柏エシディシさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

柏エシディシ

柏エシディシ

2015年以降、劇場鑑賞した映画を中心にレヴューしてます。
2017年からDVDやCS鑑賞のもマークする様になってます。
基本、星三つでも十分オススメで御座います。

映画(627)
ドラマ(2)

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.0

テニス弱者の私でも知ってる1980年ウィンブルドン決勝ボルグvsマッケンロー伝説の一戦。

頂点を極めた男の孤独。それを唯一理解出来るのは倒すべきライバルという皮肉。宿命の対決。
映画としては何度も描
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.0

「君の名前で僕を呼んで」を観た時分、とても素敵な撮影だなぁ〜誰かなーって思ってパンフ見たら、アピチャッポン作品で有名なムックディープロムで驚いたもんです。だって、あのイターリアな映画でタイ人の彼の名前>>続きを読む

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

2.0

本作の3つの事件(廃墟の亡霊。夜道の人ならぬ者との接触事故。ポルターガイスト現象)は英国の怪談話としての定番なんでしょうかねー
日本で言えば、雨天にタクシーに乗った女性客とか、トイレの花子さんみたいな
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.0

女優を綺麗に撮る映画監督フランソワ・オゾン。
ほとんど女優の演技を観るために映画を観ているのでは無いのか?と自覚する事のある私には好物の監督でもあるのですが、時に女性の描き方がエグくなりがちだったりす
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バンクシーを盗んだ男(2017年製作の映画)

3.0

バンクシーに関する映像作品は何作か観てますが、今までで1番視点が多角的でニュートラルの様に思います。
製作者側はどの立場なのか、というのも作中でさり気なく言及されますが、そこに寄り過ぎることもなく。
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.0

14年ぶりの続編、待ってましたっ!
なんだけれど、これはなかなかの問題作wさすがブラッドバード。ブレてないぜ。
爽快楽しい!ジャックジャック可愛い!という手放しに喜んで良い作品じゃないでしょ、コイツは
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス(2016年製作の映画)

3.0

キューバのイカした爺ちゃん達とのスクリーンでの再会。
そして、別れ。

伝聞にてその訃報は知ってはいたものの、やはり改めて劇中でその最期に触れると喪失感に胸が痛みます。

しかしそれでも、自分もこんな
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ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

4.0

40周年記念リマスター版をキネ旬シアターにて。スクリーンで観れて感無量。
言わずと知れたスコセッシによるザ・バンド伝説の一夜、ライブドキュメンタリー。
冒頭から圧巻のパフォーマンスの連続。
まぁ、つべ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.0

町山智浩さんがベルイマンをビートルズに擬えていたけれど、ナルホドたしかに。
後年の映画に与えた影響力が絶大なオリジネイターでありつつ、実際に作品に触れてみると使い古された感触よりもフレッシュというか活
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.0

これはヤバい!ベルイマン、当たり前ですが、凄すぎる。
1973年?や、最近公開されたアート系映画でも全然通じる。完璧にコントロールされた世界観に慄然とせざるを得ない。ある意味ホラー。それも本質的な恐怖
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.0

映画を観ない人でも見たことがあるであろう海岸でチェスをする騎士と死神のワンショット。
そのアイコニックなビジュアルと巨匠ベルイマンの世界的名声を決定的にした傑作という評価から、勝手に重厚で難解な作品を
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沈黙(1962年製作の映画)

3.0

ベルイマン神の沈黙3部作の中で自分には1番難解で、そして1番面白かった。

序盤、この映画は何を語りたいのか何処に向かうのかわからず戸惑いながら観ていたのだけれど、限定的で寓話的な舞台設定から、2人の
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冬の光(1962年製作の映画)

3.0

ベルイマン最高傑作ともされる「神の沈黙」3部作の2本目。

どんだけ重厚で難解なヤツが来るかと思いきや、なんとも率直な「男」ベルイマンの告白とキリスト教的文化に対する猜疑心をストレートに打ち出した真っ
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鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

3.0

ベルイマン生誕100年映画祭にて。

「神の沈黙3部作」「神の不在」「映画における形而上学探求」など仰々しい肩書が並ぶベルイマン作品。
しかし監督本人はその手の格式化や分析を好まなかったそう。
確かに
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

ソダーバーグ本家の様な構成の面白さでは正直劣るものの、洒脱な雰囲気はそのままに、何よりキャストのハマり方の妙で上回った感のあるオール女性キャスト版オーシャンズ

特筆すべきはケイト・ブランシェット様演
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

2.0

右も左も大絶賛の嵐に水を差すようですが、もう自分はMIシリーズはいいかな、と思ってしまいました。ごめんなさい。

やりたいアクションありきで構成したプロットの後付けグダグダに関しては、こちらも九九を覚
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

2.0

カリコレ2018にて。
マーゴットロビー、サイモンペッグ、マイクマイヤーズ。これだけのキャストで限定公開って!?と思って観ましたけど、鑑賞後の感想は、「然もありなん」w

