あの子らさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

神々と男たち(2010年製作の映画)

3.5

本当に苦しかった。雪景色の静謐が痛々しい。バイオレンスなシーンは描かれていないけど、モデル事件の詳細を知って悲しくて堪らなくなった。

私に神様はいないけど、神様は彼らを救ったのかな…。
修道院に響く
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海を感じる時(2014年製作の映画)

3.0

市川ちゃんの服装が可愛かった。
彼女はとんでもない人ばかりに囲まれていて、街灯を壊してくれたゆきずりの男が一番まともだったんじゃないかと思えてしまう

ダイブ!!(2008年製作の映画)

3.2

努力や才能が、信じる人にちゃんと評価される物語。

アレな成分があるとしたら弟…

ウィッチ・ハンターズ セーラム魔女裁判(2013年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

オチが途中で視聴者に読めるようにしてあるんだろうけど、ちょっとすんなり行きすぎてたかもとは思う

四月物語(1998年製作の映画)

3.7

岩井俊二の小説はそこまで惹かれないけど、岩井俊二の映画は小説みたいで、この作品はその象徴だなと思った。

先輩が傘を予測してくれたところから、返しに来ます!っていうところ、美しかったな〜

黒い家(1999年製作の映画)

3.3

あったら嫌だな、という感覚で観た。

狂った人が相手で、その原因が生い立ちにあるのでもうどうしようもないからトラウマにはならない…怖いけど

ライスフラワーの香り(2017年製作の映画)

3.9

ミャンマーの山間の、脈々と続いてるであろう人々の、当たり前の雰囲気が好きだった。
子どもがスマホゲーム用のWi-Fi探して、古い寺院の前でたむろしてるシーンが印象的。
スマホもネットも私たちと同じなの
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ダブルミンツ(2017年製作の映画)

3.2

何かを激しく痛めつけてる人って、別の人から見るとめちゃくちゃ痛めつけたい人だったりするんだなって。

かなり前に原作読んだけど、そちらはもっと人間的で耽美だったかなとは思う。
生身の人間がやるとどうし
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月極オトコトモダチ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

MOOSIC LAB周りでは一番好きかも。
彼のことどうして好きになっちゃったのかわかんなかったけど、そのくらいグラデーションな感じが良かった。

私は男女の友情は成立することもあるけど、同性のそれと
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなオチとは……
いや〜いきなり迫る奴が悪いと思うよ!

花様年華(2000年製作の映画)

3.7

香港の景色と人々と色彩が好き。

大人になってから大人の過去のことを「いい時代だった」って語れるのはとても美しいことだなと思う。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.0

「2人を見てたらわかるよ」って言うシーン、わたしは全然わかんなかった。それでいいんだろうけど。

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.1

ノンフィクション押しだからルポ原作なのかと思ったら違ったの、正直肩透かしだけど近しい環境はタイに限らず貧困地域の根深い問題なんだろうな。観ていて本当に辛かった

心と体と(2017年製作の映画)

3.4

トマトの汁がピッと飛んで、2人で顔を見合わせるシーンが一番好き
あ、笑ってくれたって思った

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

街と夫婦と犬、何気ない仕草ひとつまで憧れてしまう相性のよさ。
少女との心の交流が好きだったな。あの部屋でお茶会してくれたらいいなあ

ワイルド わたしの中の獣(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

片思いの物語だった。恋の病の話だなと思った。ラストの乾いた笑みで泣いてしまったのは、失恋に共感したんだと思う

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.2

大海原よりは、少し閉ざされた湾の景色が似合うんだろうなと思った。
ストリートライブまでの小さくて少しずつの一歩一歩が素敵だったな。

男の子がどうしても嫌な奴にしか見えなくて辛かった。
あれはいじめ。
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

4.0

南ちゃんの「つまらない男よ」が効いてたな〜!
「神様に甘やかされてきた」という表現も好き。

戯言としてはクラスに橋本愛ちゃんみたいな子がいて名前忘れるわけないだろ!!!!!ですが

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

とてもよかった。リアリティ抜群だけど丁寧に整えられていて、伝えたいことがまっすぐ飛んでくる感じがした。
このテーマを扱いながら、説教くさくないのも好きだった。

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.9

「僕はイエス様が嫌い」の英題が「Jesus」、冴え渡るセンス。
雪が全部吸い込んでしまったみたいな、静かで愛しい映画だったな

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

想像の何十倍もタクシー運転手の映画だった。
怪我人を助けに行くところと、ラストのカーチェイス大好き。泣いた。

ほんのり切ないラストも好き。実際の運転手さんは早くに亡くなったらしいけれど、記者さんの活
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日本製造 メイド・イン・ジャパン(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スピード感があって面白かった。

メインの若者はヤンキーじゃなくて今時の子なんだよね。ヤンキーはあんな簡単に仲間を裏切らないし…
そういう意味でタイトルは言い得て妙かと思う

カフーを待ちわびて(2009年製作の映画)

2.8

エンドロールの俳優犬の書き方が可愛かった

沖縄の物語なのに思ったより沖縄を感じなかったのは、さっちゃんの姿のせいかな。

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

4.4

原作は児童文学の金字塔だと思うんだけど、読まずに大人になってしまって、大好きな祖母をひとり亡くして何年も経ってからこの映画を観たの後悔してる

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.3

「夜眠れないからタクシードライバーになる」って始まりが一番好きだな

無限ファンデーション(2018年製作の映画)

2.9

主演の子可愛かった…!
演劇部のみんなの等身大な感じが好きだった。演技感がなくて引き込まれた。

小雨ちゃんと先生の物語が演劇部にうまく絡んでこなかったのが残念。
ミュージシャンを出さなきゃダメだった
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでないんだけど、ラストのジョゼは深海で生きていないんだと思う。それに安心するし寂しい。

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

2.8

ヤツのシルエットが怖かった。角と手の共存は不気味。美術が見どころの作品かもしれない。

ただ美術以外はあんまり楽しめず。グロともパニックとも言えず、人間関係も弱く…。
数多ある類似作品の下位互換に見え
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幻覚を見るくらい好きな相手が死んだ後に別の相手と結婚して子ども作って、離婚して戻ってきたらまた幻覚を見たの…?
そういう滅裂で狂った感じもまたテーマなんだろうけど、私はいまいち愛せなかった

少女(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

思いがけず嫌な気分にならない映画だった。いい人には光が見えるし、嫌な奴には相応の結末が与えられていた。

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.1

電気消すの怖くなったけど、根本的には家族と愛の物語なんだよね

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.2

役所さんが可愛かった。台本を夢中になって読んでるところ好きだな

四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.6

繊細で美しい物語だった。

タイトルが訴えてくれてるものは伝わるんだけど、夏のシーンがとにかく多いからミスマッチとは思う