TEXASさんの映画レビュー・感想・評価

TEXAS

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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

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作り手視点の映画愛映画は、傑作ブリグスビー・ベアとも共通項も見られる。
あちらは監督、こちらは脚本という。

本作は病気に対して自らが意識しており、自分との戦いというところが決定的に違う。

両作とも
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

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意欲的なキャスティング。
救えない男、安田顕主体の映画、と思いきや、ナッツ・シトイの方にシフトしていく。
その為、安田顕の成長物語などを期待すると怪我をする事になる。

木野花とナッツのやり取りが終盤
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

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こういった種類のものは痛い作品になりがちだがギリギリのバランスで成立させられていた。それは間違いなく平手友梨奈の存在感。未知の魅力。
これが他の女優なら相当に痛い映画になっていたかもしれない。
漫画的
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

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原田眞人節炸裂。
木村拓哉、二宮ファンは途中脱落する事必至…な分、かなりストイックに撮られている。
悪く言えばダイジェスト感があるので、そこを楽しめてついていけるかどうか。

木村拓哉のあの銃のシーン
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累 かさね(2018年製作の映画)

2.8

実にフジテレビ映画らしいというか…
映画というより2時間SPドラマのような。
冒頭のタイトルバックのダサさ…。

事あるごとに感情の運び方が雑すぎる為、全く乗れない。
同じ事を2時間見せられているよう
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.3

柄本佑史上、最高傑作。

ラスト2カット、
圧巻の切り返しでこの映画が唯一無二、不動のものとなった。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.5

これは久々に素晴らしい邦画の誕生。

細かなニュアンス、端役の無駄の無い見せ方、付け入るところが無い。

特徴的なのは、各々の立ち位置・関係性を芝居の力のみで一気に縮めていく圧巻の大技。
それがことご
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

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後半からジャンル映画になってしまったのが勿体無い。
起こる現象や過去の実態を見せていくに終始し過ぎて、人物の魅力そのものは半減されていった。

ファーストカットとラストカットは別の映画か?と思えるほど
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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とにかく渋い。
終盤のアクションシークエンスは圧巻。

ジェレミー・レナーの渋さとダンディズムは天下一品でトムクルーズも勝てないだろう。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

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毎度更新する製作チームに拍手するしかない。147分の長尺が1ミリも退屈しない。

これだけ息の長い駄作無しのシリーズは他には無いのでは。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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見たら分かる。
見れば十分満足する。
それ以上でもそれ以下でもない。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

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レディプレイヤーとは真逆のアプローチ、アナログ的な手法で映画愛を見せ切る。

天才と犯罪者は紙一重ともいえる主人公像が素晴らしい。

題材はヘビーだがユーモラスに包まれている。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

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確かに評判よろしくない理由が分かる。

前回のスピンオフ時の多彩な登場人物の活躍みたいな趣向でもなく、オーソドックスな作り。
スターウォーズマニアでないと後々誰がどうなるとかにはあまり興味が湧かない。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

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陸上の躍動感や呼吸、雨の質感などは映画だからこその表現として成立させている。

レストランが好きになれる体験は始めてかも、と思えるくらい愛情を感じさせる。

オヤジ世代の、映画だからこそ描けるひと時の
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万引き家族(2018年製作の映画)

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毎度リリーフランキーと子役の力が高水準の中、終盤に安藤サクラが掻っ攫う。
彼女がいるかいないかで、作品は別のモノ、結果になっただろう。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

ロケーションアイディアの勝利。
終盤のあのカメラの破綻、ラストカットのあの画に愕然とする。
ウィレム・デフォーがいい。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

良作続く白石監督の中でも最高傑作。
アウトレイジの終焉と共に現れた新たな希望。
江口洋介と役所広司の睨み合いはデニーロとアルパチーノ「ヒート」にも匹敵する力を持つ。
しかしこういうのは外人監督では絶対
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

ハネケとはまた違った角度で富裕層と貧困問題を風刺する。

自分が一番世の中のことを考えている、というアピールがいかに自己満足的で、何も解決していない事がグサリと刺さる。

説教臭くなく、あくまでエンタ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.9

狂った世界な筈なのに、正常だと思わせていく積み上げ方が恐ろしい。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

構造的には決して新しいタイプの映画ではないのだが、
ティモシー・シャラメの存在感が唯一無二の作品へ押し上げた。

無邪気さと美しさ、危うさが同居し、予測不能な動きは役者として天賦の才能がある。

そし
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

子供の頃から夢を与えてくれたスピルバーグが、大人になっても夢を与え続けられている事に驚愕。

監督自身が愛し続けた世界と、それに相反する事実が盛り込まれている手腕に脱帽。文字通り、夢と現実の映画。

心と体と(2017年製作の映画)

3.9

どうしても人とうまく繋がれない人間達を愛すべき視点で描いている。

女性の側はもっとコミカルにも出来るはずなんだけど、どこか得体の知れない何か、分析出来るものではない、という意図が明確で良かった。

いぬやしき(2018年製作の映画)

3.3

新宿のVFXは日本映画にしては突出したものがある。とはいえハリウッドの10年前のレベルにも及ばない。初期スパイダーマンにも届いているのかどうか。

家族の見え方や主人公像はこれまで幾度となく使い古され
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.7

チャットの描写やスマホの使い方は新しくはなく、鮮度は無いが
上流階級の乾いた感じは見応えがある。

特にラスト。
観客の願いなんかにハネケは興味がない。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホじゃないと成立しなかったであろう映画。
彼の一挙手一投足に、魅了されコントロールされる。

タクシー大集合は多少やり過ぎな所もあるが、許せる範囲に保たれている。
乗客を乗せたらお金を貰う、
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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二階堂ふみが率先してやりたがった事も頷ける。
(フェイク)ドキュメンタリーパートは好み分かれるだろうが、うまく作用していると感じた。

吉沢亮が割と謎のままなのだが、想像する余地としてはこのバランスが
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

シャーリズ・セロン「アトミックブロンド」に続く女スパイもの。
ハンガーゲームの監督との再タッグであり、その信頼で撮れたような出来栄え。

スパイになるまでの成り行きは割と定番の訓練課程などの描写が続く
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.7

ダークな描き方、アクションの切れ味は内藤監督が生かされた出来栄え。
復讐していくシークエンスは見てるこちらを爽快に作用させ、その事に対して観てる側に不快感を味わせる手腕はさすが。

後半でそれぞれ人物
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

伝記的な作り方になっている為、展開は色々あるのだが、どこに興味を持続させれば良いのか難しい映画だった。
ディテール、役者の作り込みは丁寧で説得力あった。

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