ナミさんの映画レビュー・感想・評価

ナミ

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映画(72)
ドラマ(0)

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

高校時代、スクールカーストの中の下らへんで地味に過ごし(彼女らほど全てを犠牲にしていたわけではないけど)勉強ができるということを重要なアイデンティティとしていた私はまさに主人公たちと同じような女子高生>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

4.4

現在1歳の娘がいる私、開始1分でカレンダー上の「一歳半健診」「予防接種 四種混合 水痘」の文字列だけであっさり泣く。
この映画は「もしも私が今突然夫と娘を残して死んでしまったら」の世界そのもので、あま
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

やーっと観れた!
イメージしてたよりはだいぶ軽くてエンタメ色強い作品だったけど、後半の怒涛の展開は息つく暇もなくガッツリ持っていかれて(でも置いてけぼりにはならない絶妙なスピード感)鑑賞後は130分と
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.6

んん〜〜〜『ブルー・バレンタイン』や『レボリューショナリー・ロード』並みのインパクトを期待してしまっていたのだけど個人的にはそれほど刺さらず。。
離婚は結婚の何倍もエネルギーを使うとよくいうけど本当に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

私事ですが7月に出産しましてしばらく映画から遠ざかっておりました🤱
記念すべき産後初の映画鑑賞!

シャロン・テート事件の概要は知っていたものの、60年代のハリウッドやマカロニウエスタンのことは全然詳
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

3.2

青春時代にがっつりスミス通った人なので楽しみにしていた本作。
髪型とか役作りのせいか、単純にイケメンすぎるせいか、はたまた私の(スミスではなく)モリッシー個人への思い入れが足りなかったのか、とにかく終
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.3

岸井ゆきのの絶妙な垢抜けなさと幸の薄い感じが最高すぎる。天才。
テルコは彼女以外の女優さんでは考えられないなぁ。

「テルコ→マモル」と「仲原→葉子」の関係性を並列させて追っていくのかと思いきや、「マ
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.0

アメリカ社会の実話ベースの映画の鑑賞が続いている〜。
黒人差別、ドラッグ依存ときてこちらはキリスト教と同性愛。日本人には馴染みが薄くてわかりづらい問題ばかり…。

神という概念を歪んだ方向に解釈して人
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.7

どれだけ周りの人を裏切っても断ち切れないドラッグの恐ろしさもさることながら、個人的にはどれだけ苦しくても子を見捨てられない、子から逃げられない親の性の方に恐ろしさを感じてしまった。
息子がドラッグに溺
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.6

もっとコメディタッチな感じを想像してたら全然違った…!
『グリーンブック』がオスカー獲って監督がキレたというエピソードに妙に納得してしまう。

KKKメンバーによる気が狂ってるとしか思えない差別描写が
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運び屋(2018年製作の映画)

3.6

大好きな『グラン・トリノ』がよく比較対象に挙げられているので期待して行ったのですが、、
クライム映画としてはなかなかに楽しめたものの、家族ドラマとしての作りが微妙であまりハマれませんでした。

最後に
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

ぐうの音も出ない超〜〜〜良い話!
隙がなさすぎてともすれば鼻についたりありがちでつまらなくなってしまいそうなお話だけど、そんな邪念も起こさせないぐらい超〜〜〜良い話でした。
なおかつ全編に渡って小気味
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

自閉症の妹が、何も分からず感じずただただ言われるがままに体を売らされているのではなく、それによって性の快楽や恋愛感情を知って生き生きとしていくのが何より残酷に感じた。
実際の知的障害者に対する暴行事件
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

-

現実があまりにも悲惨すぎて、幸せな夢の中にいるときも引摺り戻されることばかり考えてしまってずっと怖かった。

美しくも切ないラブストーリーって謳い文句、ミスリードすぎる。二人の想いの強さにもシチリアの
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

混んでる映画館が嫌いなので話題作はほとぼり冷めてから観ることにしているんですが、なんかもう当分ほとぼり冷めなさそうなのでしびれを切らして観に行きました(祝日サービスデイだけどさすがにもう満員ではなかっ>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

