Ash国立ホラー大学院卒論執筆さんの映画レビュー・感想・評価

Ash国立ホラー大学院卒論執筆

Ash国立ホラー大学院卒論執筆

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.6

【ビジネスは戦争だ!】

マクドナルド兄弟が創業した"マクドナルド"を熱血営業マンが"マクドナルド"にする話

マック誕生秘話。毎週のように食ってるビッグマックがこのようにしてできたとは、、。主人公が
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

【愛の暴走】

現代版ミザリー。愛がゆえの暴走が少女を破壊する。ある種ミストやesの狂信者的な、妄信の恐怖もあるね。

愛とか正義とかの大義名分を与えられた人は強い。

HATCHET/ハチェット(2006年製作の映画)

3.4

クライモリ系だけど、バケモンの魅せ方がより上手い。中々姿見せないけどクソ強い。vsジェイソンしたら泥沼の合戦が見れそうだな

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.8

【サイコ殺人鬼JK】

君の名はの殺人鬼バージョン

かわいいおじとカッコイイ姉ちゃんを同時摂取できる稀有な作品。個人的にぶりっ子よりカッコイイ系が好きだから刺さった。

コメディではあるけど、流石は
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.4

【これぞ究極の総合エンタメだ!】

今回の主役はロケット。このアライグマとは同じ論理家気取りの所詮ESTP(起業家)なので、終始シンパシーを感じる。あくまで論理的・合理的なんだけど、頭のネジがどっかぶ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.3

【筋金入りのCrazy Men】

実在の連続殺人鬼テッド・バンディくんの大茶番劇を恋人の目線から描いた話

ザック・エフロンが女を"喰らっている"シーンがないのがなんとも。R18を避けたのか、ザック
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

3.7

【サイコ野郎接近遭遇系の元祖】

ヒッチハイクしてる人を乗せたらイカれたサイコ野郎だった話

アメリカン魂がやけに強い作品。一般市民が平気で銃で警官を脅したりするし、他にも色々と凄い。まさに究極の実力
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

【暴力版ブレイキン・バッド】

しょぼそうなおじさん、キレたら滅茶苦茶強い系

話の持ってき方、ブチ切れた理由がブレイキング・バッド風。麻薬じゃなくて暴力だから分かりやすくていい。

王道ネタだけど、
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

【単に殴り合う】

ストーリーは特になし。単に殴り合う。

前作の場違いなヒューマンドラマやパシフィック・リムみたいに下手にストーリー作ろうとして駄作になるより、アクション性に特化した方がだいぶマシだ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.7

【戦慄せざるを得ない】

ラッセル・クロウが超絶しつこい煽り運転してくる話

今話題の煽り運転。ある意味、スピルバーグの激突は時代を先取りしていたのかも。激突の方が運転手が最後まで正体不明な分、スリラ
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.9

【夢の美しさ】

敢えて時代の要所を見せずに、その時代を生きた人間を等身大に描いた作品。

全盛期の宮崎アニメと比べると壮大さはないが、ヒューマンドラマとしてはレベルアップしてると思う。最新作もなんか
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

【13年越しの解答】

増長した機械文明に喝を入れる大自然の神秘ver.2

またやってくれたなジェームズ・キャメロン。ちゃんとアバターしてて良かった。ストーリー的に如何にも2って感じだし、アバター感
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.2

つまらなくはないけど、印象は薄い。原作は知らないけど、どのくらいの忠実度なんだろうか。

コメディ要素強めだしクローズみたいなガチなのとは違うんだろうけど。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

【生きづらい世界】

ヤクザと家族の個人バージョン

犯罪者の人間性にフォーカスしたジョーカーのその後のその後の現実みたいな話。最近のヴィランを正体不明の闇の大将みたいに描くのではなく、普通のヒューマ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

【ドクター・スーパーマーケットと呪いの書 ~アホ集団イルミナティの怪異~】

マルチバース間を移動できる他宇宙スペイン系少女が傷心ストレンジの前に現れ、ワンダと争奪戦になる話

サム・ライミパイセン
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.6

【設定負け】

生まれた時は老人で徐々に若返ってくてベンジャミンの人生の物語

設定は面白いけど、ストーリー自体はまあ普通。どちらかと言えば面白い方の人生なんだろうけど、そういう問題じゃないんだよな。
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.4

【永遠の茨の道】

正体バレてネガキャンされまくって萎えたトムホがストレンジに頼ってしまい狂気の地獄が訪れる話

この世界の魔術が強すぎなんじゃ。魔法つったら基本的にポケモンとかハリポタみたいにエレメ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

【ジャンプの到達点】

ナルトをベースにBLEACHやハンターハンター等の王道系を取り込み、元祖セカイ系エヴァや究極の鬱漫画メイドインアビス、はたまたハリーポッター(?)まで吸収したキメラのような作品
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.2

