鈴峰らんかさんの映画レビュー・感想・評価

鈴峰らんか

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日本統一外伝~山崎一門9~(2022年製作の映画)

5.0

斎藤(勝矢)ファン必見の一作。前作、前々作と若手イケメン枠の山村(川﨑健太)・テル(喜矢武豊)の作品が続いたが、やっと古株の斎藤さんメイン回が来た! 

氷室(本宮泰風)が川谷会長(小沢仁志)夫妻のた
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マルタイの女(1997年製作の映画)

3.8

公開当時が97年と考えると、相当強い意志をもって作られたんだろうな。

例えば同じ暴力でも、トロと呼ばれる刑事(伊集院光)が犯人を捕まえるシーンや立花刑事 (西村雅彦)が舞台で大立ち回りをやってのける
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日本統一外伝~山崎一門7~(2023年製作の映画)

2.8

山崎一門の若手イケメン枠、謙勇会理事長・山村義明(川﨑健太)を主人公に据えた『日本統一』スピンオフ第7弾。中学生の時に恋したあきこ(奥山かずさ)が忘れられない山村。偶然、彼女が働く喫茶店で再会するが、>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

毎年恒例、春のお楽しみの劇場版コナン。
八丈島の自然豊かな光景と、海に浮かぶ巨大な要塞のような「パシフィック・ブイ」を舞台にした壮大な映像が劇場版ならではのスケール感でもうワクワク!

脚本は『相棒』
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バビロン(2021年製作の映画)

4.5

鑑賞に映画の歴史の知識が必要かも。周防正行監督『カツベン!』のときも感じたことだが、かつて無声映画というものがあったことを知らない人も増えているはず。
Wikipediaで古い映画について調べていると
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

何度もいろんな形でリメイクされた「仮面ライダー」の原点である本郷猛の物語をシン解釈で構築した映画。本郷猛のキャラ付け、マスクの持つ意味、仮面ライダーが持つ歴史など、いろんな要素が時間を超えて紡がれた映>>続きを読む

暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー(2022年製作の映画)

5.0

「東映じゃけえ、何をしてもいいんじゃ」の言葉を胸に刻んでから観ることをおすすめする。確かにドンブラザーズは型破り・掟破りなスーパー戦隊だ。ここまでやってきたことを数えればきりがないほど。まあそれにして>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.0

前評判は聞いてたけど、ネタでしょと思ってたしオーレンジャー劇場版よりひどいわけないでしょと思ってたのでウキウキで観に行きました。ちょっと考えが甘かったな。反省。
タイトルを「空想科学読本実写版!ここが
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水戸黄門 助さん格さん大暴れ(1961年製作の映画)

5.0

この時代の悪ノリがつまったような映画。個人的には大大大好物。
なんといっても助さん格さんの欣也様と松方さんがイケメンすぎる。
もうイケメンすぎて話入ってこない。ジャニーズってなんすか?レベルの超絶イケ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.3

アダム・ドライバーさんが素敵だったので鑑賞。予告の時点では2時間サスペンスや時代劇のようなお家争いものか?という印象。おおまかにはそれを外れていないが、何せ演出が全く2サスとは異なるので、満足度も当然>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

2.5

前作越えのアクションは期待通り。格闘シーンのバリエーションの多さも見どころかと。
特に寝技の彼!!すごかった。パンチやキックなら殺陣としてアクションに組み込めそうだけど、寝技はそうはいかないのでは。
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劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!(2017年製作の映画)

2.9

Z新規でオーブ本編観終わったのでこちらを視聴。
好きすぎて終始ジャグさんしか見えてないから感想とかじゃないけど。
Zまでの過去のジャグさんが何してたか知りたかったので、転職遍歴が見えてぞわぞわしました
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.0

顔芸も好きだけど、声芸もすごいじゃないか!
成田陵さんの表情筋の虜なの、わたし。コメディもシリアスもそのシーンにぴったりの表情を持ってこれる俳優だと思う。だから楽しみにしてました。
 
舞台が無声映画
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.0

アン・ハサウェイが魔女をやるなら絶対観たいと思っていた。ド派手な魔女集団を率いてホテルに来るアン・ハサウェイ、見ごたえあったな。
勝手に魔女はいい人ばっかりで子供の夢をサンタさんみたいに叶えてくれるた
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.3

アニメも1話からびっくりするほど絵がきれいだったけど大画面になってまた迫力が増した!特に自然のもの(雪、林、水、空、日の光など)は実写並み、いや、それ以上。
CGとアニメーションの融和も上手く、キャラ
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.0

原作をしっかり読んでから観たので、ハウスのセットに感動!扉の色味やリネン類などの質感が想像どおり。やっぱり二階建ての階段があるセットが好き!

