やっさんさんの映画レビュー・感想・評価

やっさん

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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.5

ドナルドグローバー演じるランドは旧三部作ランドより感じが良い。
オールデンはヘイルシーザー!でのやたら上手い銃捌きを堪能できるかと期待してただけに残念。
映画自体は観る人の思い入れの強さや何処に期待す
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.5

隊長役のブローリン、ほんとに良い役者だ。もう隊長にしか見えないハマりぷりだ。そしてマイルズ、役に入り込む流石の演技力に感動する。

そして物語は、、あまりのことに涙が止まらなかった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

映像、カメラワーク、音楽、俳優の演技、脚本、何れも秀でており非のつけどころがない。
ティモシーシャラメの繊細な演技は真のアカデミー主演男優賞もの。英国首相物真似某男優とは比べものにならない。そしてアー
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ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.1

当然負わねばならない責任から逃げ続ける、時の政府。誠意が微塵も感じられない対応に激しい怒りを覚える。
後遺症に苦しみ日々の生活さえままならない中、巨悪と闘い続ける方々に頭が下がる。いつ終わるとも知れな
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

2.8

後半に差し掛かってからやっと観ることに集中できた。
正直移入しにくい作品だ。

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

-

0.3点 

何度も意識が飛んだ。

予告編の作製者に最大級の拍手を送りたい。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

いきなりのヴァンヘイレンの『ジャンプ』から始まり往年の名曲の数々でテンション⤴️。
デロリアンや金田のバイク、そしてガンダム登場、あの名画まで舞台にし、懐かしさと新しさ、過去と未来が混在する今まであっ
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ラブレス(2017年製作の映画)

4.2

子は親を選べない。どうしようもなく身勝手な両親に憤りと怒り。対照的にボランティアのプロフェッショナルな働きぶりに驚きと感心。
森に響き渡る少年を呼ぶ声。木々の間に浮かび上がる巨大なパラボラアンテナ。森
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.2

当たり前のように行使している権利が先人達の命懸けの闘いの上に成り立っていることを改めて感じる。
観ておくべき映画だ。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

ジェニファーの魅力全開な映画だ。あんなジェニファーやこんなジェニファー。ジェニファーでずっぱりのジェニファー祭り。心の機微を的確に表現できる稀有な女優だ。

海は燃えている イタリア最南端の小さな島(2016年製作の映画)

3.6

イタリアの小さな島で起こる2つの対照的な日常に焦点をあてており、世界中にある不条理を嫌でも考えさせられる。知ることは大事だ。観ておきたい映画。

サラエヴォの銃声(2016年製作の映画)

2.2

サラエヴォ事件やボスニアヘルツェゴビナの歴史を知っていればこの映画が伝えたいことを感じとれるのかも知れない。冒頭からジャーナリストによるサラエヴォ事件やこの地の歴史について識者へのインタビューが長々と>>続きを読む

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016年製作の映画)

3.6

ニュートンナイト。南北戦争後、奴隷制廃止が撤回されたアメリカで差別の無い真の自由を求めて戦った人間がいたことを初めて知る。自由を奪い差別が蔓延する生きにくいこの時代においてもっと知られるべきだと思う。>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.0

踏み絵を踏ませ、形あるものを奪われても心に踏み絵を踏ますことは出来ない。原作は創作だが史実に基づいている。昔、異教排除の為にこんな残虐な事が実際に日本で行われていたことは知っておくべきだと思う。

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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

2.0

人生の中で起きる出来事。
どんなことでも起きる可能性は誰しも有る。この主人公にはその出来事の多さ、大きさが想像を越えた抱えきれないレベルだ。
主人公「マザー」にとっては息子に起こったこともそうだし元旦
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

ストーリーはそうなるかという展開からどんどん引き込まれていき音楽と相まって、かなり良い。サム・ロックウェルの演技は素晴らしい。助演男優賞もの。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.1

臼田の演技は良かった。如何せんツチダやハギオら登場人物の人間性が悪すぎて、さらに言えばせいいちもひねてて誰にも感情移入出来ない。

デトロイト(2017年製作の映画)

