妖怪特撮映画祭にて4Kリマスター版。
藤巻潤、高田美和も出演しているし「傍若無人の為政者を怪異が懲らしめる」という筋立てもあり「大魔神」と緩やかにリンクする。
不気味にも可愛い妖怪たちがやっぱり魅力>>続きを読む
1作目もカッコイイのだが、今時分に観るとそのユルさに脱力しそうになる。そして、2作目は輪に掛けて…
前作はチョウユンファが主役かと見せかけてティロンが主役だったが、今回はティロンが主役と見せかけてディ>>続きを読む
言わずと知れた"英雄本色"ッッ!
タランティーノから「マトリックス」まで90年代〜00年代に掛けて圧倒的な影響力、存在感を誇った香港アクションノワールの偉大なるランドマークにてカルトクラシック。
何故>>続きを読む
母親を突然亡くしたダウン症の女性と父親の小さな物語。しかし、そこにたゆたう豊かな情感。
障害や病気を「特別」な事と描かずに、ただ間違いなく観る者の意識を確実に更新してくれる。それって簡単な様で難しい>>続きを読む
ある意味面白いし、良く出来ているとは思う。
…のだけれど、好きになれなかったのは何故だろう。
ジム・キャリーを引き合いに出してくるのも判るライオン・レイノルズのキャラクター造りからしてもピーター・ウ>>続きを読む
俺たちのジェームズ・ガンだから信じていたサ!
期待通り!面白い!ありがとう!
デビッド・エアー版スーサイドスクワッドは酷評させて頂いたのですが、下記に一部引用します
『救いようの無い悪党が、クレイ>>続きを読む
続編製作が発表された時は正直大丈夫?と思ったけれど、ある意味"理想の続編"だった。
もちろん、年間ベスト!とか傑作!とかでは無いがw
ちゃんと面白かった。
1作目も"ちょうど良い感じの映画"だったけれ>>続きを読む
大好きなのです、フランシス・ハ。
ユーロスペースで観たなぁ〜
今や名監督の"女優"グレタ・ガーウィグの魅力を堪能出来る青春コメディの傑作。
"マンブルコア"からの卒業
ジム・ジャームッシュ
疾走する>>続きを読む
作品に関してはそれこそ公開当時から知っていたものの、よーやっと鑑賞。
大好きな傑作アクションゲーム「Bloodborne」の元ネタのひとつとして観なければと思っていただけに、謎のこのタイミングでの放送>>続きを読む
惜しくも急逝した音楽家ヨハン・ヨハンソンの初映画監督作にして遺作。
正直、観る前は寝てしまわないか不安だったのだけれど、杞憂。
ヒュートラ渋谷のoddessaスピーカーシステムで包み込まれる音響、静>>続きを読む
ホラー映画史上サイアクの一本(褒意)がノーカット完全版で帰ってきた。
「あなたは、もう一度観る勇気がありますか?」キャーー!(嬉)
絶対こうなって欲しくない。という方向に全力で突っ走っていくプロット>>続きを読む
戒厳令下の台湾を舞台にした学園ホラー。
元はホラーゲームという事だが、時系列をずらしながらサスペンスを盛り上げる手際と確かなホラー演出の魅せ方など一本の映画としての脚色が見事な出来映え。
それも、自国>>続きを読む
怪作。
所謂歌って踊るボリウッドというイメージが実はインド映画の中の一面にしか過ぎないという事を近年沢山の彼の国の映画から教えてもらっているが、それすらも根こそぎひっくり返す様なモンスタームービー(文>>続きを読む
「他の国行ってよ」
血も涙もない、とは正にこの事。
嘲笑混じりの入管職員の言葉は、日本という国を代表して発せられた言葉と思えば、その恥ずかしさ、憤り、怒り、哀しみを感じ、それを強く否定したい思いはあれ>>続きを読む
ピクサーといえば、子供向け(もちろんそれのなにも悪くはないけれど)の顔して、その実、超新鮮なアイデアで、大人も自分の知性や感性を見直される様なテーマやメッセージを潜ませてくる巧みさに毎回舌を巻く、お化>>続きを読む
青春映画の新たな傑作。
不良少年と優等生女子のボーイ・ミーツ・ガールという定型をなぞりながらも、中盤に転調し、サスペンスとエモーションが一気に雪崩れ込んでくる展開にやられてしまった。
この映画の面白>>続きを読む
もーバカ過ぎて好き
東映特撮アクション、雨宮慶太ゼイラムへのオマージュを血みどろで捧げたゴアコメディ。
残虐宇宙人を顎で使う主人公ミミ(8歳)のコミュニケート不可能なサイコパスぶりが振り切れてて最高>>続きを読む
Alabanza!!!!
