パーコーメンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

1990年代半ばのロサンゼルスを舞台に少年がスケボを通して青春する日常映画。
スケボで書かれたA24のロゴを散らして始まり、垢抜けない空気と仲間同士の絆や葛藤、BGMが凄くクール。
悪い兄ちゃんたちに
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フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話(2019年製作の映画)

3.0

四川航空の航空事故を基にした実話の映画。この手の作品ではお馴染みの予想が付きやすい日本版サブタイトル。
事故発生までが少々長い。コマ送りや盛った演出が多いのも尺埋めのためか致し方ない。
でも確かに奇跡
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.7

ザ・ロードムービー。
夢を叶えたいダウン症のザックと金の無い漁師タイラー、看護師のエレノア、この3人が徐々に打ち解け合いまるで家族のようになっていくのはとても素敵。健気でお互いを認め合う姿は好きな展開
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.6

ワイルド・スピードシリーズ9作目。
常に前作を越えるスケールと次作へ繋げる面白さ。ユーロミッション以来のジャスティン・リン監督の復帰が今回のワイスピ一番の肝となる部分。加えてハンさんやTOKYO DR
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ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!(2005年製作の映画)

3.8

クレイアニメでお馴染みのウォレスとグルミットの長編映画。
巨大野菜コンテストに悪影響を与えるウサギたちの駆除を任されたウォレスたちのドタバタコメディ。
物騒だけど凄く優しい世界。顔の表情が細かく、セリ
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.1

追われる奇妙なホラー映画。
無言で歩いて対象者について来るホラーは、半ばストーカーと似たような怖さ。それでいて姿を変えたり裸だったりと気持ち悪いことこの上ない。性交すると相手に移すことが出来るという設
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

緊急通報司令室のオペレーターでかつて警察官だったアスガーが女性の誘拐事件を解決しようとするサスペンス。
ワンシチュエーションで主人公のアスガー以外、役者はほぼ出てこない。通報による電話のみの会話劇が中
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クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.0

6つの時代の6つの物語をグランドホテル方式で描いた3時間の壮大な映画。
他の時代とつじつまが合ったり伏線が回収され、その壮大さが魅力。
目まぐるしく時代、物語が前後するのでかなり難しい。また俳優が全て
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.2

東電OL事件をモチーフにカフカの城を合わせた園子温監督の作品。陰鬱でグロい世界観。水野美紀のヘアヌード始まりはよくわからないが徐々に狂い咲くいずみのストーリーは良かった。
カラーボールのプレイや終盤の
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トップガンナー(2020年製作の映画)

1.8

トップガンマーベリックに合わせて制作されたZ級のパロディ映画。
アサイラムならではの技が結集。CGはわりと頑張っていた方。
内容は安定して面白くない。終盤で一気にまとめる感じもまさにZ級。

お名前はアドルフ?(2018年製作の映画)

3.0

出産予定の子供にアドルフという名前を付けると友達・家族に話したことから始まるワンシチュエーションドタバタ会話劇。
舞台がドイツであるが為に特に重要視されがちなアドルフという名前。この名前に辿り着くまで
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楢山節考(1983年製作の映画)

4.5

貧しい村での独特の風習・掟・土俗をテーマにした映画。
本題の姥捨までの間に過激ながらもどこか物悲しくエグいシーンが目白押し。日本の陰鬱、口減らしの世界観は重々伝わる。自然豊かな動物たちのシーンを差し込
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.3

埼玉愛犬家連続殺人事件をベースに作られたゴア描写際立つサイコホラー。
冷え切った家庭の中で己を押し殺す気弱な社本が恐ろしい顔を持つ村田に洗脳、侵食されていく。村田夫妻の洗脳・仕事はエグく当たり前のよう
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.7

現状に不安や悩みを抱える14歳の女の子が謎の老婆・星ばあに出会い心揺らいでいくファンタジー作品。
桃井かおりさんのキャラクターはこの作品の魅力の一つ。時に飄々と時に繊細に年齢を感じさせたり感じさせなか
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

普通について言及する予備校講師と女子高生のチグハグドラマ。
全く噛み合わない会話劇が主で主演2人の掛け合いは息ぴったり。ごちゃごちゃうるさいけどこの映画の楽しいポイント。成田凌くんの演技幅の広さは相変
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ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

3.5

13日の金曜日シリーズ第10弾。冷凍保存で倒されたジェイソンが2455年の宇宙船で喘ぎ声をきっかけに目覚めて大暴れする。
前作よりは面白い。ホラー要素は皆無だけど、殺し方は多様でスピーディ。
ただ、未
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13日の金曜日/ジェイソンの命日(1993年製作の映画)

1.0

13日の金曜日シリーズ第9弾。今までのシリーズとは全く別の世界線。
オープニングのクレジットはやたらとしつこく長い。BGMはダサいし効果音もうるさい。スローで戦うシーンもこれまたダサい。
相手に乗り移
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(2020年製作の映画)

2.5

中島みゆきの糸という楽曲をインスパイアし、平成元年生まれの主人公2人がすれ違いながらも激動の日々を「平成」という時代とともにお送りする恋愛ドラマ。
俳優陣は幅広く実力者揃い。美瑛や沖縄、シンガポールな
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

