アップルアイスさんの映画レビュー・感想・評価

アップルアイス

アップルアイス

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シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―(2021年製作の映画)

3.8

行き過ぎた自由主義者の熱意は時にとんでもない事象を巻き起こす。
歴史的観点からの知性の創造力がないと結局自分に跳ね返ってくることになる。

Demon City 鬼ゴロシ(2025年製作の映画)

2.9

東出が出演していて、えっとなった印象。
最初の印象がそれくらい彼の出演は自分にとっては久しぶりな感じ。

とにかく主人公が不死身すぎて最後は笑えてくる。
アクションはかなり頑張っているのでそこが見どこ
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(2023年製作の映画)

4.2

どのキャラも綺麗事一切無しで生々しく描かれていてとても良い。
それにしても首が飛びまくる(笑
最後の秀吉のセリフが面白い

6888郵便大隊(2024年製作の映画)

4.1

アダムズ大尉、主人公以上に印象に残る。
史実に基づく映画で第二次世界大戦末期に兵士と家族との手紙を届くように紛争した部隊の話。
しかし、これもまたグリーンブック同様人種差別のストーリーで観ていて悲しく
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

主人公からふと出てくる言葉が真理過ぎて、うっ…、てなるやつ。
謎については最初の方のパートと後半戦と分かれており、作品として飽きさせない構成になっているのは贅沢な印象。
久しぶりにミステリ作品を体験し
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スヘルデの戦い(2020年製作の映画)

3.9

3者視点から描いた物語で、特に女性視点が悲しい…
ダムの突撃シーンは無理ゲー。

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

4.0

ジョージクルーニー、ちょっとイケメンすぎないか。
他の役者も豪華メンバーばかり。
ストーリーはさておき記憶としてはジョージクルーニーが印象的だったという不思議な作品…

ヴィル(2023年製作の映画)

4.0

この視点での戦争映画は初めてでとても切ない。
作品のタイトルに主人公の名前が付くのも納得。

ナルヴィク(2022年製作の映画)

3.8

ノルウェーも中立を守るのは大変だったんだな。
月並みな感想だが戦争は悲惨、人間の大切なものを一気に奪っていく。

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.1

こんな強くてオールマイティな機長いるのかw
と、まずツッコミを入れたくなる映画。
元殺人犯の人がその後どうなったのかはさておき、素直に中だるみもしなくて面白かった。
ジェラルド・バトラーも相変わらずガ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

様々な視点で生きづらい世の中を描いたかと思いきや、希望を決して捨ててはいない。
スーパーの店長、弁護士、生活保護担当者、そしてTV製作者。
様々な人間が三上にとって助け舟を出す。
それにしてもあれだけ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.3

シティーハンターは個人的に大好きなアニメ。
それにしても鈴木亮平のなりきり具合に脱帽。
シリアスな一面とコメディの一面と切り替えもうまく、アクションも最高。
本当にありがとうございました。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

最初、”なぜそうなった”感がある始まり方だったけれども、そのうち目が離せなくなっていた(笑
綾野剛は、あれ?こんな感じどっかで見た!?という感覚を覚えるほど、また?みたいな役柄。
悪ーい警察官や、落ち
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.3

ネトフリに登場していたので視聴。
手に汗握る白熱レースバトル系で、できればヘッドフォン&大画面で観たい作品。
ヘッドフォンだと低音に迫力があり、レースの臨場感がすごい。
それにしても、これぞ男たちの正
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正欲(2023年製作の映画)

3.9

人間の欲は分類するとどれくらいあるのだろうか…
多様性の時代と言われてこの映画の様な人たちがクローズアップされてきたような気がするけれども、元々ずっとあった様な気もする。

ガッキー見るの久しぶりすぎ
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

ネトフリランキングから。
なんだろう、このどこかで観たような感じ。
ラストの方の肉体バトルが一番の盛り上がりポイント。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

何かの映画を観に行った時に予告で流れた作品で気になっていた作品。
この度、アマゾンプライムにあったので何気なく視聴。
油断していたけれども、涙がじわわっと出てきて焦る。

家族の愛は強い。
地味に歌の
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渇水(2023年製作の映画)

4.6

渇水のタイトル通り、乾いている人が多そうな現代。
愛、お金、世の中の決まり事、その他色々…
水は空気や太陽と同じくタダでいいんじゃないのか、そんなセリフに”そんな訳ないだろ”と一瞬思った自分自身にハッ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

