あおばさんの映画レビュー・感想・評価

あおば

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.2

ティモシー・シャラメの美しいイメージビデオだった。

・原作未読
・デヴィッド・リンチ版未鑑賞
・「ホドロフスキーのDUNE」鑑賞済み

という状態で鑑賞。

あの時代にホドロフスキーが映像化しなかっ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにスピルバーグの映画でワクワクした。

金田のバイクとデロリアンがチェイスして、ラスボス前の乱闘はネットゲームのイベントや祭りそのもの。

シャイニングのホテルでの謎解き、チャッキーによる多数
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.8

僕らのミライへ逆回転並みに映画のパロディに溢れた作品。

失敗すること目立つことが嫌いで、友達を作らず学校ではどのグループとも程よい距離感でつるんでいた主人公が、白血病の少女と出会うことで本当の自分を
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きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.7

アメリカの石油会社の青年が自国からドローン(蜘蛛型ロボット)を操作して北アフリカにあるパイプラインを警備している中で見つけた、自由を奪われて生きている少女を助けようとして、監視用のロボットを使って干渉>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

4.3

人生の黄昏にもう一度観たいと思う一作。

年老いたアメリカ人の日常の風景を切り取っただけの作品なのに、強烈に生と死を意識させらる内容になっている。

これがハリー・ディーン・スタントンの遺作になったこ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.8

なんというかPCエンジンくらいの心地よいレトロ感。

無駄にでかいBGMやセリフの後に唐突に流れる謎の効果音(ドゥーン)も海外のゲームっぽくて好きな演出だった。

ジャック・ブラックが出てるコメディは
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.2

前々から気になっていたので鑑賞。

人って意外と自分以外のことに無頓着というか、そこまで考える余裕がないんだよね。
お互い想い合ってるように見えても、そういう勘違いというか。

愛する人を亡くしたり、
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.7

パワードスーツや異次元に広がる市場など、ちゃんと観たかったSF要素は観せてもらえた感じ。

デヴィッド・ボウイの「Space Oddity」にのせて、現代の宇宙ステーションが大きくなっていき、人類が1
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blank13(2017年製作の映画)

3.8

幼い頃に蒸発し、13年ぶりに再会した父が癌で亡くなり、葬儀に参列した人達から自分が憎んでいた父が本当はどういう人間であったかを知らされていくという内容。

冒頭、映画の本編が始まる前に火葬についての説
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タイタン(2018年製作の映画)

2.0

2048年、戦争が起こり、荒廃した地球上ではまもなく人類が生活できなくなるため、地球に似た土星の衛星タイタンで人類が生活できるように人類を強制進化させる話。

粗を探せばきりのない映画でした。

まず
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.2

ヒゲを剃ったジャレッドの美しさたるや…
思わず看守に助けを求めたくなる。

戦後大阪のヤクザの中に一人「ガイジン」が混ざるところから話が始まる。

仁義なき戦いへのオマージュとリスペクトはありつつも、
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

メキシコの日差しと死者の国の幻想的な雰囲気。
実際に存在するものとイメージの中にだけあるもの、その両方をあれだけデフォルメしながらもリアルに感じることができる技術と演出は素晴らしいと思った。

骸骨な
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

60年代という秘密の多い時代を舞台にした王道モンスター映画であり恋愛映画。

映画がテレビに、イラストが写真に取って代わられるようになっていく様はいろいろなものがネットに置き換えられていく現代とリンク
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.3

韓国までは面白かった。
音楽も作品に合っていてよかった。

それ以外はアフリカ部族の殴り合いのケンカ。

ヒーロー映画に社会的な問題を取り入れたい意図は伝わってきたけれど、それはヒーロー映画としての基
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.8

音楽と歌とその見せ方は素晴らしい。
けれども、それ以外はnever be enoughといった感じ。

歌と演出は素晴らしいので、その瞬間だけを切り取るならグレイテストなショーに見えるのだけれど、「バ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

たとえ筋違いだとわかっていても、行き場のない感情を誰かにぶつけなければ自分を保てないような事は生きていれば誰でも経験する事なのかもしれない。

三枚のビルボードに端を発した怒りの連鎖が次々と周囲の人を
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