natsukoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

東京画(1985年製作の映画)

5.0

小津作品の、完璧で美しすぎる構図はこうやって作ったのかって裏側知れたし、笠智衆の横顔の美しさたるや。エモすぎる。
ヴェンダースさん、役所広司起用して東京舞台の作品を撮られるそうですね!
楽しみです。

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

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ありふれている男女のリアルなもつれをハイセンスに淡々と描いてる好きだわ73分っていうのも良い。流石に男女関係はこれくらいでご馳走様でっす

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

ちゃんと観たの始めてなんだけど最高に楽しめた!
しかもちょい役に豪華キャスト勢揃いでびっくり!レイチャールズにアレサフランクリンは驚いた!
まさかのレイア姫役のキャリーフィッシャーは最初、この人めっち
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ホームワーク(1989年製作の映画)

5.0

宗教色の強い国ってこんな感じなんだって単純に映画を観て自分の世界広がる。
宿題をテーマにしたドキュメンタリー。宿題をやってこなかった生徒を薄暗い部屋に呼び出してほぼ尋問みたいな事をしているんだけど、宿
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

5.0

キアロスタミさんの映画を観た後は決まって『あぁ〜いい映画だったな』ってなる。
地震で大きな被害があった村、コケルに住んでいる友だちのうちはどこ?の主人公の少年の安否を確かめる為、監督と息子が被害のあっ
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我々の父親(2022年製作の映画)

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エンドクレジットあたりでひぃぃ!って声出た。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

5.0

うっわぁぁぁぁ!
今年入ってベストかも、、、
1秒足りとも見逃す事ができずそして言葉にならないラストだった。
毎日毎日生きることを"こなしていく“主婦。
食器の音、ヒールが歩く音、赤ん坊の泣き声。何も
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私、君、彼、彼女(1974年製作の映画)

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受動的な私、能動的な私、いろいろな私
生きてるなぁって思う。

メイド・イン・バングラデシュ(2019年製作の映画)

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ユニクロ大好き女だけど大量消費されるファストファッションの裏側には大量消費される女性や弱者たちがいることを忘れてはいけないね。
もちろんスローファッション主義でもいいけど、世の中なかなか皆んながそうい
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冬物語(1992年製作の映画)

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自分の気持ちや欲に突っ走るなぁって羨ましく感じた。
フェリシーくらいあと先考えず決断できるようになりたい。
何か起きてから考えるマインドで生きたい。

恋の秋(1998年製作の映画)

5.0

わぁーエリックロメールの中で今までで1番か2番目に良い。もちろんもう一つはレネットとミラベルです。
泣かせるような演出は皆無なロメール作品だけど今回はポロッと泣いてしまった
イザベルもマガリも緑の光線
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夏物語(1996年製作の映画)

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女の子たちの境遇がちょうど私の身に今起きている事とどこか似ていてヤキモキしながら観てた、途中で観るのをやめようと思ったほど。笑
頼むから保険かけないでくれ!って心の中で何度も叫んだわ。

エリックロメ
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春のソナタ(1989年製作の映画)

5.0

春なのでね( ◠‿◠ )
ロメールの四季の物語
喜劇と格言劇シリーズよりもパンチ少なめだけど登場人物の不安定さいかにも春の訪れらしさを感じる。
別荘の野花やお部屋の淡い壁紙、ファッションまでパステル仕
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コスモス(2015年製作の映画)

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ズラウスキーの遺作🇺🇦
もともとはゴンブローヴィッチというポーランドの作家の作品が原作だそう。
忠実に再現した挙句、おそらく翻訳不可能といわれたのか…?
ネイティブがわかればもう少し理解できたのかも…
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セバーグ/セバーグ 素顔の彼女(2019年製作の映画)

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ちょうど勝手にしやがれの4Kレストア版が先日から公開。
ヌーヴェルヴァーグ時代の寵児でボーダー柄ベリショの女神、ジーンセバーグのノンフィクション映画。
やっとサブスク登場でやっと観れた!
ジーンの自殺
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