中盤までは主人公も他のメンバーも手探りのバンド活動も初恋もウサギも皆かわいい〜きゅんきゅん〜ほっこり〜!って青春映画の気分で観てたけど、バンドの成長とともにどんどん音楽映画として面白くなってきて、最後>>続きを読む

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

3.7

マイノリティの人々(及びその家族)に対して「大変だろうな」とか「生きづらいだろうな」とか勝手に思うのって、下戸の人に「酒が飲めないなんて人生半分ぐらい損してるよな〜!」とか言ってる飲んだくれと同じぐら>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.7

完全に観逃したと思ってたらまたやってくれてた!ありがとうシアターセブン。

画面の中の感情も自分の中に湧いてくる感情も全部あまりにもリアルで、観ている間ずっと胸がジクジク痛くて辛かった。
『志乃ちゃん
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ギャングース(2018年製作の映画)

4.1

面白かった〜全然想像以上だった〜!
みんな箸の持ち方がすげー汚いというリアル。吉野家とか松屋じゃなくてもっさりした町の丼屋なのも良い。
表にも裏にもなれない中途半端なカス、っていう言葉がとても印象に残
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

自分が正しいと信じ続けていたものが実は間違っていた、と気付かされてしまうのって、これまでの人生根本から否定されるようなもんだし、もう取り返しがつかないという絶望感に潰されそうになる。大人になればなるほ>>続きを読む

モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

3.4

タイトル見た瞬間絶対観に行かなきゃ!と思ってたやつ。
(と言いつつブラーちゃんと通ってなくて同名アルバムも聴いてない)
(私にとってのブリットポップ代表選手はMansunだから…)

「ブラー大好きな
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.3

それぞれが付き合う相手が揃いも揃ってヤバいやつばっかすぎる。二人ともどんだけ見る目ないねん!
これはあえてヒール役をつくらないでほしかったなぁ〜〜お互い選んだ相手はそれはそれでとても素敵な人で、幼馴染
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.3

夫婦って結局は他人だし最初から全部の価値観が合致しているなんて有り得なくて、日々過ごす中で表出してくるズレをお互いにちょっとずつ修正しながら繋いでいくのが夫婦生活だと思うのだけど、これはそのズレが修正>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.6

観なきゃ観なきゃと思いつつも時間と気力が許すタイミングが見つけられず先送りにし続けていた今作、ようやく観れました(気付けば10年経ってた…)。
とにかくめちゃくちゃ面白かったの一言。
こんなやりたい放
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

「あの頃」に引きずり戻される映画だった。
酔っ払って滲んだ視界、甘ったるいセックスの匂い、夜の街、始発の朝、懐かしくて羨ましくて恥ずかしくてヒリヒリした。しんどい。
ずーっと笑ってるのは楽しくてしょう
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.6

エズラ・ミラーとエマ・ワトソンの無敵級の美しさ、ナードくさくて最高な音楽(アメリカではスミス好き=はみ出し者の象徴なのか)、カセットテープ、トンネルのドライブと個人的にグッとくるアイコンがてんこ盛り。>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.7

非ネイティブのキャストによる関西弁が違和感だらけだったのと、関西弁を話す東出昌大がチュートリアル徳井に見えてきてしょうがなかったので序盤はだいぶ気が散ってしまったけど、後半はそんなことも忘れさせるぐら>>続きを読む

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.8

Miss You Alreadyってすてきな原題なのに邦題がダサい!!
いつも思うけど邦題ってほんと誰が決めてるんだろう…変な邦題のせいで然るべき層からスルーされてる洋画絶対いっぱいあるよなぁ…やるせ
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.8

テンポよし、ギャグセンスよし、演出よし、全体的にバランスが完璧で本当に良く出来ている〜!
ちょっとシリアスなシーンや幼馴染との恋愛といった要素も、ストーリーを邪魔せず良いアクセントになってる。
主要キ
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1999年の夏休み(1988年製作の映画)

3.4

1988年に1999年という近未来を舞台に製作された作品で、少女たちが少年を演じたBL、しかも演者の台詞は声優による当て振り、という何重にも倒錯した世界観。
冷静になってしまうと色々ツッコミどころ満載
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