AONIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.0

今の時代、この作品の歴代ヒロインは男性目線での配役だとか色々と批判はあるんでしょうが、マリアム・ダボは理想的なボンド・ガールの一人だ。
ナースコスチュームのサービス付でタマらん!

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

銃撃や格闘アクションは期待していたほど盛り上がらないが、キャスティングは実に豪華。(ラストに驚きの特別出演あり。)
そして、主義(好戦派vs慎重派)や軍事予算を巡って睨み合う陸軍と海軍の対立構図、主人
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リオの男(1964年製作の映画)

3.5

走って、走って、自転車こいで、飛行機のって、なぜか誘拐一味に追いついちゃうベルモンド。
カーアクション、海上アクション、高層アクション、空上アクション。(ほとんどスタント無しだったらしい。)サイレント
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戦慄の七日間(1950年製作の映画)

3.0

市民の一斉避難で、無人と化したロンドンの街並が見物。そんな街に居残りで、犯人捜索を続ける警官たち。仕事とはいえ、御苦労サマです。

大脱獄(1970年製作の映画)

3.0

バージェス・メレディスやヒューム・クローニンといった芸達者なベテランに加え、ニューシネマを代表する個性派ウォーレン・オーツまで、いい脇役を揃えたキャスティング。そして監督は話術の名手である巨匠マンキー>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

CGがどれだけ発達しようと、この手の作品はストーリー展開や映像表現を含め、『エクソシスト』(1973年)の影響下にまだあることを実感。オカルト映画の金字塔は偉大なり。

悪魔との対決は、正攻法の「十字
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

「母をたずねて」ファンタジー。宮崎駿の高畑勲へのオマージュもしくは、原点探しか? それにしても、宮崎駿の老婆の描き方は相も変わらず何か、怖いし悪意を感じる。この人が、老いたら、、、こうなる!?

冒頭
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ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.5

想像以上に「ナイアガラの滝」を大フューチャーしていた。その壮大さと怖さには圧倒される。観光名所アピールとしては、最良の出来映え。

海の魂(1937年製作の映画)

3.0

酔い止めクスリのせいで皆がシャックリしだすシーンは名場面。
尺が短くテンポがいい分、『タイタニック』より面白く感じた。
海難事故モノの隠れた逸品。

奇傑ゾロ(1920年製作の映画)

3.0

フェアバンクスの超人的な身体能力に感嘆する。
時間やシーンの変化をモノクロ映像の着色変化で表現していることに興味が惹かれた。特に夜を表現する青色モノクロ。これが有名な『アメリカの夜』といわれるものだろ
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少年の町(1938年製作の映画)

3.0

少年の町だが、住人は私よりも大人だ。
支援者のご好意に図に乗ってくるトレイシー神父がオモロ。

砂塵(1939年製作の映画)

4.0

なんだか妙に感動してしまった。それは主役を演ずるジェームズ・スチュアートの魅力に尽きるんだろう。

摩天楼(1949年製作の映画)

3.5

アメリカ個人主義ここにあり、って内容。 マス・メディアとしての新聞の影響力の大きさが描かれており、ネット社会の今見ると時代の移ろいを感じる。

来るべき世界(1936年製作の映画)

3.0

科学の行く末に警鐘を鳴らしながらも、人類は進歩するのを止めないだろうと説く、科学理想主義者H・G・ウェルズ。
遺伝子解明やクローン技術など、科学のタブー領域が失われつつある現在、複雑な気持ちで彼の“予
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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

4.0

ムルナウ監督はマクス・シュレックという俳優を見つけたことで、既に作品の成功を確信しただろう。自ら棺桶を担いで移動する吸血鬼の「お引越し」には笑った。それにしてもヘルシング教授の見せ場が無いよ!!

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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

4.0

無垢な魂に培養される憎悪。
邸宅に侵入し、後ろからヒロインに迫ってくる怪物が怖い。思わず「後ろ!後ろ!」と言いたくなる。
クライマックスの風車シーンは感動的ですらある。

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.0

登場人物はみんな「生まれ持って特殊」な人々だが、彼らが抱える愛憎は普通の人々と変わらない。

当時としてもセンセーショナルすぎて、この監督さんのキャリアが終わったと言われている作品。二度とこんなメジャ
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オペラ座の怪人(1925年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

仮面を剥がされた際に見せる怪人のビックリ顔がたまらん! オペラ座の地下深くに広がる迷宮ダンジョンが実に魅惑的。

怪人を追いかけて、オペラ座の地下洞窟を探索する刑事とヒロインの彼氏の2人。怪人が仕掛け
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.0

原作では事故を起こしたトラック運送会社を襲う苦境や、リコール事件立証のための高いハードルが次から次へと降りかかるのだが・・・。
如何せん、2時間の映画だとサクサクと事件の全貌が明白になり、解決に向かっ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

これだけ自己顕示欲の強い犯人ならば、とっくに罠にひっかかり逮捕されていそうなもんだけどな。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.5

いわゆる、多様な視点を切り口にした「時間軸の再構築」ムービーなわけだが、映画テクニック的にはあまり面白みや新鮮さはない。
ただし、男子校だった吾輩にとっては、「(皆の羨望の的である)イケてる男女グルー
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.5

夢見る少女じゃいられない。大人になる前のモラトリアム。

大人になりきれないウィノナ・ライダーはどこへ行く?

南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

お守りに乳歯を持つ西村料理人、ラーメン大好きなタイチョーさん、寂しさで長距離電話をかける兄やん、自転車大好きな破天荒ドクター、不味い唐揚げ、そして、ビーチバレー。それら複数のエピソードや小道具が、伏線>>続きを読む

恋の花咲く 伊豆の踊子(1933年製作の映画)

4.0

活況に沸く湯の町を訪れた、愛憎悲喜こもごもな旅人達。 爪を噛んだり足をブラブラさせたりと、純真で可憐な乙女心を体全体の動きで表現する田中絹代の繊細な演技に感心。