アップルアイスさんの映画レビュー・感想・評価

アップルアイス

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

最初、”なぜそうなった”感がある始まり方だったけれども、そのうち目が離せなくなっていた(笑
綾野剛は、あれ?こんな感じどっかで見た!?という感覚を覚えるほど、また?みたいな役柄。
悪ーい警察官や、落ち
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

ネトフリに登場していたので視聴。
手に汗握る白熱レースバトル系で、できればヘッドフォン&大画面で観たい作品。
ヘッドフォンだと低音に迫力があり、レースの臨場感がすごい。
それにしても、これぞ男たちの正
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正欲(2023年製作の映画)

3.9

人間の欲は分類するとどれくらいあるのだろうか…
多様性の時代と言われてこの映画の様な人たちがクローズアップされてきたような気がするけれども、元々ずっとあった様な気もする。

ガッキー見るの久しぶりすぎ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

ネトフリランキングから。
なんだろう、このどこかで観たような感じ。
ラストの方の肉体バトルが一番の盛り上がりポイント。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

何かの映画を観に行った時に予告で流れた作品で気になっていた作品。
この度、アマゾンプライムにあったので何気なく視聴。
油断していたけれども、涙がじわわっと出てきて焦る。

家族の愛は強い。
地味に歌の
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渇水(2023年製作の映画)

4.6

渇水のタイトル通り、乾いている人が多そうな現代。
愛、お金、世の中の決まり事、その他色々…
水は空気や太陽と同じくタダでいいんじゃないのか、そんなセリフに”そんな訳ないだろ”と一瞬思った自分自身にハッ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

終始暗い雰囲気な作品。
最初の方の横浜流星は雰囲気がやばい。
この作品の様な話って実は結構ありそうな気がする。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

かなり長尺で途中ダレるかな、と思いきや気づいたらエンディング。
主人公のななみにはかなり最後の方までイラつくが、そもそもこういう人かなり多い。
中身が空っぽのような、自分がないような。
そっちの生き方
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.1

呪術廻戦を全く知らなくても楽しめるが、知っていればさらに各キャラに見せ場が用意されており楽しめる、かつ、知らない人は興味を惹かれて、じゃアニメも観てみるか、となる構成。

全体的にテンポもよく、迫力あ
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神在月のこども(2021年製作の映画)

3.7

母親の死により、自分が韋駄天の役割を引き継ぐことになった子が葛藤しつつも前に進む物語。
夜叉との関係が良かった。
かなりわかりやすく、スカッとできる。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.7

とにかく絵が綺麗。
ストーリーよりもそっちが思い出に残るってなんだか不思議な感覚。
もし、あの時ああしていれば、あの選択肢を取っていなければ。
人生はそんな事の連続なワケなのだが、そんな願望が叶ってし
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

人間の世界に疲れたり、怒りを覚えたりしたときにどうぞ。
色んな価値観があるけれども、現代社会においては純粋であればあるほど生きづらいような気もする。
純粋であるがゆえにダメージを食らう。
心が削り取ら
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

宗教系のホラーは個人的に怖さのツボ。
特に地域に密着した三大宗教じゃないヤツは怖い。
撮影してい視点だけれども途中それを撮影している感じに何回かなったけれども割と自然に受け入れられる。

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.4

”孤独”が恐怖の対象として描かれているのかも。
結局わからず仕舞いだったけれども、想像してくれということで。
それにしても、この世界観すごく不安になる感じの設定で映像みているだけでなんとなく暗い気分に
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

日本では今後ますます加速していくであろう少子高齢化問題に真正面から向き合った作品。
まず75歳、そして10万円という金額がかなりリアル。

昔読んだことがある「レベル7」という小説もなんとなく、近いよ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

性と体が一致しない人達の生きづらさよ。
というより、生きづらさ自体がテーマだと思うけれども、金持ちの家の子は最初、いじめるのかなと思いきや、良い意味で見事に裏切られました…

他の人の普通が当人にとっ
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.9

正統派日本のコメディ映画を久しぶりに見た印象。
老後の資金問題が世間では色々と言われている昨今、ほんの少しだけ心が軽くなるかもしれない作品。
お金だけの問題に捉えがちだが、老後は色々な問題が出てくるこ
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人数の町(2020年製作の映画)

4.0

自分は能動的に自分の生を生きているのか。
そして、答えがYESであってもそれは本当にそうなのであろうか。
今の世の中は自分で何かを決めて生きていくという”自由”の選択が可能だけれども、人によっては苦し
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.7

