しおねさんの映画レビュー・感想・評価

しおね

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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.4

主人公の頭の中みたい。

時間軸を行き来し、現実と空想が錯綜する。

会って間もないときはlike、時間が経つとloveになるっていう定番の流れではあるけど、そのloveが綺麗なものではない。

アク
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好色一代男(1961年製作の映画)

3.2

増村イッキ見期間。
脚本と監督の個性がガッチリ合ってた。

つかず離れずのミディアムショットの連続による感情移入させない手法が、非情ともとれる世之介の行動をコメディに見せてくれる。

もしも他の監督で
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

2.7

今回はちゃんと推理してた。

あとポスターの印象と話が違いすぎるwww
蘭姉ちゃん真ん中配置で探偵どもとキッドが周り囲んでると蘭姉ちゃん圧倒的ヒロインみたいになってるけど、歩美ちゃんのほうがよっぽどヒ
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

2.8

服部平次の初恋物語〜殺人事件を添えて〜

完全にファン向け。
ファンのツボを押さえてくる代わりに推理要素が少なめになっている印象。

平次好きです

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.3

趣味どストライクです。
耽美とはまさにこれ。美しさに耽溺してる。

覗き見の映画とでもいったら良いのでしょうか。
美少年を覗き見るおじさんを覗き見る私たちという構図。
引きから徐々に寄っていくカメラに
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清作の妻(1965年製作の映画)

2.5

『春琴抄』エグい版って感じ

狂った方向に筋の通った女をやらせたら若尾文子を超えられる者はいないんじゃないか。
若尾文子は可愛い見た目と反対に声が大人めなのが良いね!

良くも悪くもザ・増村保造。

狂った果実(1956年製作の映画)

2.8

あれ…裕次郎がかっこよく見えてきた………

何かしたいけど何がしたいか分からない、そういう時あるよね。
時代全体がそういう雰囲気だったのがちょっとしたところから伝わってくる。

序盤の太陽族の定義をさ
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同級生(2015年製作の映画)

3.8

LGBT映画が増えてきたとはいえアニメや漫画は今だに色眼鏡で見られることが多いですが…

アニメ表現としてとても優れていたと思います。下手な大作より描きこみされてるし動きもなめらか。
光や余白の表現が
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ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!(2016年製作の映画)

2.7

いや〜楽しかった!
遊園地のアトラクション気分。

もうさ夢の国のス○ーツアーズとかマジックラ○プシアターとかに驚きを感じないよね。
それを超えちゃうもんね4DX。

カメラの動きに合わせて席が揺れた
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メビウス(2013年製作の映画)

3.0

趣味どストライクでした。どうしよう。『愛のむきだし』大好きだからさ、こういうの最高だよね。

性×宗教×暴力の化学反応最高でした。

偶像崇拝的で、男性器を切り取られたことによって人間としての尊厳も失
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妻は告白する(1961年製作の映画)

3.0

あれ?今回の増村媚びてない?って思ったら、やっぱり違うんですね。一筋縄じゃいかない。

若尾文子の首を前に突き出して画面に顔を向けるあの姿勢から漂う狂気が凄い。

人を本気で愛したら狂人になる、という
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でんきくらげ(1970年製作の映画)

2.7

あまりにも可哀想な境遇にも関わらず、したたかに強く生きる姿は『青空娘』と似たノリで見てて気持ちが良い!

回転式のベッド初めて見ました。

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

3.0

日本人には前情報ないとちと厳しいかな〜と思うので、チラシか公式サイトを見てからの鑑賞をおすすめします。

難民が受け入れてもらえずたらい回しに遭う話かなと思ったらそんなことなかった。
職はあるし住むと
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.3

新宿のカフェで周りの会話に耳を傾けるのが好きな私ですが、そんな気分になる映画。

長回しの使い所が最高。
風呂場、あっちゃんの歌、最後のバス…。
どれも最高!

従業員も集まる人も訳あり!
でもみんな
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

3.6

オープニングが最高!
かっこよすぎる!

俯瞰気味のカメラがただでさえぎゅうぎゅうな人々を、よりぎゅうぎゅうに見せる!
画面いっぱいに人!!!

そして悔しいことにワールドキャラメルの歌を見終わってか
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靖国 YASUKUNI(2007年製作の映画)

2.9

本当に日本なのかと疑ってしまうくらい衝撃的な映像。

暴動の声を抑圧するように歌う君が代には言葉を失った。

最後の戦時中の映像を流すところは悲しいというより怖いと思って涙が出た。

痴人の愛(1967年製作の映画)

3.0

一見本能で動いているように見える女が実は策士で、理性的で真面目に見える男が実は本能に突き動かされていたっていう面白さ。

増村保造×谷崎潤一郎の作品の中で一番好きかも。

卍 まんじ(2006年製作の映画)

2.5

すいません、正直再生ボタン押した瞬間パチモン借りてきた思って後悔してました…

でも!!!我慢して見てると!!!これは面白い!!!

独特のペースに引きこまれる。

作品全体に谷崎潤一郎の耽美さはない
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猫なんかよんでもこない。(2016年製作の映画)

2.6

猫ちゃんがものすごく表情豊かに撮れてて、いやもう可愛い。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

1.0

元々ホラーでビビらないタイプということもあるけど、全く怖くない!そして退屈!

ドキュメントタッチにしたいみたいなテロップも出てくるけど中途半端だし…

陸軍中野学校(1966年製作の映画)

2.8

主人公がトレンディエンジェルの斎藤さんに似てる

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

監督やってくれたな感は"園子温"の『リアル鬼ごっこ』って感じ。
明らかに中高生をターゲットにしたキャスティングや宣伝、この作品に関しては原作もジャニーズ。

良い意味で裏切ってくれました。

原作は読
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