このレビューはネタバレを含みます
ある郊外の町の小学校で起きた「生徒同士のケンカ」という一つの出来事について、3人の視点から辿っていき、そこに至るまでの背景を紐解く構成になっている。
シングルマザーの早織(安藤サクラ)は、息子・湊(>>続きを読む
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主人公・川村俊介を演じる中島裕翔さんが好きで観たところはあるが、ファン補正抜きにしてもワンシチュエーションものを110分間ほぼ一人で魅せきる演技力にまず脱帽。
マンホールからの脱出というワンシチュエ>>続きを読む
高校生作家・久保留亜(玉城ティナ)の著作からの引用、というテイで今泉的哲学が随所にナレーションで語られる。一瞬一瞬の画の綺麗さもありながら小説を読んでいる感覚にもなる。
ただ鑑賞直後は「そこで終わり!>>続きを読む
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思いがけず他人の悪意に触れてしまうことが多い現代社会で、こういう登場人物全員の眼差しが温かく、気持ちがじんわり緩むような沖田作品からでしか得られない栄養がある(ガチ)。
力が抜けて腹の底からフッと笑い>>続きを読む
予告には無かった原作のあのシーンや、おそらくアドリブ満載の俳優陣の会話の掛け合い、オープニングの演出など、原作ファンとドラマファンにとってはご褒美シーンが多々。
原作の空気感を尊重してくれているところ>>続きを読む
個性バラバラの落ちこぼれチームがそれぞれの役割を生かしてひとつになる、敵対してた相手チームとの共闘・競争、そして恋愛、失恋…
青春映画の良いところ詰め合わせでそれだけでもワクワクするのにおかしなSF要>>続きを読む
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1年以上の公開延期を経てようやく観れたけど待ってて正解だった…夏の終わりのこの時期に映画館で観れてよかった
沖田修一監督がこの作品を映画化されると知ってから原作を読んだので、原作と比較しての感想にな>>続きを読む
何もまとまっていない感想メモ
日常を切り取ったような感じでめちゃくちゃ劇的な何かがあるわけではないのだけど、時がゆっくり進んでるような下北沢のあの独特の空気感のなかに今泉監督の恋愛映画らしい共感要素>>続きを読む
メモ
内容としては家族に対して粗暴に振る舞う養父の曾根(山本寛斎)が家庭に戻って来たことを発端に、主人公の秀一(二宮和也)が曾根を殺害する完全犯罪を計画するというもの
曾根に対する秀一の殺意を「チ>>続きを読む
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メモ
劇場公開時に鑑賞
prime見放題で解禁されたということでもう一度原作本とビール片手に見た
この原作が2003年に刊行された本で、10年以上経ってから映画化されて若者の共感を呼んでると思うと>>続きを読む
メモ
個人的2020ベスト邦画!
映画館で1回目鑑賞したとき、たまたま自分の境遇が登場人物と重なりすぎてボロボロ泣いてしまった… 主題歌であるthe peggies「青すぎる空」も映画の内容と相ま>>続きを読む
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メモ
劇場公開時に観たけど、原作読んで配信でもう一度観たら色々と見方が変わった気がする
原作は台詞がかなり多かったけどそれを必要最小限まで削って俳優の目線とか小物、静寂に意味を持たせててこれぞ映画>>続きを読む
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メモ
吉尾(成田凌)という、みんなにとって大切な対象の喪失体験によってもたらされた言葉にならない感情とか、喪失から目を背けていた気持ちを「ハッキリさせようとすんなよ」というのがタイトルの「くれなずめ>>続きを読む