本当に今の日本映画の中で久しぶりに映画たりうる作品を観た。暮れなずむ公園で踊りだす刹那と空き家に微かに残る人の気配、それだけでも、ああ映画なんだなと感じた。過ぎ去った時間と不在の誰かを想う事。その時だ>>続きを読む
所謂、マンハント物もおもったら「わらの犬」だった。もう少しボカしてる部分をハッキリさせても良かったも思うが、まあ狙いはわかります。
長編の為のスケッチみたいな物でしょ?最後はやはりぶつ切りで終わっている。まさに遺言して受け取った。
ガイ・リッチーの作品は最近全く見てなかったが、久々の当たりだと思う。バディムービーの要素がありつつ、敵中横断だけで終わってない所がいい。この作品はイギリス、スペイン資本で撮られている。ガイ・リッチーは>>続きを読む
いつか、いつかと思いながら観てなかった。ヴェンダースの映画の基本は主人公がウロウロする事。だったのだが最近は…それはそうとヴェンダースの作品から赤の色(美術、衣装、小道具など)消えたのいつ頃からだろう>>続きを読む
完成度が凄く高い。多層はテーマで緻密なシナリオ、構造も面白いし、画作りもそこに合わせて凝っている。多分、気づきていない伏線が数を多くあり、複数回鑑賞に耐えられる。ラストも思いの他、爽やか。ただ構造、仕>>続きを読む
MAD探偵の続編らしいけど、力業で押し切る怒涛の展開で緩急ゼロ。(前作は情緒があった)だけどこれコレであり(思うにストーリー、シュチュエーションがアクションと同時に動くから飽きない。大抵のアクションは>>続きを読む
画家のゴリッとしたペンの音と抜群に素晴らしい人物の移動、コンポジション。どちらかと言うとリヴットはそんなに好きではないけど、キャラクターの演出だけは唸ってしまう。エマニュエル・べアールが可愛い。
プロテストの意味で作っているのはわかるけど、これ仮に自分が作ったら、もっと考えて作れよ!って言われて終わる。
久しぶりに鑑賞した神代作品。撮影といい美術といい、当時の日活の技術の高さを改めて堪能した。
出演者は所謂、プロの役者ではなく市井の人々であろうか?主役の二人がとても良い。
「叛軍NO.1〜4」とカブってたんで泣く泣く半分(2時間20分程度)のみ鑑賞。再映希望!