YuriKariyaさんの映画レビュー・感想・評価

YuriKariya

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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

海の生き物たちが歌って踊ってハッピーな世界見てるだけで、ダークサイドの物語全くいらないくらい幸せだった。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

自分が守りたいもの、信条を、ただ必死で守るためにみんな生きているのだと思える。
そのなかで、たまに人は怪物になったり人を怪物にしたりしながら、わかり合えない世の中を生き抜くんだな。
(なにかを偽ったり
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母性(2022年製作の映画)

3.6

「子を産んで母親になること」が誰のためだとか、その価値や意義が人によって違うなんてあまり考えたことがなかったんだけど、案外違うものなんだろうか。違うんだろうな。

親に、子に、認めてほしい、味方でいて
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

なぜか仲良くなっていたんじゃなくて、「あ、この人好きかもしれないな」と思える人と小学生の頃に出会えて、ずいぶん時間が経っても、大人になっても、また会いたい存在で居続けるって奇跡だなあ

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

「パパは葡萄にはいないけど、味の中にいるんだよ」

「自分は死ぬ」という絶望的な事実を、残される人にどうわかってもらうのかをまっすぐに探し続けるなかで、主人公がはからずとも心が救われていく話。

大切
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

マツコさんが前に番組で、
幸福って突き詰めると「他者を介在させずに喜びを得ること」なのかもしれないみたいに言ってて、納得したことを思い出した。

「こうあるべき」っていう周りの理想の姿でいることや、認
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

生きていれば傷つくことがあって、
でも、生きてさえいれば、得られる歓びがある
悲しい記憶は癒されるべきだけど、風化されてはいけない
悲しい出来事はきっと形を変えてこれからも繰り返す。それでも、日本人は
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

当たり前と思っていたことがそうでもなかったんだって気づくことがきっと誰にでもあって。そんなとき、そのことを拒絶するか受け入れるかで世界がまた分断される

「こうあるべき」というしがらみのなかが生きやす
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

身体と、魂、ふたつで生きてるという新しい感覚
どっちもないがしろにせず、
じぶんが心地よく思う感覚を大切に、健やかに過ごていこう〜

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.7

まちがってもたぶんいつからでもやり直せるよね
最後にきちんとお父さんと対峙できたそのことに、わたしはいちばん希望を感じられた。

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.1

んー、すごかった。
人のあらゆる可能性がゼロになることの虚しさと、怖さと、絶望感
でもほんとにゼロになるまでは、映画の中のみんな、必死に楽しく生きてるの。
戦争に関係する映画を見る度に、ちゃんとわたし
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

思い出しただけだけど、さらに浸れるような恋愛に限られるエモさなのだよ〜

結婚とかしてそいとげる予定の相手には、この恋愛の醍醐味みたいな感情をいだけないんだなぁ、と改めて。
思い出す相手がお別れしてし
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

なんだかずっと泣いてた。ふたりが部屋で背中をあわせて「You‘re All I Need To Get By」歌いはじめるシーンからもう涙がでてた(たぶんはやい)

練習に遅刻して先生に打ち明けた
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余命10年(2022年製作の映画)

4.0

くるくる同じカメラワークで描かれた10年の宝物みたいな日常と、ありえたかもしれない日常のシーンたちが忘れられない

「まわりからみたらつまらない人生でも、僕の隣にはまつりちゃんがる。生きたいと思わせて
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

「誰も見ることはないけど 確かにここに存在してる」のコピーとあらすじをあとでみて、なるほどあ〜〜よい映画だったかもってなった

大好きな朝ドラ俳優と浮気した末に付き合って振って泣きつかれる一般女性つよ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

考察できることは色々あるのだと思うけど、、
もう向き合って話すことのできない人からの傷、もう向き合って話すことのできない人への後悔をずっと抱えて生きることの辛さよ、、、、
「ただ単にそういう人だったと
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

物語の9割で、主人公の認知症による錯乱状態を擬似体験した。
周りを悲しませたいわけでも不幸にしたいわけでもないのに。娘だって、ほんとうに父を大切に思っているだろうからこそ
ただただ、苦しかった。

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あん(2015年製作の映画)

4.0

偏見の目に何度と日常を奪われ、希望を失われつづける人生だとしても、
それでもあなたに生きる意味はあると、優しく寄り添ってくれるお守りのような映画

「あの日の満月は、私にこうつぶやきました。
『おまえ
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

今この一瞬を、五感を働かせて、丁寧に感じ取ること。その積み重ねのうえに、好(よ)き日常がつくられるのだなあ。

そんな風に日常を過ごすことを続けていれば、その時には「わからなかった」ことが、段々とわか
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.7

「でも見方ひとつよ、完全に死んでしまうものなんてなにもないの」

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.9

梨花さんの一連の行動はどんな理由があっても全肯定はしづらくて(原作では気にならないのかも)
だからこそ登場人物それぞれみんなが、辿りついた今を幸せと感じられていてほんとうにほっとした。
愛してくれる大
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

たとえ恋ではなくても、いつまで経ってもなぜか一緒にいる人に、全く愛がないということはないとおもうな〜

正しいか正しくないかなんてわからんね

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

美しいだけで終われないこと、救いにも限界があること
この物語に感じるちょっとした消化不良感もSNSの問題のリアルかもしれないなとも思います。

壮大な「U」の世界が美しかった。

バーチャルな世界で歌
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

人との関係で、現状維持ほど難しいものはないな
そして恋愛において、共通項を愛することの尊さと脆さをみせられました

絹ちゃんは「はじまりはおわりのはじまり」だということをめいさんのブログから知っている
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

夢を追うことも、結婚することも、しない道も、誰と、どう生きるかというのも、最終的にはじぶんの選択で、じぶんの信念は何にあるのかを知って、道を選べた人生だったら、たぶんなにかしら辛くても納得しておわれる>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.8

ん〜〜。良くも悪くも広告やPRにはきっと左右されてきているけど、
SNS通したら問題は爆増するよね、、

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

一度目鑑賞。
ノーランさんの作品って難しくてもこれまでは登場人物にストーリーがあるから楽しめたのだけど、
今回は人物に感情移入があまりできなくて、ただただわからないで終わってしまった...悲しい(笑)
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