7つの大罪が由来の猟奇連続殺人を追う刑事2人のサイコミステリー。
雨が常に降る陰鬱な街を背景に目を覆いたくなる様なおぞましい遺体。
奇抜なオープニングや不穏な空気、カメラワークやメインの表情がこの作品
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.5

唐突な始まりから村に奇妙な出来事が多発、次から次へと謎が押し寄せる奇々怪々な映画。
グロいシーンやカルト描写は少なめなのに、一つ一つが長く、謎を含ませて進めるので気持ち悪いものがずっと続く。とにかく意
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.0

祖父母の家に訪れた姉弟が奇妙な体験をするスリラームービー。
認知症や徘徊は決して珍しい症状では無いけど昼夜で豹変するのを見たら面食らう。ひしひしと伝わる子供たちの恐怖は良い。
モキュメンタリー調で撮ら
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COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.7

コーラの2大企業、コカ・コーラとペプシのマーケティング戦争ドキュメンタリー。
王者コカ・コーラに対し2番手のペプシが様々な策略で追いついたり追い越したりと、アメリカの時代背景に合わせて展開していく。
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

5.0

死霊館の続編。かの有名なエンフィールド事件に挑むウォーレン夫妻のホラームービー。
ポルターガイスト現象が主な脅かし方だがこれが実際にあったとなるとホントに怖いです。想像以上な暴れっぷり。狡猾な悪魔の手
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健太郎さん(2019年製作の映画)

3.5

30分のショートホラームービー。とある一家に異物のように当たり前に存在する健太郎さん。冒頭のスパゲッティを無表情でがっつくシーンが何とも不気味。無口でぼんやり居座るだけの健太郎さんのお髭やお髪がしっか>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.3

ドラマ架空OL日記の劇場版。あのOLたちが帰ってきた、感が半端ない。
脈絡ないOLたちのどーでもいい会話を延々と覗き見出来るのがこんなにオモロイとは。
ドラマ版との違いはアイキャッチの昭和レトロなイラ
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ウィッカーマン(2006年製作の映画)

1.3

同名映画のリメイク。主人公はニコラス・ケイジになりトラウマや幻覚、アレルギーと色々特徴を上乗せしたわりに、何だこのダウングレードは?
別にオリジナルのように性的描写やカルト的な部分、ミュージカルをくれ
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.5

カルト宗教をモチーフにした元祖的な映画。サマーアイル島で行方不明になった女の子を探すクリスチャンの警察の奇妙な体験。
原始的な宗教による奇妙な島民の行動やミュージカル調な歌、島全体、全てが狂ってる。ほ
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おだやか家(2016年製作の映画)

1.0

東日本大震災を機に東京から移住し自給自足へ生活様式を変えたおだやか家の夫婦のドキュメンタリーショートムービー。
やわらかい音楽と自然豊かな風景は観ていて和みますが、内容は引っかかることばかり。
自給自
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家族ごっこ(2018年製作の映画)

3.6

1日数時間家族ごっこをする為に集められた男女による20分ほどのショートムービー。
BGMや撮り方はショボいが、ストーリー展開は早くて見やすい。
最初はイヤイヤだったが情がうつったか上手く演じようと躍起
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あたおかあさん(2020年製作の映画)

1.8

10分程度のショートムービー。
頭のおかしいお母さん、略してあたおかあさん。
自分の中で勝手にあたおかあさんのイメージを沸かせ過ぎた。オチとなる現実で姉と話すお母さんも普通。そもそも会話の内容がチグハ
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

4.0

グレムリンの続編。舞台はニューヨークのオフィスビルと続編映画にありがちなグレードアップ。
前作以上に増殖した新種グレムリンたちの個性が爆発しているが、毎回何で気弱なギズモからやり過ぎなイタズラ大好きモ
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ウルトラマンゼアス(1996年製作の映画)

3.5

出光のCMで馴染みのあるウルトラマンゼアスの映画。
とんねるずやデーブ大久保などがメインを張るほぼコメディなウルトラマン。パロディ要素あり、かつてのウルトラマンメンバーたちの友情出演あり、鹿賀丈史あり
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.8

クリスマスを代表する映画の一つ。
プレゼントに貰ったペット、ギズモにやってはいけない3つの注意を破ることから始まるドタバタSFコメディ。
主人公のママが速攻で3体倒すのが中々グロいし、むしろママの方が
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SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)

3.7

ジャンプ漫画コブラの劇場版アニメ。
松崎しげるや中村晃子、風吹ジュンなど名だたる著名人のキャスティングの時代背景は分からないが良かった。ベルばらでアンドレを演じていた田島令子も艶やかな芝居。
アニメ版
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オーシャンズ(2009年製作の映画)

3.3

製作費70億円ととんでもない額のフランスドキュメンタリー映画。
海洋学における海の生態系を個体ごとに教えてくれる。
映像美も勿論だが音が凄い。どうやって撮影したのか、それだけでも興味深い。
様々な海洋
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.8

ホラー映画の元祖というべきか、低予算大ヒットホラー映画。真夏のテキサスを舞台に5人の男女が続々と殺されていくストーリー。ドキュメンタリー風の撮影でBGMは無く絶叫とチェーンソーの音によるハーモニー。確>>続きを読む