
昔のヨーロッパが舞台の映画。
今ならありがちの設定かもしれないけど、爽快だしお洒落。
女性が送検される時に、お嬢さん口紅って渡す警察に英国紳士
>>続きを読む

もうひとりの息子(2012年製作の映画)

3.8

紛争、宗教で対立してるにも関わらず、子供取り違えの発覚。
しかし、母親同士や当人同士がお互いに理解しようと歩み寄ってて、母子力を感じる。
相手の人生背負い合って生きる、二人の続きが観たい。

半落ち(2003年製作の映画)

4.4

2005年、日本アカデミー最優秀作品。
始めは警察検察の保身側にイライラした。
何のためにその職業についたの?
全部含めて承諾してんじゃねーの?
供述の捏造強要。
観るのが嫌になりそうだったが、真実が
>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

タイトルと概要に惹かれて鑑賞。
ドキュメンタリー映画。
ミニマリストのように意識高いとかお洒落な感じではない。良くも悪くも裏切られた。
家族と友人に恵まれる。大切なのは、モノよりもこうゆう事なんだと思
>>続きを読む

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.3

The良い映画☆
吃音とゆうコンプレックスを乗り越え、英国王として立派にスピーチするラストは感動する。スピーチ中にも成長の段階があってすごく良かった。
スピーチ後のライオネルの指摘に対し「自分だと分か
>>続きを読む

自殺サークル(2002年製作の映画)

3.7

園子温さん初期の方の作品。
似たような「恋の罪」「冷たい熱帯魚」と比べたら弱い。
死をポップにする奇妙さや、子供達が放つ言葉には、自分が好きな園色がでており観て良かったなと思う。
でも、もっとストーリ
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

俳優、撮影技術、贅沢に駆使した作品。
前例のない非常事態に日本政府がどうゆう経緯を経て戦うのか。
現実は分からないけど、長谷川克己さんが演じた役のようなリーダーがいたら安心だなと思う。
ただ、今回みた
>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

コロナで再沸騰した作品。
パンデミックにより崩壊しかけた世の中が立ち直るまでの作品。
現状と重なる状況がチラホラ、、、
もっと感染に対して過剰にならねば。

あん(2015年製作の映画)

3.9

突き抜けたナチュラル芝居!!
ハンセン病を取り上げた内容。
分かってても風評に流されてしまう。だから切ない。
生きてりゃ下向きたくなる事ばかりだけど、色んな事に少し耳を傾けたら、世の中少し生きやすくな
>>続きを読む

母と暮せば(2015年製作の映画)

3.5

吉永小百合の声質だから、粗い言葉も綺麗な絵になる。
もう少しストーリーを深めて見たい。
何故とか伏線とか。
思ったより、あっさりめ。

(1963年製作の映画)

3.0

思ってたのと違ったけど、主役の女性のお母さん役の人のしゃべりが好き。
おしつけがましくない母性の表現がよい。

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

4.9

1997年 日本アカデミー最優秀作品。
だいぶ昔にTVで観て以来、2回目の鑑賞。
2時間超え。飽きずに見入ってしまった。。本当に面白い!!!社交ダンスしてみたくなる!!!
人は何歳でも、何歳からでも輝
>>続きを読む

雨あがる(1999年製作の映画)

3.9

2001年アカデミー最優秀作品賞
“さっぱり”と見易いユーモアな時代劇。
物足りなさも感じるが、それも狙いなのか。。?
ただ、伝えたい事はとても深いと思う。
そして殺陣の身のこなしがかっこよかった。
>>続きを読む

ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

3.8

初見は、小説から入ってたせいか、思ってたのと違い残念だったのを覚えてる。
そして久々の鑑賞。
葵ちゃんの突き抜けたカワあざとさ。
玉木宏の鈍感さ。
良かったです。