アルパカメタルさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

突撃!隣のUFO(2023年製作の映画)

3.0

カニ味噌を食らうヨネスケがみたことない狂気を放つ映画。

アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

3.8

とんでもない映画だった。メーサーロシュはなぜ今まで日本で紹介されてこなかったのか。アニエス・ヴァルダと肩並べてるでしょ。1970年代に作られた映画なんだぜ…これが…

アシスタント(2019年製作の映画)

3.8

しんど×2億。
だがしかし素晴らしいです、この映画は。腐敗しきった組織、そこでじわじわ失っていく主人公ジェーンの心、どうしようもなく続いていく現実。ラストカットからのエンドロールでため息出ちゃった。S
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神回(2023年製作の映画)

3.5

最近よくあるSNSバズり目的のタイムリープ系エンタメでしょ?って思ったら後半斜め上だった。ちゃんと映画やってる。ちゃんとやりたいことやってるんだなって、変に観てるだけなのに熱くなっちゃったよ。

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.4

とてもキャッチーな手触りで、若年層に向けて作ってるんだなというのが端々から感じ取れる。ガースーの功績にもちゃんと焦点を当ててるのも好感。すべてを鵜呑みにするんじゃなくて、考えるきっかけにするのが映画だ>>続きを読む

人形たち~Dear Dolls(2023年製作の映画)

3.1

『Bird Woman』が素晴らしすぎる。鳥のマスクで痴漢撃退!っていうフックとしてのキャッチーさと強いメッセージ性は一級品。オムニバスのほうはなんかようわからんなって思うのも多々ありつつ、それがオム>>続きを読む

ドキュメント サニーデイ・サービス(2023年製作の映画)

3.5

サニーデイを通ってない自分は、カンパニー松尾が監督してるから、でこれを観たんだけど、ナレーションの感じ、インサートのセンス、テロップの出し方、どれも松尾節でニッコリした。曽我部さんはカリスマ性と愛嬌の>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

すばらし…。好きなモノにまっすぐな人の輝きがちゃんと作品に閉じ込められてるなあ。芦田愛菜さんオタク芝居も上手まで上手なのかよ。おばあちゃん役が宮本信子さんっていうキャスティングも最高すぎる。とにかく可>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.2

社会風刺要素満載のブラックコメディとしては上出来。軽いタッチでも、風刺はちゃんとやってるなという印象。

ピストルライターの撃ち方(2022年製作の映画)

3.0

架空の街の話なのに現実的で出てくる人みんな生々しい。その生々しさが好き嫌いの分かれるところかな。

劇場版 ナオト、いまもひとりっきり(2023年製作の映画)

3.4

前作より断然良いのは監督自身が被写体としてカメラの前に現れるし、自分の言葉でナオトさんに問いかけているところ(前作は全て問いに関してはテロップ処理だった)。これだけで全然違う。

マリリンとアインシュタイン(1985年製作の映画)

3.5

なんていう映画だ…全然知らなかったけど絶対もっと評価されろよ。事前知識あったほうが良いタイプ。

アートなんかいらない! Session2 46億年の孤独(2021年製作の映画)

3.3

アートと聞いて一番に思い浮かべる近い言葉は芸術だが、「アート」とはそうでなくなっていくのかも。

アートなんかいらない! Session1 惰性の王国(2021年製作の映画)

3.3

人によって「アート」っていう定義はそれぞれなんだからそれにそんなに固執しないでも…っていうくらい、とにかくアートについて考え続けてる。作品に昇華することで自分の中での「アート」を再解釈してるんだろうな>>続きを読む

渇いた鉢(2022年製作の映画)

3.3

ずっとしんどいし、何も救われない。不条理な今の世の中をまざまざと見せつけてやる!という制作側の確固たる覚悟すら感じる。その姿勢が好きです。

GLIDE(2020年製作の映画)

2.7

映画作ってるぜ!って自意識が見え隠れするように感じてしまって…

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

有名な都市伝説×POVの手法が絶妙にマッチ!尺感も完璧!こういうものとして観れば大満足!