終始暗い雰囲気な作品。
最初の方の横浜流星は雰囲気がやばい。
この作品の様な話って実は結構ありそうな気がする。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.3

かなり長尺で途中ダレるかな、と思いきや気づいたらエンディング。
主人公のななみにはかなり最後の方までイラつくが、そもそもこういう人かなり多い。
中身が空っぽのような、自分がないような。
そっちの生き方
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.1

呪術廻戦を全く知らなくても楽しめるが、知っていればさらに各キャラに見せ場が用意されており楽しめる、かつ、知らない人は興味を惹かれて、じゃアニメも観てみるか、となる構成。

全体的にテンポもよく、迫力あ
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神在月のこども(2021年製作の映画)

3.7

母親の死により、自分が韋駄天の役割を引き継ぐことになった子が葛藤しつつも前に進む物語。
夜叉との関係が良かった。
かなりわかりやすく、スカッとできる。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.7

とにかく絵が綺麗。
ストーリーよりもそっちが思い出に残るってなんだか不思議な感覚。
もし、あの時ああしていれば、あの選択肢を取っていなければ。
人生はそんな事の連続なワケなのだが、そんな願望が叶ってし
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

人間の世界に疲れたり、怒りを覚えたりしたときにどうぞ。
色んな価値観があるけれども、現代社会においては純粋であればあるほど生きづらいような気もする。
純粋であるがゆえにダメージを食らう。
心が削り取ら
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

宗教系のホラーは個人的に怖さのツボ。
特に地域に密着した三大宗教じゃないヤツは怖い。
撮影してい視点だけれども途中それを撮影している感じに何回かなったけれども割と自然に受け入れられる。

ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

3.4

”孤独”が恐怖の対象として描かれているのかも。
結局わからず仕舞いだったけれども、想像してくれということで。
それにしても、この世界観すごく不安になる感じの設定で映像みているだけでなんとなく暗い気分に
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

日本では今後ますます加速していくであろう少子高齢化問題に真正面から向き合った作品。
まず75歳、そして10万円という金額がかなりリアル。

昔読んだことがある「レベル7」という小説もなんとなく、近いよ
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

性と体が一致しない人達の生きづらさよ。
というより、生きづらさ自体がテーマだと思うけれども、金持ちの家の子は最初、いじめるのかなと思いきや、良い意味で見事に裏切られました…

他の人の普通が当人にとっ
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.9

正統派日本のコメディ映画を久しぶりに見た印象。
老後の資金問題が世間では色々と言われている昨今、ほんの少しだけ心が軽くなるかもしれない作品。
お金だけの問題に捉えがちだが、老後は色々な問題が出てくるこ
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人数の町(2020年製作の映画)

4.0

自分は能動的に自分の生を生きているのか。
そして、答えがYESであってもそれは本当にそうなのであろうか。
今の世の中は自分で何かを決めて生きていくという”自由”の選択が可能だけれども、人によっては苦し
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.7

アメリカ的な戦争映画。
この手の映画は戦争の反省からのよく頑張った!的な感じで終わるので、基本的になるほどね、という感じ。

それにしても現代の戦争は航空機からの一発逆転の展開も多いけれども、さらに上
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

『search/サーチ』の監督・制作チームだということでオススメされた作品。
期待が膨らむ。

基本的に”家の中”という狭い舞台で、母の狂気に立ち向かうあまりにも肉体的に非力な娘の奮闘がテンポよく描か
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君の名は。(2016年製作の映画)

4.6

すごい!…良かった…!
”すずめの戸締り”からの、今更ながらの”君の名は”という世間では完全に、イマサラ感がある視聴順ながら、流石社会現象になっただけの事はあるなと実感する作品。
というかココまでのス
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

細けぇこたぁいいんだ、気にすんな。
まずはそんな気持ちで観た方が楽しめる映画。
グイグイとストーリーは強制的に進んでいくので、違和感を感じつつも引き込まれていく。

東日本大震災というセンシティブなテ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.2

またすごいクオリティの戦争映画を観てしまった…
しかもこのタイトルは有名で3度目の映画化だという、知らなかった。
現代クオリティでの今作はとにかく戦争の悲惨さがリアルに描かれている。
実際に戦地に行っ
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呪詛(2022年製作の映画)

4.2

後味の悪さでいうとここ数年間の中でトップクラス、ディズニー映画の対極に位置するような作品。

密教、虫、集合体、山村と禁忌、いけにえ、呪文、お経、寺、人体の一部、等々。
それに実況気分の感覚を味わえる
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