「ハミルトン」のリン=マヌエル・ミランダの傑作オリジナルミュージカルの映画化。
ミュージカル映画の常だが、舞台から映画へのアダプテーション上、作劇上気になる所は無いことは無>>続きを読む
妖怪特撮映画祭にて。4Kデジタルリマスター。
まぁ今時分に観るといろいろお話のテンポが悪かったり、古代バビロニアが!とか日本中の妖怪の総力を!というには、何というかご近所感溢れるスケールの狭さに、こ>>続きを読む
原題である"Never Rarely Sometimes Always"
劇中、主人公オータムに投げ掛けられる4択の質問。そのシーンの緊迫感と胸を締め付けられるような静かな衝撃は忘れられない。
保守的>>続きを読む
もうなんて言えば良いか。たまらなく可愛い映画だ。
人より常にワンテンポ速いおひとり様女子と、いつもワンテンポ遅い変わり者の変則ラブストーリー。
映画全体の構成の切り替えや小さな演出や仕掛けまで、チェン>>続きを読む
ジム・ジャームッシュ・レトロスペクティブにて。
16ミリフィルムで撮影されたジャームッシュのデビュー前の卒業制作(結局、製作費に奨学金をつぎ込んで卒業しなかったというオチつき)
よく「何も起きない」>>続きを読む
なにぶん情報量の多い作品なので咀嚼出来ていない部分も多いのだけれど、端的に言って面白くなかったです。
途中で飽きてしまった。というかシラけてしまった。
ファンタジーとリアルの境界線を悠々と飛び越える>>続きを読む
特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」にて
ふたりの男(と一匹のワンちゃん)がオレゴンの山奥の温泉に浸かりに行って帰ってくる「だけ」の映画。
ただ、それだけなのに……それだけじゃな>>続きを読む
特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」にて
ライカートの長編デビュー作。
このタイミングの鑑賞で、"ケリー・ライカートの映画"の文脈を前提として理解していなければ、この映画の面白さ>>続きを読む
妖怪特撮映画祭にて。
4Kデジタルリマスター。
素敵な特集上映、目白押しのこの夏。その中でも一際楽しみなのは妖怪特撮映画祭!
角川シネマ有楽町はSOLDOUT。
終劇には拍手も。
自分の最も古い映画>>続きを読む
自己防衛と無実の罪で其々投獄された3人の男がいがみ合いながらも、脱獄逃避行の道すがら、束の間の交歓を得る。
ただそれだけのお話。
しかし、ただそれだけなのがとても豊かで面白い。
どのシーン、どのカッ>>続きを読む
ジャームッシュレトロスペクティブにて。
個人的に観れていなかったジャームッシュなこの一本から。
なにせヴァンパイアものなのでもっとお耽美な作品なのかと思っていたら、熟年カップルのオフビートな日常もの>>続きを読む
ライフタイムベストの映画を一本決めるのはとても出来やしないけれど、"アニメ映画"に絞れば間違いなくコレ。
シルヴァン・ショメによるフレンチアニメの傑作。
星5つなんかじゃ足りない。
今は無き新宿テアト>>続きを読む
これは……ある面、ものすごい問題作…
ベトナム当局の検閲が入った編集版との事だが、完全に作品がズタズタにされてしまっている。
作り手にはかなり不本意な形での公開ではないだろうか。
メイレレス「シティ>>続きを読む
所謂"リベンジもの"ブラックコメディの様相はあれど、クレヴァーな脚本と、音楽や画面と演者の見事なストーリーテリングで作品テーマを渾身の力で観客に殴りつけてくる傑作だった。
面白かった。が、面白がって>>続きを読む
完璧。完璧な映画だ。
新世代ホラーのマスターピース「ウィッチ」のロバート・エガース監督の次作として製作アナウンスされてからむちゃくちゃ観たかった一本。
しかしなかなか日本劇場公開が決まらず……こうな>>続きを読む
まずは延期に延期が重なりながらも無事劇場公開してくれたことを祝福したい。ありがとう!待っていたよ!
MCUは「アイアンマン」から封切り時には必ず映画館で観れているので皆勤賞は続く。
そして、さすがに永>>続きを読む
当時29歳、絶頂期にあったアレサの唄声が映像とはいえ、体感出来る。
それだけで全人類必見。
圧巻。
神なんて信じる気のない自分も神の恩寵を認めざるを得なくなってくる。
だって、アレサの唄声なんて奇跡そ>>続きを読む
もちろん、いろいろツッコミどころはある(多すぎる)
それでも、まぁ、それなりには楽しめた。
「ザ・サプライズ」や「ザ・ゲスト」のアダム・ウィンガート。そこから想像出来る作品のケレン味、そして反面の映>>続きを読む
穏やかな表情でスッと懐に入り込みつつ、気づいたら人の正義や悪徳、良識や非常識をぶんぶんと揺り動かしていく、西川美和作品の面白さと怖さが存分に堪能出来る傑作。
ある閉ざされたコミニュティに身分を偽った>>続きを読む