安いアパート暮らしで、トイレ清掃員として働く平山という男の日常を淡々と描いた作品。
この映画が『PERFECT DAYS(完璧な日々)』というタイトルなのは何故だろう。そう考えずにはいられない作品>>続きを読む
閉館後のディズニー・アニメーションビル。
ディズニーアニメ100周年を記念して、歴代のキャラクター達がみんなで記念写真を撮るために額縁を飛び出して集まった!
ディズニー好きなら必見!
10分程度の>>続きを読む
1955年アメリカで14歳の黒人少年が白人の女性に口笛を吹いたことがきっかけでリンチをうけ惨殺された。
人種差別が色濃く残る時代、遺された少年の母親の行動はアメリカ社会に大きな影響を与えた。
少し>>続きを読む
イランの国境近くで車を走らせる一家。
成人した長男は何やら神妙な面持ちで、助手席の母も笑顔と悲しげな顔が交差し、後部座席にいる父は不機嫌そう。
何も知らないのは幼い次男、そして映画を観ている観客。
旅>>続きを読む
初日の初回上映で観に行きました。
映画の情報を一切明かさず、あらすじや予告映像、キャスト、主題歌も謎に満ちたまま公開された異例の今作。
制作者の意図を汲んで、ここにも内容は書きません。
感想だけ>>続きを読む
鑑賞後、暫くこの映画の事が頭から離れなくなりました。
本当に凄い映画でした。
今作で自分が感じたメッセージ
①悪意の無い言葉でも人を知らずに傷つけていることがある。
②人は自分の視点からしか物事>>続きを読む
あのプーさんが殺人鬼!?
って話題性だけある作品。
自分もまんまと興味惹かれて、全く期待はせずに行きました。
期待値0で見たせいか、思いのほか良かった(本当期待値0にしてはってことね)。
プーさんが>>続きを読む
久々にズシンと胸に響いた作品でした。
監督は『ファーザー』と同じフローリアン・ゼレール監督。
『ファーザー』は認知症当事者の困惑や生き辛さがヒシヒシと伝わり胸が締めつけられたが、こちらは心の病の当事>>続きを読む
大ヒットミュージカル『RENT/レント』を生んだ作曲家ジョナサン・ラーソン。彼がRENTを世に送り出す前につくった本人の自伝的舞台『tic,tic...BOOM!』がついに映画化。
作曲家(ミュージ>>続きを読む
『竜頭蛇尾』
※はじめは勢いが盛んで、終わりはふるわないこと。
竜だけにそんな四字熟語が頭に浮かんだ(初めて使ったよ)。
いや、ホントに序盤は凄く良かったんです。特にオープニングの“U”の世界と>>続きを読む
前作から数年後。あの盲目の老人は“娘”と二人で人目を避けて暮らしていた。
だがある日、武装集団が“娘”を狙い自宅にやってきた。彼らの目的は!?
“娘”を守るために、盲目の老人の戦いが始まる。
そ>>続きを読む
17歳のオータムはある日、自分の妊娠を知る。中絶するにも自身の住む州では親の同意が無いと中絶手術が出来ないため、従姉妹のスカイラーと共に、親の同意の必要がないニューヨークへ向かう。
出てくる男が嫌>>続きを読む
長距離陸送の仕事をしている主人公ジムは、途中ヒッチハイカーの男を乗せるが、男は先にヒッチハイクした車の運転手を殺したと話し、ジムにナイフを向けた。
なんとか男を車から叩き出すことに成功するが、男は執拗>>続きを読む
「鬼滅の刃」についてはほぼ知識の無い初心者ですが、知人の勧めもありブームからだいぶ時間が経った先日、特に予習もせず劇場で鑑賞しました。
こういうのは原作かアニメを観た人じゃなきゃ楽しめないと避けてい>>続きを読む
前作ラストのその後、怪物達から逃れるために一家は家を出て外の世界を目指す。
前作はDVD鑑賞だったのですが、これは映画館の方が良いだろうと劇場へ足を運び正解でした。
心臓に悪くて面白い(?)