タランティーノ、ガイリッチー
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

テイラー・シェリダンおそるべし。
アメリカのどす黒いはらわたを手掴みで引きずり出す様なハードな脚本に定評のある名ライターの初監督作は骨太な傑作。

韓国「殺人の追憶」、スペイン「マーシュランド」などの
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天使たちのビッチ・ナイト(2017年製作の映画)

2.0

うーん、ちょっと期待してたものと違ったかなぁー

オーブリー・プラザと「ライフアフターベス」の監督による、現代アップデート版パゾリーニ「デカメロン」みたいなもんかなぁと思ってたのですが、もうちょい振り
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

全作、劇場で観るくらいには好きなシリーズですが、偉大なる1作目以降では1番楽しめました。

過去作へのオマージュも押さえつつ、科学と自然、人間の驕りへの警告というテーマをブラッシュアップし、アトラクシ
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.0

ホン・サンス/キム・ミニ4連作完走。
都合、製作順では遡る形で鑑賞してきて、初タッグ作が最後になりましたが、結果総括として、これはこれで面白い流れでした。

男と女の出会いを、ちょっとした間や言葉の掛
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クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.0

2016年カンヌ映画祭の合間にわずか9日間でサクッと撮った気軽さがホン・サンスのお茶目さを際立たせているというか、その軽やかさが可愛い小品。

パリから来た音楽教師演じるイザベル・ユペールとキム・ミニ
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.0

映画監督との不倫スキャンダルを逃れる様にハンブルクに友人を訪ねに来た女優という設定からして、普通避けるとおもうのだけれど、当の本人たちが監督脚本、主演してしまう所からして尋常ではない上に、それでいて、>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

3.0

韓国の名匠ホン・サンスが実生活でも不倫関係であるキム・ミニを主演に、まさにふたりの関係をパラレル的に撮る様な大胆というか、観客からしてみれば興味津々過ぎる4連作一挙公開。これがまた、面白いですw

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DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

3.0

冒頭、なんの変哲もない民家のショットからゆっくりとはじまり、再生した映画間違えたかな?と思ったもんですが、小さな玄関の扉が開いた瞬間、見紛う事なき「あの」タッチの絵がドーンっと現れて、感嘆の声が思わず>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

2.0

まさに映画になりそうな奇妙で面白い意義深い実話なのに、40年以上経ってやっと今時分にやっと映画化されたのはやはり時代の要請が大きいのでしょうし、今だからこそ作る意味のある作品だという製作側の強い意思も>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

カメラを止めるな!
the show must go on!!
つまりはそれって、作れ!=生きろ!と同義であるという事。
そんな大切な事を、今更ながら気付かされた。嗚呼、だから自分は映画を観るのだ
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わがチーム、墜落事故からの復活(2018年製作の映画)

-

あの日、あのニュースが耳に飛び込んできた時と同じ様に、冷静な気持ちでは鑑賞出来なかった。
(だから、スコアはつけられない)
映画と同じくらいフットボールのある生活、人生が大切な自分の様な人間、世界中の
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

午前10時の映画祭にて。
前回の劇場公開では見逃していた念願の4Kデジタルリマスターを遂に鑑賞ッッ!
むっちゃ綺麗、そして音が良い!!(当たり前w)という阿保な子みたいな感想ですが、これは相当凄いお仕
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

2.0

パレスチナの美容室という密室状況における基本女性だけの群像劇。
「死」より「生」を描きたかったという兄弟監督のステイトメントには大いに賛同したいのだけれど、本作では十分にそれを語りきれてない様に感じて
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

結論から言うと「光るものはあるけれど、もっと面白く出来たんじゃないだろうか?」という感想。

興行的失敗とか言われてますけど、それほど酷くはないです。ファンはふつうに観に行って良いんじゃないですかね?
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

ロック史における1991年の如く傑作が連発されている2018年映画界(厳密に言うと2017年なのかな?)。
そんな傑作群の中でも、これがマイベスト暫定1位!だーいすき。すべてが。1分、1秒が。

好き
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スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

3.0

モキュメンタリーの傑作にて、ロック映画好き必須科目、ついに(今さらw)日本のスクリーンにお目見え!
新宿武蔵野館のレイトショーはイイ〜感じに「わかってる」お客さんであったまっており、やっぱこういうのは
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.0

最近、特に「オタクであることを祝福してくれる映画」が多いと思うのは錯覚ではない様で。
そもそも、映画が誰かの創作物である以上、創作行為や何かに耽溺する人物を祝福する事が主題になる事は避けられない様に思
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ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.0

「戦争に勝者はいない。武器を作る代わりに楽器を作り、子供たちに音楽を作らせるべきです。」ラベー・ドスキー監督

ISとの抵抗運動により瓦礫と化したシリア北部の街コバニで、街を再建する人々の希望の光とな
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

2.0

うーん、、評価の難しい作品です、、。
甘くて美味しいスイーツを食べてる時とっても幸福なのに、食後に罪悪感を感じるのになんだか似てます、この感覚。
鑑賞中確かに心が揺れる瞬間はあったのですが、今反芻して
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