ARYKSKさんの映画レビュー・感想・評価

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

ラストシーンの平山の表情のために、それまでの100数十分があると言ってもいいかもしれません。それほどまでに心揺さぶられるラストシーンでした。
日常の中にある小さな喜びを云々…なんてありきたりの言葉では
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

庵野監督のシン・ゴジラとの対比で観ると、より面白く感じられるでしょう。
戦後復興期と現代という時代設定は違えど、共にゴジラ=戦争・原爆、震災・原発事故を隠喩とし、未曾有の危機に直面したとき、日本人とし
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

最近のマルチバースものは「何でもあり」になりがちで食傷気味。ただ本作に限って言えば、現時点で思いつく限り全てのカートゥーンCGアニメ表現がぶっ込まれていて、それだけでも観る価値があります。非現実的なマ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

最低限サムライミ版、アメスパ、ホームシリーズ前2作、アベンジャーズの予習がないと魅力は2/3といったところでしょうか。
しかし、初見の人でも楽しませるMCUの力業がここにあります。美味い素材をこれでも
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.8

管理体制、商業主義、IT社会、LGBT…現代社会が孕むさまざまな問題へのアジテーションを娯楽大作にまとめ上げる手腕はさすがウォシャウスキー。
パレットタイムを世に知らしめたアクションや映像表現の目新し
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

見逃した映画特集のおかげでスクリーンで観賞できました。
近からずも遠からずの業界に身を置く私としては、現実はそううまくはいかないよ、と感じる節もあるのですが、そこは映画、理想を描き切ってこそ。登場人物
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

事前情報なしで観ました。
悪趣味とスマートさの絶妙なバランス、思わず笑ってしまう過剰なほどのアクション演出の前2作は、「面白けりゃ細けえこたぁいいんだよ」と言わんばかりのぶっ飛び感が魅力でした。
今作
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

お鼻真っ赤っかにして鼻水キラリのレア・セドゥかわいいよセドゥ。
クレイグ版007としては4番目くらいの評価ですが、完結編として十分楽しめました。

"James Bond will Return"

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

大好きマッツの主演作です。デンマーク語の原題『DRUK』のほうが雰囲気。
でもたぶんこれ、お酒がどうのこうのが本質のお話じゃありません。
とはいえ、お酒で痛い目にも良い目にも遭ったことのある私にとって
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

庵野監督が出来うる限り、爽やかに、すっきり、片を付けた終劇だと思います。良くも悪くも。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.5

音響、深いです。素晴らしいドキュメンタリーです。
極音上映での観賞でしたが、エンドロール後の上映館からのメッセージが映画愛だだ溢れです。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

「ワルいってカッコいい」 的90'sユースカルチャーストーリーの皮を被っていますが、刹那的な享楽に耽けることへの呆れ、虚しさも伝わってきます。故に共感できない人もいると思いますが、私は青春の光と影を考>>続きを読む

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.8

最後までどういう見方をすべきか悩ましい映画でしたが、私はそれなりに好意的に観ました。意味がないようであるような、あるようでないような。コメディかというとそうでもないような。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

難しいこと抜きでおもしろかったです。この時代だからこそ観るべき映画だと感じました。あ。棒っぽいナレーションが悪くないかもと思っていたら、東出君だったのがジワりました。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

右傾大衆ロックの親分くらいに思っている人にはまったく響かないお話です。劇中でも過去の音楽として扱われています。
しかし主人公と似たような原体験を持つ私はいい青春映画だなと感じました。
原題でもある曲名
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画として酷評している人も多いようですが、ジャームッシュ作品として見れば心揺らぎません。アダム・ドライバーはいい俳優さんですね。このご時世なのでブラック・クランズマンも観なければと思いました。そ>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

五指に入る大好きな映画です。しんどいときに観て、いつも助けられてきたような。
ダン・エイクロイドのステップが最高にかっこいい!
Everybody Needs Somebody to Love
のシー
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

客観的には観られないテーマなのですが、シンプルで爽やかなストーリーでした。
現実はもうちょっとしんどいけれど、チョコレートドーナツとはまた違った良さがあります。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

二週連続ゲ◯が物語を揺さぶる映画を見ることになったわけですが、アカデミー賞とは無縁の爽やかミステリーが今の私にはちょうどいいです。007とキャプテンアメリカもよかったです。

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.0

ひさびさに観たよこんな怒涛のバカ展開(いい意味で)。無駄に美しいノルウェーの森のシーン挿入するな(いい意味で)。ゲ◯シーン多すぎだろ(いい意味で)。
いま絶賛心が折れてますが(いい意味で)、そうだね。
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

友情、努力、勝利、そして車。男の子の好きなものがたくさん詰まってました。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

こういう厭戦の描き方もあるのだな。笑えて、泣けた。「軽い」と見る向きもあるだろうけど私は嫌いじゃない。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

グッドフェローズ、ゴッドファーザーに思い入れのある私は、映画館での209分も長くは感じなかったけれど。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

もはや内容が良いだの悪いだのはどうでもいい。そこにSWがあるから行くのです。