2.7

事件を知っておくのは大事だ。
ただ、描き方がどうも腑に落ちない。掘り下げが浅く消化不良だ。暴動が広範囲で起こるぐらい差別が蔓延してはずで矮小化されてる感が否めない。より人種差別に対する問題意識の高い監
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汚れたダイヤモンド(2016年製作の映画)

4.6

2018年、年明けから年間ベスト3に入るのではないかと思わせる映画だ。
オープニングから引き込まれラストまで目を離せない。瞳のアップとそのなかに煌めくダイヤモンド。映像の美しさとストーリーの緻密さ。父
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.5

観客席からフィールドに飛び込む。自分の意思を明確に外に向けて発信した瞬間だ。勇気を出して踏み出した一歩から主人公の顔つきや視線の角度が変わって水を得た魚のように生き生きしていくのを見て嬉しくなる。立場>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.5

姉が大好きな妹。
その妹が唄うヨイクが心に響く。
あってはならない悲しい物語だ。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.6

期待はそこそこに抑えつつ鑑賞。
やはり、あの一作目を超えるのは難しい。
前作では予算が苦しい中やりくりし、30数年前の限られたテクノロジー、良い意味での手作り感、アナログ感があの世界観を作り上げていた
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.9

ヒップホップに思い入れは無いが、ラッパーで俳優のアイス・キューブは知っていたので興味を持ち鑑賞。80年代のヒップホップグループ、N.W.Aのメンバーであるアイス・キューブ役を彼の息子が演じているが、当>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

2.9

マクドナルド偽創業者の悪辣ぶりをキートンがその演技力で上手く表現していたと思う。人を見抜く目が甘かったとは言え、全てを奪われた創業者兄弟は気の毒だ。これが実話だとは非情だな。大企業の負の部分に焦点を当>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.9

心の機微を自然に且つ的確に表現しパターソンに成りきったアダムは素晴らしい貴重な役者だ。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

これはアンドロイド、デヴィッド&ウォルターの物語だな。エイリアンも人間もいまいち影が薄い。エイリアンの恐ろしさの演出は1に遠く及ばない。アンドロイドはファスベンダー色が強過ぎるし、人間も例えば1のジョ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

IMAXで観て正解だったな。
音と映像の迫力は追加料金以上の価値がある。
史実を描いてるだけに創造性溢れるノーラン作品の中では地味に見える。
驚くべきことは、役得もあるがトムハがやたらカッコいいのだ。
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トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

3.9

全編ダークな雰囲気漂う、なかなかハードな映画だ。
ケイシー見たさに観たが、イジョホーが主役なんかな。
思いがけず悪役イジョホーはぴたりとはまってて役者として見直した。
そして流石のケイシー、ほんと上手
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

4.1

ビニー役、マイルズテラーのビニー本人を忠実に再現した素晴らしい演技を堪能できる映画だ。ボクシングセンスはまああれだがそこは上手い撮り方をしていた。トレーナーのケビンへの信頼や心の繋がりを強く感じさせる>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.9

工事現場で身体を酷使し毎日をやり過ごすワーキングプアの彼らの気持ちや言動に共感できるだけに観ていて気持ちが苦しくなる。池松壮亮の上手さが際立ってみえた。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

あの場面であえて不謹慎ながら可笑しいこの演出を入れるとか、あれの場所を忘れて探し回るとか、現実にはある筈だけど映画では描かれないであろうリアルさが、より映画に没入出来ケイシーやルーカスの演技力と相まっ>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

自分だけ恵まれた生活を送ることに耐えられない思いが日に日に募るサルー。帰りを願う故郷の母、自責の念にかられているであろう兄貴、信念からあえて恵まれない子を引き取り苦悩する育ての親、何故なんの罪もない懸>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

1.0


1点以下をシステム上つけられないようなのでこうしておく。

前作『トレインスポッティング』に全く思い入れの無い者からすれば『127時間』でのセンスを期待して、より新しい何かを見せてくれるのでは無いか
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