Chihayaさんの映画レビュー・感想・評価

Chihaya

Chihaya

陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.0

野村萬斎さんがハマり役。
安倍晴明はミステリアスでどこか浮世離れした雰囲気がなきゃね。
伊藤英明さんの愚直な役も良い。

2人とも夢枕獏さんの小説のイメージにかなり近い。

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.0

単体としては面白いのだけれど、これを見ると「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」でレクター博士に感じた『得体の知れない不気味さ』は消えてしまうなあ。
理由のある狂気より、理由なき狂気の方が数段上だもの。
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

面白い!
少しシュールな日常系アニメかと思いきや、そんな一筋縄でもいかなそう。
ほのぼのと不穏が入り混じる日常。
「シフター」って言葉が出てきたが、世界線から別の世界線へシフトするということかな。パラ
>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

機能不全の政治。軍の腐敗。
最後まで清々しいほどに救いがない。映画としては嫌いじゃないが......。
仮に現実にこれに近しいことが起こり得るとしたら絶句。こんな「order 体制」は嫌だし、こんなの
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.0

ほぼワンシチュエーション映画。……のわりに見応えあり。

ホワイトはどうしてオレンジにあんなに強く肩入れしたのかなあ。
オレンジの人柄の成せる技?

ティム・ロスの演技、仕草から表情まで、とても素敵。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.0

母親による抑圧。大役への渇望と不安。過酷な稽古。
徐々に精神が瓦解していくバレエダンサーのお話。

危険な遊び(1993年製作の映画)

3.5

面白かった。
邦題より原題の方がしっくりくる。

母親を亡くしたマークが、伯父の家に滞在する間に起こる出来事を描いたサスペンススリラー。

主要人物の1人マーク役はロード・オブ・ザ・リングでフロドを演
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

法廷劇が中心のサスペンス、あるいはヒューマンドラマ。

起きた事実は一つ。でも見え方は無数にあって……。
確実な証拠が見つかっていない以上、状況からは如何様にも推測できる。恣意的な解釈も自由自在。真相
>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.5

全員頭がおかしかった。ここは雛見沢か?

ジャンルとしては復讐モノ。ややグロめのシーンあり。作り物っぽさは強いが、回数が多い&長いので、血や怪我の描写が苦手な人には厳しいと思う。

寒色フィルターをか
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.0

「幸せな時も、たしかにあったのよ。」
一番印象に残った台詞。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

素敵なお話。
声を演じた声優、俳優さんらも良かった。

所々劇伴が煩く感じた。徐々に盛り上がるでもなく、急に結構な音量で音楽が鳴り始めるので集中が削がれちゃった。

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン(2004年製作の映画)

3.0

FFシリーズを一度もプレイしたことがないのに、ブルーレイを持っている……。

10年以上前にたしか動画サイトで偶然一部を目にして、あまりのCGの美しさにテンションが爆上がりし、思わず買ったのだったと思
>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.0

演技なのか脚本なのか演出のせいなのか……分からないがとにかく私にはハマらなかった。特にハラハラせず、惹き込まれるシーンもなく。
終盤の種明かしは、二転三転して多少の意外性はあった。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

好き。面白かった。
クスッとする掛け合いがあって楽しいし、成長期真っ只中の総実君が抱える悩みとか、変化への戸惑いとか、諸々込み込みで素敵な物語。

巻き戻しのできないビデオデッキは、時間は一方向にしか
>>続きを読む

ミッシング ID(2011年製作の映画)

3.5

アクション×スパイ×ミステリ×恋愛をちょっとずつ混ぜたような映画。
どの要素もわりと軽めなので、重厚で本格的なものを観たい人には向かないかも。気軽にサクッと観る分には良いと思う。私はわりと楽しめたし、
>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

人との触れ合いで得られる大切なものについてのお話。相棒って感じの関係性。
あくまでコメディなのが良い。感動の押し付けとか、美談、メッセージを強調しない感じ。

エンドロールでかかる曲が好き。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

神木くん演じる駐在所の新人が哀しい。
瘡蓋なんかじゃどうにもならない深さの傷を、無理矢理塞ごうとしてしまった。

ハンコック(2008年製作の映画)

3.0

吹き替え版はレイ役がかなり棒読みなので、字幕版を推奨。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

絶望と諦観入り交じるラストシーンが好き。
結局、ジーナのタロットどおりだね。

映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

1.5

特に面白くなかった。たぶん明日には内容忘れる。

ストーリーはさておき、アクションシーンが下手っぴすぎて悪目立ちした。山場ならもう少し何とかならないのかなあ。
そもそもアクションが売りの映画ではなさそ
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

2.5

ゲゲゲの鬼太郎への思い入れも知識もほとんどないまま、何なとなく鑑賞しちゃった。
端的に言うと、描かれているのは人間の業、目玉の親父の愛と覚悟、未来への希望……でいいのかしら。

思っていたよりバトルシ
>>続きを読む

>|