だらけたストーリー
夢うつつになるには心地よかったか
いつか普通に
いつか何者かになれるのではないか
という正常性の怪物と向き合う。
摩擦も空気抵抗もない世界で
息をして生きていたいけれど、
この世に摩擦がなければ
僕らは一歩も進めない。
摩擦も軋轢も>>続きを読む
“君が好きなものを
注文できるように”
“本当に死ぬのが
ヘタクソね”
理解は
想像の遥か彼方に上にあるけれど
寄り添う距離と時間で
あっという間に近くに在る
そんなもんなんだよね。
頑固なこ>>続きを読む
世に時めき、栄えるに
“痛み分け”は必要なのか
いいプレーを通して
初めて人間性にスポットが当たる。
人間味が人を惹きつけて離さず
いつしか伝説となっていく。
不屈な闘志に胸が暑くなる作品
言葉はお喋りすぎる。
愛は静寂のなかに訪れる。
多民族国家に潜む
文化の違いは
制約と道徳の範疇によって
軋轢を生むこともあるけれど、
多様性に寛容である地域もある。
大事なのは
わかったふりをし>>続きを読む
感情の激昂に駆られる
世界的名作
生き抜くために日々
強かになっていくも
奥底に秘める恋心
First crush rhapsody
両者の視点で話が進んでいき、
心の声が届くようで快い。
心の繊細な変化の表現が
丁寧に紐解かれていく様が良き。
家族の心境の深掘りが欲しかった。
特に心が>>続きを読む
“ 希望の声をあげろ
自分で選んだ道だ “
届かぬ声
交わらぬ愛
出会いと別れとすれ違い。
掃除機と同様修理したのは表面上で
街に未練を引き摺り残していく。
繋がりこそなくとも、
そこには音>>続きを読む
英国上流階級の戯れ
ファッションが豪華絢爛
エンディングにおける
父親の不器用な配慮に笑みが溢れる
惨憺たる日々に
無音の悲嘆と悲痛が響き渡る。
俯き縋り跪きたくなる過去が
踏み出す足を滞らせ、引き摺りまわす。
あの静謐な日々を
他者が愚弄・意味付けし
最後には利用したりさえする。
弑虐そのものな>>続きを読む
“もう一度
よく見てその子のこと
明るい笑顔を見せた次の瞬間
ふっと目を伏せる”
苦しんでいるのは
あなただけじゃない。
目に見えるものだけが
その人の全てじゃないんだ。
そしてそして
あなた>>続きを読む
“ 青春の光と影 “
家族の煩わしさともどかしさ
やりきれない想いが詰まっている。
人と関わるのは疲れるけれど
人との関わりなしには生きられない。
だから人は本当の意味では
どこまで辿り着いても>>続きを読む
“尽きない魅力と人の深淵”
あらゆる対比が人間らしさを
醸し出している今作品。
賢者と愚者、善人と悪人
愛と憎悪、自由と束縛。
清濁、貧富、地位、権力。
その対比すら何の役にも立たない
瑣末ごとと>>続きを読む
“国のために
なにができるかではなく
自分のために
なにができるか問え”
- 有色人差別 -
恐れや蔑む人の心の弱さが
差別や偏見という形で現れて、
肌の色とは比較ならぬほどの
濁りきった憎しみを色>>続きを読む
“明日の真織を
ぼくら2人で騙そう”
- 記憶と記録の物語 -
自分だけが取り残された世界は
記憶にない時間のカケラが
当たり前のように佇んでいる。
花火の閃光が散りゆくごとく
儚く愛おしく消えて>>続きを読む
“幸せになりたいって願うから
幸せになれないんだよ。
今生きているだけで幸せだろ。”
繰り返される
お前はどうしたいんだというワード。
自分自身で選択いくことは
命の使い道を知るということを
教えて>>続きを読む
他者が傷つくのは厭うのに
自分は傷つける。
傷ついた貴方を見て
貴方を大切に思うモノが
どう傷つくのかも理解できない。
ここだけを伝えたかったのか。
とても好きなシーンではあるけれど
突拍子もない物>>続きを読む
涙がつらつら流れて
止まらない。
海辺、夏祭り、宅飲み。
最後が分かっているからこそ、
どれも淡くて切なくて儚くて。
猶予のない時間での余命宣告ではなく、
現代の医療で多いのは
死までの執行猶予>>続きを読む