acrowさんの映画レビュー・感想・評価

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イコライザー2(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりデンゼル・ワシントンはその人の本質を問う目をするんだよな…。

前作から続けて近所の人や仕事で関わった人を助けるマッコールさん。乗客が幸せそうだと一緒に微笑む姿が素晴らしい。

本作では、「過
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ものすごい良作ということはないがわかりやすくはある映画だった。佳作くらい。
あんまり映画観ない人や意味を探していくのが得意でない人にはちょうどいい作品かもしれない。(考察する深みがある映画だけがいい映
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

イリヤ・ナイシュラー監督はやっぱロックバンドやっててMV撮るのが高じてハードコアを撮った人なので、音楽のセンスが抜群に良いですね。
あとカットするときのタイミングが素晴らしくて無駄がない。あんまり急ぎ
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

好きな作家が世間のしがらみがいろいろありつつもまたいい作品を書いてくださったので、そのオマージュ元として観ておくことにした。
観て良かった。

オスカーの印象が物凄く変わる映画ですね。
「かわいそうは
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カラスの親指(2012年製作の映画)

4.0

カラスもカラス、これはとんだタヌキですわ。

つらい目にあわされて粛々と過ごしてきた人々が、奇妙な縁で結び合わされ一致団結して過去の影に立ち向かう。

邦画らしくハリウッドのような編集技術や映像効果は
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キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ザ・レイドを思い出すようなガタガタの集合住宅を舞台に何が起こるかわからない終始不穏な気配は実に良かった。

ホラーというより人間のどうしようもない悲しみと死をテーマにした物語だった。
劇中の道士たちの
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.6

※追記
以下のような感想を書いた当時は「こんなことあるはずがない」「脚色されすぎ」なんて意見もあったが、先日のダイハツのデータ改ざん隠しを見てどんな顔をしたのだろう、と思う。
日本全国こんなもんですよ
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.4

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面白かった。

王道な冒険譚というか、古き良き冒険少年の物語を現代風にアップデートしつつ、しかしそのワクワクドキドキは子供の頃読んだ児童文学そのもの。

ティム・バートンらしく奇妙で少し怖がらせる部分
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

5.0

一番好きな映画
たぶん書き出すともうえらいことになって数日書き続けるので
詳しく書くのはやめておく

来る(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

エンタメ性が先行してる感はあったけど、なかなか面白かった。ホラーというよりサスペンスとして見ると楽しめた。
妻夫木聡の怪演が光る。


もう序盤の描写が素晴らしいですね。素晴らしい丁寧さで、クソ田舎の
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オマージュが多くて面白かった。
鉢植えを抱えて左遷されるのはレオンのワンシーンからだろうか。

全体的にだらけてやや締まりのない部分が見受けられるが、前半でクソ田舎のクソっぷりを丁寧に描いているがため
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

よかった。


劇伴のサントラでの監督コメント曰く、子供の頃からずっと好きな音楽を最高のシチュエーションで映像にしたいと思っていたそうで、その空想実験のはてにこの映像化があるというのは納得できる。
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

隠し剣鬼の爪と題し、せめて鬼の爪を見て死にたいと願う者、悪にしか振るわないと決めた者のせめぎあい。そして振るうべきものにこそ振るわれる鬼の爪の寂寥感。やるせなさとそれぞれの決意が窺える良い脚本。

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 めちゃくちゃ暗くて他人にはおすすめできない映画だった。(大衆映画として)

 最高にスカッとする楽しい映画だった。(ニューシネマとして)

 個人的に気に入ってるシーンは暴行を受ける警官の前で優雅に
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触手(2016年製作の映画)

3.3

 自分の中の中学生センサーがタイトルに反応したので見てみたら、触手が出てくる時間よりむくつけき男がホモ痴話喧嘩している時間が長い映画だった……。


 というのはさておき、エロティック映画かと思いきや
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デンデラ(2011年製作の映画)

4.5

 ババーデンカムイ(小声)