“音>>続きを読む
『101匹わんちゃん』でお馴染みのヴィラン(悪役)クルエラの誕生秘話。
と、言っても『101匹わんちゃん』のクルエラは「毛皮愛好家で自分のお洒落のために大量の仔犬を毛皮にしようとする残忍な女」だった>>続きを読む
父親が急死し倒産寸前の靴工場の跡取りとなったチャーリー。
ドラァグ・クイーンのローラ達と出会い、彼女達が必要とする丈夫でぶっとんだブーツ(キンキーブーツ )を作る事で工場を救おうと立ち上がる。
20>>続きを読む
「娑婆は我慢の連続ですよ。我慢のわりにたいして面白うもなか。やけど、空が広いち言いますよ」
13年間の刑期を終え出所した主人公の娑婆での再生と奮闘を描く。
実在の人物をモデルに書かれた小説『身分帳』>>続きを読む
昔の恩人を探しにフィンランドの田舎へやって来た中国人のチェン親子は食堂の女性シルカの世話になる。
料理人をしていたチェンが食堂の手伝いをしたのをきっかけに、彼の作る中国料理は評判になる。
世界幸福>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
第一次世界大戦にて負傷したジョー。
一命はとりとめたが目、鼻、口、耳、四肢を失い、外の世界との交流が出来なくなった。僅かに動いて意思表示を示すが痙攣発作だろうと鎮静剤を打たれるだけ。
人間の尊厳と戦争>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
生徒の様々な問題に翻弄する新米教師、娘を虐待してしまう母親、知的障害のある少年と認知症気味の老婆の出会い。
主に児童虐待などの社会問題をテーマにした短編集が原作の群像劇。
原作は未読ですが良い作品>>続きを読む
電気を消したら“それ”は来る
このキャッチコピーだけで説明は十分。
電気を消すといる、つけるといない。
このシンプルさ良いですね。
子供の時、寝る前に部屋の電気を消して布団に潜るまでの数秒が怖かった>>続きを読む
天国を信じている事をバカにされたのび太は、ドラえもんの道具で雲の上に自分達だけの国“天国”を作る。しかしある日、本当に雲の上の国を見つけ天上人と交流を図るのだった。
友好的な天上人だったが、実は彼らに>>続きを読む
イケメン貧乏と美人お嬢様の身分違いの恋愛という設定はド定番ながら、決して安価なラブストーリーにならなかったのが素晴らしい。
多くの命が失われた豪華客船の沈没事故(しかも実話ベース)という悲劇のせいか>>続きを読む
1930年代、実在した銀行強盗カップル「ボニーとクライド」の半生を描いた作品。
アメリカ映画の歴史を知ると革命的で価値ある作品。
というのも当時アメリカは「ヘイズコード」と呼ばれる規制条項があり>>続きを読む
第二次世界大戦中、ナチスから逃れ東欧の田舎に1人疎開した少年。しかし疎開先の叔母が死に、行くあても無く、少年の辛い旅が始まる。
“ヴェネツィア映画祭で退場者続出。だがラストを見届けた者はその映画に1>>続きを読む
13歳のスティーヴィーはスケートボードを通して仲間と出会い、成長していく。
最近子供が反抗期の親御さん、思春期に親に「クソババア」とか言ってしまった人は共感できる部分があるかも知れない。
「成長>>続きを読む
ユダヤ人強制収容所の残虐な行為を告発したドキュメンタリー。
30分程の短い内容ながらショッキングな映像の数々は脳裏に焼き付いて離れない。
「生産的な処理」のために大量の髪の毛は毛布の材料に、大量の>>続きを読む
嘘ばかりつき人付き合いが下手で、病気の母からは愛を与えて貰えない孤独なナンシー。
ある日、30年前に行方不明になった女の子の現在のモンタージュ写真が自分にそっくりだと気づき、自分がその子かも知れないと>>続きを読む
ゲイルは家族と休暇に川下りを楽しんでいた。
途中で立ち往生する男2人と行動を共にするが、男2人は逃亡中の強盗犯で一家は逃亡の手助けの為に、危険な川下りに巻き込まれる。
一家が事件に巻き込まれるサス>>続きを読む
農場にやってきた子豚のベイブは、牧羊犬ならぬ“牧羊豚”を目指し奮闘する。
食用として生まれて死ぬのが運命なのか、それとも自分で運命を切り開く事はできるのか。
運命を自分で切り開くというのは我々人間>>続きを読む
幽霊屋敷で手に入れた本。勝手に書き綴られる怖い話は実際に主人公達の周りで起き、仲間達は姿を消していく。
原作はアメリカのホラー短編集だそうです。
児童書でありながら話や挿絵が怖過ぎて図書館に置くの>>続きを読む
サーカスで働く小人症のハンスが恋した美女クレオパトラ。しかし彼女の目当てはハンスの遺産だった。クレオパトラの目的がバレた時、フリークスの復讐が始まる。
※フリークス(Freaks)=怪物達
193>>続きを読む
シェイクスピアの戯曲を忠実に映画化した今作。
タイトルとあらすじだけならみんな知ってる作品ですね。
Filmarksで『ロミオとジュリエット』と検索すると結構な数の作品が出て来ますが(なんか変なのも出>>続きを読む
台詞なし。バレエ版『ロミオとジュリエット』
バレエはかじった程度の知識しかありませんが、観れて良かったです。
あの優雅な動きや躍動感あふれる踊りは惹きつけられる魅力があります。
観る人を選ぶ作品だと>>続きを読む
子供の頃から何度も観てるのに今回映画館で観られる事になり改めて鑑賞。それでもまた感動してるのだから名作と呼ばずして何と呼ぶって作品。
不穏な出だしに物語の解説テロップ...からのあの音楽とタイトルが>>続きを読む