去年、NHK記者の取材ノートを読んで知った時から、ショックで頭から離れなかった事件を元にしているのかも。
ただ、主人公の女性の年齢も職業もご実家の家族構成も、起こる事柄も違うので、フィクション映画だと>>続きを読む
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12年前、実際に韓国で起きた事件だそう。
政府が安全だとお墨付きを与えた加湿器殺菌剤に、呼吸器に入ると有害な物質が含まれていて多くの人の命が奪われ、未だに後遺症に苦しんでいる人がいる。
大企業だけを>>続きを読む
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人間が自分の命を終わらせていいと覚悟するには、75歳っていうのは早すぎないかと思うんだけど。
自分の身内が申請に来るまで、大きな疑問も葛藤もなく淡々と業務をこなすヒロム。
コールセンターの瑤子。
ま>>続きを読む
日本の皇室も、最近はゴシップ的な報道も無くは無いけど、もうイギリス王室の注目度の高さは全世界レベルで、憧れ、賞賛、批判を受け続けた人の70年のどこに焦点を当てるか。
公式記者会見の前後のオフの部分を>>続きを読む
独身男性がひょんな事から子供を預かり、四苦八苦しながらも次第に心を通わせていく。
という割とオーソドックスなテーマの映画ではあるけれど、主役となる9歳児ジェシーを取り巻く家庭環境の複雑さが、作品全体に>>続きを読む
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小野田さんがルパング島から帰還されたのをリアルタイムでは知らない世代なので、最小限の予備知識しかなかったけど、どちらかと言えば英雄的な印象のほうが強かったと思う。
晩年は子供たちに自然活動を教えたり、>>続きを読む
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見終わってからずっとモヤモヤした気持ちでいる。
復讐をテーマにした作品の場合、どれだけ主人公の動機に共感できたかが重要なんだと思うけど、肝心のニーナとの深い結びつきや、事件時のいきさつを理解させるシー>>続きを読む
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認知症になった父親が気がかりで、新しい生活に躊躇なく飛び込めない長女。
物語はその長女の目線で進んでると思いきや、どうも様子が変になる。
登場人物が役を入れ替え、少しづつ意味合いを変えながら繰り返され>>続きを読む
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黒人男性が白人のガールフレンドの実家を訪問するってシチュエーションは、シドニー・ポワチエの「招かれざる客」と同じだけど、あちらがお互いに葛藤しながらも理解し合い、幸せな結末を迎えるのとは真逆の展開。>>続きを読む
ロングラン上映してくれたおかげで、ようやく観られた。
リー・アイザック・チョン監督の半自伝映画だそうで、自身の少年時代の目線から見た、1980年代のアメリカの地での韓国移民家族の七転八倒の物語。
ア>>続きを読む
「市民ケーン」を見ておくという最低限の予備知識も必要ですが、大恐慌の時代背景だとか、オーソン・ウエルズがどれだけ当時エポックメイキングな存在だったかを理解してないと、充分楽しめない作品かもしれないです>>続きを読む
昭和30年代初め、不況にあえぐ北九州の炭鉱地帯を背景に、両親を相次いで亡くした在日コリアンの四人兄弟のどん底の生活が、時にはカラリとしたユーモアと、子供ながらに当時をなんとしてでも生き抜こうとする圧倒>>続きを読む
「黒人向けにに売っているものを白人にも売ってみたい」
幼い頃、黒人地区で新聞を売る仕事をしていたベリー・ゴーディ・ジュニアは、将来とてつもなく大きなスケールでその夢を叶える。
モータウンレコード最初>>続きを読む
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「数学と決定論がすべてだ」
という個人理念で生きるアスペルガー症候群のシモン。
感情的に人に関わられるのを異常に嫌い、時間のズレやアクシデントが起こると、自分の基地のロケット(ドラム缶)にとじこもって>>続きを読む
りんご農家に育った吃音の青年。
唯一、生き生き自己表現できるのがお笑いの舞台の上だった。
東京でトラブルを起こしてしまい、仕方なく夢を諦めそうになるシーンはあるのだけど、家業を継ぐのかどうか二つの道>>続きを読む
ファッションデザイナー
トム・フォードの初監督作品。
公開時に映画館で観たものの再見です。
長年の恋人ジムを事故で突然失って以来、生きる意味を見出せなくなった大学教授のジョージ。
愛想よく振舞って>>続きを読む
韓国版を公開時に観たんだけど、かなり前だから細かいディテールまでは覚えてなくて、多分、違う部分もあるんだろうと思う。
重要人物が一人こちらでは登場しないので、そこだけ取ったら別物。
今作のほうがスタ>>続きを読む
ハイスクール卒業のテーマは、今まで数々の人気作が生まれてきた。
その仲間入りをしそう。
名門大学進学だけが明るい未来と信じて、
ひたすら上昇志向で突き進み、濃密な友情を育んできたエイミーとモリー。>>続きを読む
1971年作品
「ゴッドファーザー」の一年前、アル・パチーノ初主演。
まだ撮影当時はきっと無名の俳優陣、音楽も入れずにドキュメンタリー映画のように、次第に薬物だけに支配されるカップルの姿をリアルに描い>>続きを読む
脚本家が悪ノリして書いたとしか思えないような、荒唐無稽な実話の映画。
パイロットとしての超一流の操縦技術と度胸と機知を活かして、麻薬の運び屋、武器の横流しで隠し場所に困るほどの金を儲ける。
浮き世離>>続きを読む
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オリビア・デ・ハヴィランドが亡くなったということより、まだご存命でいらしたことに驚いた。
「風と共に去りぬ」の話をウンザリするほど聞かれた人生だったんだろうか。
主要キャストが割合、早く亡くなってしま>>続きを読む
序盤はモタモタと主人公Dジェイと3人の娼婦たち(子持ちのポールダンサー、妊娠中の従順な女、Dジェイが唯一手をつけてない白人の若い娘)のメンフィスのスラム街での煮詰まった日常が描かれる。
娼婦を乗せて客>>続きを読む
営業妨害になってしまうんじゃないかと思うほど、度々出てくるコンビニご飯が不味そうに見える映画。
無差別殺傷事件を起こした次男、エリートの道を踏み外してフェードアウトした長男、崩壊していく家庭の中で心>>続きを読む
カッコいいオープニングの映画と言えば?
と質問したらかなりの確率で選ばれそう。
タランティーノは選曲が上手い。
この「Little green bag」のイントロが流れるワクワク感のためだけに、たまに>>続きを読む