 姥捨て山の伝説をベースにしつつ、ややアクション風味にまとめ上げた怪作。老婆しか出てこない青年マンガの世界である。でもこれでちゃんと面白いのがすごい。

 口減らしのため
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 なんだかソコソコっつーか、あんまり面白くないゾンビ映画……

 を最悪の材料からなんとかソコソコレベルまで練り上げてみせた奴らの物語。これは面白い。
 前半部分はドラマなり映画なりちょっとでも映像作
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.9

 主演二人が終始口に芋虫突っ込んだようなモゴモゴでウモゥ!ンゴッ!言いながらアイーンのポーズでデーモンと小学生の喧嘩みたいなバトルを繰り広げたり田んぼで急にンモアアアーーーッとか牛みたいな絶叫する以外>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.7

 面白いが怖い……か?という感じだった。どちらかというとミステリーというかオカルトサスペンス。屍鬼でもそうだったのだが小野不由美作品は怖がらせるとか疑心暗鬼というより探ったり考えていく過程のほうが面白>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「この映画ってなんだったの?」
「わからない…」


 SF三部作小説の一巻を原作として実写化された映画、あまりに娯楽作っぽくないのでネットフリックスがスポンサーについたという異色作。
 ジャンルがか
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

 俺はガンダムで行く!

 金田のバイクが走ってるだけでも最高に楽しいが、「VRってこういうふうに楽しいんだよ!」と実際にVRで活動している人たちからも激賞される作品であり、ある意味ではまさにホンモノ
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

 サフォーレ……バーフバリ!

 冒頭から母のため巨大なガネーシャ像を引きずるなど問答無用で「こいつはマジに強い男なんだぞ」とパワーでわからせてくる。たまらん。前作と変わらぬ力技に感動。
 言ってみれ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

 勝てば官軍。負ければ……

 英国兵とフランス兵がドイツによってギッタギタのズタボロにやられてダンケルクから撤退する物語。
 物語開始時点の最初っから負けているので陸戦シーンやグロテスクなシーンも少
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亜人(2017年製作の映画)

4.3

・脚本……………………80点
・アクション……………90点
・佐藤さん……999999999点



"眠いねぇ……"

 これはすげえな、という実写化。いやはや、濃厚すぎる亜人をよくぞここまでまとめ
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

 見たあとにスントの腕時計でピッピやりたくなる映画。

 デンゼル・ワシントンは黒・闇の似合う男で、これはマグニフィセント・セブンでもそうだったが、光の加減によって全く表情が読めなくなる。
 まあコレ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

 苦しいのに、他人にはわかってもらえないことがある。気が狂っちまいそうなほどに病気だと自分では思うのに、医者は薬を出してくれない。やっと見つけた居場所も知らんやつに滅茶苦茶にされる。
 そんなゴムバン
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レオン(1994年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 やたら激賞される作品なので避けていたが、なるほどこれは見る側が試されるような映画だった。
 もちろん別に誰が気軽に見てもいい映画なのだが、映画を見る力、見る側の人生を問われるように感じた部分が多い。
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

 めちゃくちゃ面白かった。

 自分はひねくれた人間なのでよくあるお涙頂戴の話は苦手なのだが、もう完全にやられた。ナメてた。この映画はストロングに腹筋をぶん殴ってくる作品だった。

 もうなにしろ、黒
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.2

 荒野の陽射しにデンゼル・ワシントンの黒ジャケットがバリッと映えるいい映画だった。

 「男に言葉はいらず、銃で語るのみ」を地で行く映画で、あまり過去を説明してくれないし、そういうものなんだと差し引い
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.5

バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!

 「インド映画?よく知らないけどダンスが有名なんだっけ」というあいまいなイメージに極太マジックで"バーフバリ"と上書きしてくるパワフルな作品。

 
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.6

 間違いなく「リベリオン」に並ぶ必修映画。Fワードを連呼する映画が好きな人や我こそはというボンクラはぜひ見るべき。

 ゴアが苦手だったり酔いやすい体質の人にはオススメできないが、最高に刺激的でぶっ飛
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