【ジェームズ・ワンの発狂】

殺人の疑似体験を繰り返す主人公が自分の過去を思い出していき狂気の正体を知る話

久しぶりにジェームズ・ワンの発狂が見れた気分。これは完全にブチ切れてるな。筋金入りのイカれ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

【不死身の精神病】

地球の滅亡が確定してしまい、7000年間大人しくしてたエターナルズが再び結成し戦う話

名優達が様々なフィールドでVFXモリモリで豪快に戦う豪華な映画。制作費は当然として、色々ロ
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シッコ(2007年製作の映画)

3.7

【マイケル・ムーアが斬る】

マイケル・ムーアがアメリカの杜撰な医療・保険体制を斬る

4chとかをよく見るからアメリカの医療費が法外な額だということは知っていたが、改めて実情を知って驚愕を隠せない。
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マルコムX(1992年製作の映画)

4.0

【凄まじい生きっぷり】

━━━━━━━━━━━━━━━━━
我々はこの地球上で宣言する
男になるためには
人であるためには
人として尊敬されるためには
人の権利が与えられるためには
この地球上でこの
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

【とーちゃんの妄想物語】

人生を通してホラ吹きばかりのとーちゃんがもうすぐ死にそう。息子は本当のことが知りたい…

何とも言えないティム・バートン感。ファンタジー全開で最後に何かしら解決するのかと思
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.0

【ジメジメ系ホラー】

継母vs姉のサイコ系の恐怖とちょくちょく出てくる幽霊の話

ストーリーははっきりいってよく分からん。解説読めば分かるっちゃ分かるが。シャッターアイランド的な感覚だな。

ただ恐
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TAXi(1998年製作の映画)

3.6

【深夜の首都高の個タクは下手な走り屋より速いで】

改造タクシーでぶっ飛ばしてメルセデス人を懲らしめる話

急げって言われてここまで華麗に吹っ飛ばせたら最高だわな。GTA4だとタクシー急かしたら大体事
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

【裏側から世界を見る】

吃音症の英国王の次男を治す話

単に吃音症を治すだけでなぜアカデミー賞4冠なのか...?と思ったけど、何となく納得。WW2下の英国王ともなれば、吃音症の存在はデカい。

ジャ
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.8

【静かに燃える灼熱の魂】

ライバルに勝てず将棋界を引退した吉沢亮が将棋AIを作り再戦する実話系

やっぱ吉沢亮は静かに燃え上がる陰キャ風なのが合ってるな。多分演技の上手さというより半分素だろう😅
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

【子供の犠牲はキリスト教の象徴?】

バチカンの巨大な陰謀を新聞社が暴く話

2000年代初頭では教会に楯突くのはタブー扱いだったのかな。でもこれの影響かは知らないけど、先進国での信者の数は減る一方だ
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

3.4

【2万5000年の荒野】

イギリスに核ミサイル着弾。地獄が始まる…

核戦争後の世界ってどうなんねんって言う話。落ちるまでの社会派スリラーというよりか、落ちた後の数十年の悲惨な様相がメイン。

普通
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拷問男(2012年製作の映画)

3.8

【地上の悪魔の執行人】

実の娘をギタンギタンにされたとーちゃんがブチ切れて悪魔の執行人になる話

幸せ→絶望→覚醒のホラーのお約束がしっかりしてる。幸せであるが故に絶望が確かなものとなり、絶望がある
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.3

【ゾンビランドライク】

虫が巨大化凶暴化し食物連鎖の頂点となった世界で、地下に隠れた人類が勇気を取り戻す話

完全にゾンビランドの虫バージョン。途中でウディ・ハレルソンとしか思えないようなキャラが登
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.6

【高クオリティホラー】

前作の前の事件(魔女の連続殺人)の話

相変わらずの高クオリティ。設定やキャラが適当なのが多くもはや適当なのが定石となっているレベルのジャンルなのに、ここまで世界観をしっかり
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

【ゲームにハマるヒキニート】

プラダを着た悪魔がダサい新入社員が変わる話だとしたら、今作は逆にかっこいい創業ワンマン社長が変わる話

やはり二番煎じだとどうも身が入らん。というかプラダを着た悪魔の方
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.7

【強いものイジメは最高だぜ】

地図から消された理由はあっさりだけど、ラストの展開が最高系

なんかよく分からんラテンのシュチュエーションスリラー系かと思いきや、割と正統派。現実でもこんな事件起きてる
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.9

【闇に漂う煙】

世紀の未解決連続殺人事件を描いたノンフィクション

ゾディアックと言えば暗号なイメージがあるが、それ以上に連続殺人犯を追うサスペンス的な色が強い。

何となく犯人が分かっているのに、
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アメリ(2001年製作の映画)

4.0

【だがアメリには難しい】

空想に逃げるイタズラ好きな少女が周りを助けはじめ自分も救われる話

本場フランスの本気が見れた気がする。たかが1人の人間の情動をここまで豊かに、そしてリアルに表現出来るとは
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