日本での実写化向きではない原作のためキャラクターに多少無
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.5

本来、人間ってこのくらい怒ってもいいんだなって思った。
一見とんでもない行動に思えるが、私たちは空気を読むことに慣らされすぎてる。フィクションなんだから気に入らないやつはぶっ飛ばせばいい。落とし前だけ
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アマプラでオーシャンズシリーズを観たらおすすめに出てきたので観ました。うーん大正解!
なんと言っても掴みが最高。華麗な手口で大金を手にしたと思えば惜しげもなく観客にばら撒く。なんて景気のいい幕開け。銀
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズの華麗な手口そのままに、今回は日本人が好きな「集団での復讐劇」の一面も。さらに【前作までの敵が味方になる】【色仕掛け】【変装して侵入】など細工も流々。
舞台はまたカジノに戻ったが、豪華ホテルの
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作と打って変わって泥棒同士の対決もの。複雑なストーリーが掴み切れず途中であらすじを読んでやっとついていけた。
今回は盗むターゲットが大金ではなく美術品で、前作のお札をばら撒くようなゴージャスさには欠
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

どんでん返しもあり満足感がある。序盤の仲間が徐々に増えていくところが好き。どういう11人になるのか自己紹介を含めて見せてくれたので揃ったときは「このメンバーでどんな方法で盗むんだろう?」とワクワクした>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

まず、台詞が少ない。モノローグも少ない。物撮りが多い。
テルコが風邪をひいたマモちゃんのために作った味噌煮込みうどん、二人で使いたかった土鍋、ラストシーンの象なんかがそうだが、観る方はモヤモヤしてるの
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.5

先に原作を読んでしまったので、一言で表すなら「解釈違い」。
作り手と私じゃ物語の受け止め方が違ったみたい。
殺し屋専用の食堂が舞台で、食事を摂るという当たり前の行為と殺し合いとの非日常感が対比になると
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L♡DK(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

私が知らないだけでたぶんこういう青春映画ってこれが大正解。
やれ演技力がどうとか、演出がベタとか言うのはナンセンスだ。そんなことはたぶん大した要素ではない。高校生美男美女のピュアなラブストーリーなんて
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幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

3.5

主人公はお人好しなアラサー。
恋も仕事も尽くすばかりでうまくいかず、損な役割ばかり。好きだった上司は嘘つきでちゃっかり者の妹と婚約してしまうし、いい感じになっていたケビンとも仲違いして自暴自棄になって
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N.Y.マックスマン(2017年製作の映画)

2.0

完全にキャスト目当てで観ました。っていうかそれでいいんでしょ?

勧善懲悪の物語でヒーローを演じた俳優が大勢集まって、ダメ人間や犯罪者を演じるもまた一興。ほぼ美男美女しか出てこないので、物語における
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.3

最後の最後に監督:鈴木雅之って名前を見てすべて納得。
ショムニ育ちの私には非常に脳に気持ちいい映画だった。
真反対を向いた二人の間にタイトルが入ることで象徴されるように、ホテルマンと刑事という正反対の
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演じ屋 reDESIGN(2019年製作の映画)

5.0

1stから約20年、reDESIGN制作発表から半年、ついに演じ屋にまた会えました! 

今回の舞台は洋服のお直し屋さん。ストーリー前半は演じ屋(笠原紳司)をキヨカ(奈緒)の恋人だと思い込んだトキオ(
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

3.5

マレフィセントって何?くらいのレベルの私が観ても泣けた!

ディズニー映画なので多少予定調和なところはあるだろうと思っていたが、とにかく構成が素晴らしい。私のような普段全く洋画を観ない人でも楽しめると
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作漫画を1巻だけ読んだことがあり、この恋愛はどう着地するのだろうという興味で観た。小松菜奈さんは原作から抜け出してきたよう。あきら役にはぴったりだと思った!
登場人物の構成も面白い。店長と対になるよ
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魚からダイオキシン!!(1992年製作の映画)

3.0

好きな人がこのときのモックンの髪型に憧れるって言っていたから観ました。
正直内容はよくわからなかったし、わからなくてもいいんだなって解釈した。
だからこれはもうラブレターに近いんだけど、好きな人と同じ
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火の鳥(1978年製作の映画)

5.0

この作品に関しては真面目にあのシーンがどうだこうだって言うのも違うと思う。

もうよく作れたな、このキャストとこのスタッフ揃えてよくこれが出来たな、これが時代だなと感心することしか出来ない。こういうの
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美少女戦士セーラームーンR(1993年製作の映画)

4.0

バズったツイート見て気になって観てしまった。たしかに感動した。

私はわりと直撃世代なのになぜかセーラームーンを熱心に観た記憶があまりない。セーラームーンごっこもしてたのにな。だからアニメの変身シーン
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娼年(2018年製作の映画)

3.6

そもそも私は松坂桃李ってそこまで美形でも色気がある俳優だと思ってなくて、だからこそこの役が似合うのかもと思えた。リョウは「普通」のイマドキの若者として登場する。むしろ、普通より物事や人に執着しないよう>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「このラストは、あなたの恋愛観を変える」という惹句に偽りなし。不快感100%から、現実では味わえないであろう深い深い愛の物語へ落とされる感覚は初めて。観てから寝るまで涙が止まらなかった。

本当にどう
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

さほど大きな出来事が展開していく映画ではない。起きている事は10年続く片想いと、全くタイプじゃない同僚に急に告白されたことくらい。にも関わらず驚くほどやかましい!主人公の脳内がやかましい!

ヨシカで
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