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.5

まずケヴィン校長がチャーミングすぎて映画の主人公として◎なんだよなあ。子どもが考えて考えて発する言葉は、固定概念や偏見にまみれた凝り固まった大人の考えなんかよりもずっと豊かだ。

パラフィリア・サークル(2023年製作の映画)

2.0

推しのこんなところ観れたら楽しいよね〜、っていうための映画

放送不可能(2023年製作の映画)

3.3

政治系YouTube番組のような作りで、この手の話題に興味あるなら真新しいものはないんだけど(むしろ若年層向けの作品だったりする?)、小泉純一郎が自分の言葉で語っているというのに意味がある。

パロディスター(2022年製作の映画)

2.7

マッド・アマノ氏をまったく知らなかったが面白い人だな。監督の作品づくりへの姿勢がむやみやたらに鼻についた。

縁の下のイミグレ(2023年製作の映画)

2.8

演劇畑出身ということで絵作りにまったく興味なさそうなの清々しくて良い。わかりやすくキャッチーに、社会問題を伝える、というジャンル映画的作家だと思う。これはこれで必要とされるモノだから(映画として、の話>>続きを読む

レンタル×ファミリー(2023年製作の映画)

3.5

今語られるべきテーマ、そして途中でドキュメンタリータッチに手法を変えたり構造も面白いタイプの映画!

70歳のチア・リーダー(2022年製作の映画)

3.2

冒頭ドキュメンタリーとは思えないようなオシャレな始まり方するので劇映画だっけ?って思っちゃった。老いと直面しながらもやりたいことをやるのはやっぱりかっこいいし背中押されるね。

山女(2022年製作の映画)

3.0

絵の美しさと造り込みは頑張ってると思うけど、まったく物語の記憶がないのis 何?

無情の世界(2023年製作の映画)

2.7

一本目がめちゃくちゃ面白いだけに、二本目と三本目が合わなくてダメージ受けちゃった…

はだかのゆめ(2022年製作の映画)

3.1

良さを全く言語化できないが、心地いいタイプの映画だった

私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.4

渇いたカメラの距離感が徐々に作り出していく殺人鬼の姿。淡白ながらただの「サイコパス大量殺人鬼を生み出すまで」になっていないのに好感。

上飯田の話(2021年製作の映画)

3.4

上飯田ってどこ?な感じの私ですが、その土地に生きる生身の人間を映し出す誠実さと、ちょっと変なように感じるところは全て「ああ、これは誰かを主人公にした物語ではなく、上飯田という街を主役にした映画なんだ」>>続きを読む

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS(2008年製作の映画)

2.0

謎のメロドラマ要素がオリジナルの良さをぶち壊していて頭抱える

凪の憂鬱(2022年製作の映画)

3.4

端役の隅々に至るまでの愛情を感じ、安心して身を任せ委ねられる映画

世界で戦うフィルムたち(2022年製作の映画)

2.5

結局「世界で戦う」私を知ってくれ!!!!!って映画だった。この映画公開時点で劇場未公開の自作の映像使いすぎでしょ。

愛しきソナ(2009年製作の映画)

3.8

前作で北朝鮮を入国禁止になったヤン ヨンヒ監督が北朝鮮にいる姪を通して語る、分断、家族、思想。ごく個人的な家族の物語が南北分断という社会的な問題に目を向けさせてくれる様がこのセルフドキュメンタリーの素>>続きを読む

Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005年製作の映画)

3.8

政治的な思想の違う親とカメラを持って真正面から向き合う様。当たり前にできることじゃない。

アメリカから来た少女/アメリカン・ガール(2021年製作の映画)

3.1

思春期の少女の葛藤をこれでもかってくらい描いてくれるのでずっと痛い痛いしてた。