AJAPARATIONFILMさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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アリスと市長(2019年製作の映画)

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ニコラ・ヴァリゼール『アリスと市長』は、『木と市長と文化会館』のルキーニのあの情熱が鳴りを潜め、左翼文化人の限界を示す半分反面教師のような映画。30年で情勢はさらに複雑なものになっている。だからこそ日>>続きを読む

見えない太陽(2019年製作の映画)

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『見えない太陽』はドヌーヴの演じる女性が孫がISの兵士に志願したことを知り苦悩する様を描いているが、一見平和に見える田舎町でありながら極右台頭などの政治的側面をきちんと示すアンドレ・テシネの気概を感じ>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

SFアクションのお手本のような映画だった。

1986 夏 –1986 Summer–(1986年製作の映画)

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Exis2020で上映。日本はこの監督の天賦の才を理解していない人が多すぎる。

少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

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古川知宏『少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト ロンド・ロンド・ロンド』は、空間としての舞台の反復を否定し、終焉を脱構築の俎上に載せるというロッカバイ的な思考により進行するが、一旦獲得された永遠性すらも>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

インファナル・アフェアの精神的続編。
というか後継者とも言える作品。

灰の車輪(1968年製作の映画)

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9月に日本で上條葉月氏の発起の元、ユーロライブで開催されるピーター・エマニュエル・ゴールドマンのレトロスペクティブを前に、既にフランスで発売されているDVDを持っていたためそれで視聴。圧倒的な構図、6>>続きを読む

Liberté(原題)(2019年製作の映画)

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自由主義者によるマルキド・サドの文学を用いた迫害と快楽。
先行配信で見たアルベルト・セラの『リベルテ』は、自由主義貴族たちによるある種退屈である退廃的な性描写を、厳格な演劇形式で上演するセラの気概を感
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河 あの裏切りが重く(1967年製作の映画)

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広島を舞台に、20年の間に変遷した都市のトラヴェリング及び闘争の写真と、人々の間に存在する原爆や原爆症の苦しみの残存をオーヴァーダビングさせる事で戦後20年間の怒りと無力感をさらけ出す意欲的な傑作。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

友人と共に鑑賞。

傑作でした。
彼が総理大臣になることを切に祈る。

来る(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

個人的に和製スタンリー・キューブリックは中島哲也監督だと思ってる。
本作で改めてそれを感じた。

「霊媒師版アベンジャーズ」
「心霊版シン・ゴジラ」

あながち的を得ているのが面白い。

孤狼の血(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

東映の本気。

警察がヤクザになるお話。
まさか役所広司が死ぬとは思わなんだ。

七つの会議(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

池井戸潤原作にハズレはないな。
エンドロールの八角さんの語りは必見。

サンセット大通り(1950年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは傑作。

落ち目のヤンデレ大物女優と彼女に見染めれてヒモと化した脚本家を描いた作品。

序盤にオチは明示されてるんだけど、肝心の展開が全く読めない。
「アメリカン・ビューティー」や「パラサイト
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