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怒りが生み出す化け物。
クローネンバーグの発想の気持ち悪さが天才的(笑)

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

5.0

生きたくもない、死にたくもない、ただ空気のようにそこに存在しているだけのような生気のない青年を観ているこっちが軽く病みそうだった…
誰が何故、彼をそうさせたのか、或いは自ら望んだのか。
アザラシのシー
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総統の顔(1943年製作の映画)

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最近よく観てるNHKの映像の世紀でナチスドイツ誕生の回で紹介されていて気になって鑑賞。
アメリカによるプロパガンダ映画でウォルトディズニーがかなりゴン攻めしてます。

シュザンヌの生き方(1963年製作の映画)

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シュザンヌの方が一枚上手だったのとマジでギヨームが無理すぎる(笑)(笑)

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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ロメロの未発表作品で去年上映されていたアミューズメントパークを鑑賞

遊園地で老人が罵られ、大変な目に遭うという10数文字の破壊力が気になっていてやっと観れた。
スプラッター系かなと思ったら陰湿でチク
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湖のランスロ(1974年製作の映画)

5.0

とにかく反復
甲冑の音、馬の足
ブレッソンのラストはいつも心にぽっかり穴を開けられた気持ちになる。

来週はたぶん悪魔が観れるかな。

コレクションする女(1967年製作の映画)

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恥ずかしい恥ずかしい(笑)
ロメールだよね〜この感じ。
相手より自分の立場や人としての地位が上であると思いたいが故に相手を卑下することでしか心保てないくそしょーもない男さん、、、
品がない!

モンソーのパン屋の女の子(1963年製作の映画)

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信じたくないけどこういう経験は誰しもがあるのではないか。

選ばなかったみち(2020年製作の映画)

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時間が空いてしまったので良いタイミングで上映していた作品をチョイス。
ハビエルバルデムとエルファニングが親子。
認知症の父の世話をする長すぎる1日を描いている。
記憶がなくなって直近の出来事は全て忘れ
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王女メディア(1969年製作の映画)

5.0

パゾリーニはアポロンの地獄が好きだけどこっちも良かった。とにかく壮大なコルキスの風景が圧巻。実際のロケ地はトルコらしいけど、何処にも存在していないような風景で不思議。音楽も印象的。
マリアカラスが演じ
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

5.0

ビートルズマニアには堪らん60分で2,400円出す価値あります。
しかし、サプライズで屋上でLIVEしちゃうなんて本当粋だよね!日本ではありえないね!
ルーフトップコンサートだと皆さん何の曲好きなんだ
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

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ラストたまんね〜〜〜!!!
ラストのために途中の中だるみも許すぞ

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

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ぱっと見、映画パッケージはブレードランナーばりのスタイリッシュなカッコ良さ!!!w
ゾンビというよりは死体蘇生!
変態ドクターは想像をはるかに超えて変態すぎて失笑ww
な訳!wwって突っ込みたくなるこ
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男の子の名前はみんなパトリックっていうの(1959年製作の映画)

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ロメールが脚本担当かつ私が好きな初期のゴダール作品。なんとも微笑ましく、可愛らしい従姉妹2人。
同じ名前の男の子にタイムリー話しかけられるなんて察してしまうけど嬉々としてお互いのパトリックについて話す
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モンフォーコンの農婦(1968年製作の映画)

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淡々と田舎へ嫁いだ女性にフォーカスあてるドキュメンタリー

ある現代の女子学生(1966年製作の映画)

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1965年現在、戦前に比べてフランスの女子学生は学びの遅れを取り戻しつつある

ベレニス(1954年製作の映画)

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凄く良い!ロメールでは珍しいシリアスな作品だった。
暗闇の中、生気のない男が薄暗い光の先を見つめる目だけが光っていて、その瞬間男が何かに取り憑かれたような演出が視聴者をゾワッとさせる。