アメリカ的な戦争映画。
この手の映画は戦争の反省からのよく頑張った!的な感じで終わるので、基本的になるほどね、という感じ。

それにしても現代の戦争は航空機からの一発逆転の展開も多いけれども、さらに上
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

『search/サーチ』の監督・制作チームだということでオススメされた作品。
期待が膨らむ。

基本的に”家の中”という狭い舞台で、母の狂気に立ち向かうあまりにも肉体的に非力な娘の奮闘がテンポよく描か
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.6

すごい!…良かった…!
”すずめの戸締り”からの、今更ながらの”君の名は”という世間では完全に、イマサラ感がある視聴順ながら、流石社会現象になっただけの事はあるなと実感する作品。
というかココまでのス
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

細けぇこたぁいいんだ、気にすんな。
まずはそんな気持ちで観た方が楽しめる映画。
グイグイとストーリーは強制的に進んでいくので、違和感を感じつつも引き込まれていく。

東日本大震災というセンシティブなテ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.2

またすごいクオリティの戦争映画を観てしまった…
しかもこのタイトルは有名で3度目の映画化だという、知らなかった。
現代クオリティでの今作はとにかく戦争の悲惨さがリアルに描かれている。
実際に戦地に行っ
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呪詛(2022年製作の映画)

4.2

後味の悪さでいうとここ数年間の中でトップクラス、ディズニー映画の対極に位置するような作品。

密教、虫、集合体、山村と禁忌、いけにえ、呪文、お経、寺、人体の一部、等々。
それに実況気分の感覚を味わえる
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牛首村(2022年製作の映画)

3.5

村シリーズは賛否両論感があり、個人的にも”樹海村”などは、オイ!と突っ込みを入れざるを得なかった場面があるにはあるけれども、今回も懲りずに観てしまう、不思議。

まず、主役のkokiはどうしてもキムタ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

原作を読んで時間が経っていたのでほぼ初見の感覚で見ることができた。
主人公の新田のキムタクは相変わらず前作通りで、最初のダンスシーンだけ意味が分からない、と思っていたけれどもなるほどそこに繋がるのね、
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.9

アニメは観てるという知識で試聴。
マイキー役は吉沢亮だからもうカッコイイのはわかっていたけれども、ドラケンはじめ豪華キャスト。
しかし主役の北村匠海が1番光ってた。

この作品はただのヤンキー作品では
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.2

震災、貧困、生活保護、殺人、とかなり重~いテーマを扱った作品。
阿部寛が刑事というだけで、なぜか、あれ?これって東野圭吾作品なのか?と思ってしまう自分…。。

そんなことはさておき、生活保護システムは
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

大人になると賢く理性的になっていき、見て見ぬふりをする事が増える。
無意識レベルでの事なかれ主義で、一見、社会は平和に見える。
しかしそれは果たして良いことなのだろうか…。
人間が自分の感情にフタをし
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.0

ブレイキング・バッドのシーズン5まで全て観終わった直後に視聴したおかげか、その後のジェシーの運命を楽しむことができた。

ドラマ途中で撮影されたと思われるシーンが結構あったので、おそらくこの作品のこと
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

観終わってからYoutubeなどで検索してみると、考察がでるわでるわ。
こんなメタファーが仕込まれているんじゃないのか、みたいな説を全て信じるわけではないけれども、非常に楽しい。

前作の2作品は履修
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

現代の資本主義国家の構造を描いた作品、のように感じた。
”一つだけ持ち込めるもの”というのは、その人間が持っているアイデンティティのようなモン?
とりあえず、この設定は秀逸。スゴイ。

階層も一定期間
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(2020年製作の映画)

4.3

あの名曲「糸」を映画化!
という事で、すでに挿入歌として使われた時点で涙腺ヤバいんだろうなと予想がついていたのと、中々恋愛系の映画を観る気分にならずに先送りしていた作品。

ストーリーは、なんか、はる
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッド、この年齢で映画を作り続けるって単純にスゴイ。
ここが一番驚く。
さらに、この年齢だからこそ込められるメッセージがあるんだぜ、そんな感じ。
思えばグラントリノもそうだった…

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トップガン(1986年製作の映画)

4.2

もう30年以上も前の作品なのか…
そりゃマーヴェリックも教官になるわ…

それにしてもトム・クルーズ、かっこいいな…
男も惚れる男。
昔過ぎて観たような記憶があったが、ほぼストーリー忘れていて楽しめた
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.5

監督自身の自伝的な話の映画、らしい。
鑑賞後に知ったが、途中結構展開が目まぐるしく変化。
人生は苦しくて退屈だけれども、強い意志でなんとかなる、なんとかするのは自分自身。
しかし痛みは辛いよな…

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