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素朴な話をイランの田舎で撮影している。
シンプルに子どもが走っている姿や田舎の風景なのに、なぜかとても心に残る不思議な映像。
ストーリーとしては、友達のノートを返しに行く「それだけの話」。しかし作中>>続きを読む
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10年振りくらいに見直した。
エチオピア オロミア州を中心にコーヒーサプライチェーンを学ばせてくれる作品。
2000年に起きたコーヒー価格下落による生産現場の悲惨な状況を先進国の政策や裕福な生活を>>続きを読む
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溥儀の一生。
華やかだが妖しい。美しいが悲しい。
そんな映画だった。
誰もがそれぞれの地獄を背負っている。
1人の人間が生きる上で幸福も絶望も避けることは出来ない。
どんな人間でも。
全てを得たよ>>続きを読む
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確かに宮城リョータは原作で深掘りされてないわ。
こういう作り方もあるんだな〜。
イカついから昔から不良なのかと思ったけど、全然そんなことなくて、親近感湧いた。
孤独からの唯一の逃げ道がバスケだったん>>続きを読む
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インドからまた傑作がやって来た。
ボリウッドは「きっとうまくいく」、「ムトゥ 踊るマハラジャ」に続き3作目である。
シンプルに泣かせて来た直後、インド風に笑いを取ってきて、次のシーンではアドレナリン>>続きを読む
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子どもの頃観てめっちゃ怖かった映画。
ボードゲームは全部ジュマンジなんじゃないかと思って育ちました。
そんな作品を20年ぶりくらいに観た。
とりあえず、子どもの頃観たやつとなんか違う?
スマホ使って>>続きを読む
期待度が高過ぎたか、思ったほど笑えなくて残念…
ヨシヒコみたいなパロディじゃないとダメなんだろうか
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本質的な主題であるドクが抱える孤独は映画のストーリーとしてはよくある話に思える。
それでもこの作品が素晴らしいと感じるのは崇高なミッション設定とイタリア系おじさんのコントラストが最高だからかな。
己>>続きを読む
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特に子どもがいない単身者には、大人になってから子どもの視線で物事を見る機会は少ない。
言葉は悪いけど、まさに「クソガキ」というフリーダだが観ている内に、スペインのちょっと性格の悪い子どもはこんなもんか>>続きを読む
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心の底から笑える。
何度声を出して笑ったことか!
なんならどこからともなくカレーとお香が混じった香りすら漂って来たし、なんだか暑くなった!
…気がする。笑
人生には辛いことや悲しいことが溢れているが>>続きを読む
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Sebastião Salgadoの自伝、作品紹介的な映画。
作品を理解する上で、背景を知りたい人は何度でも観れる作品だと思う。
同時に、何かに疲れ切ってしまっている人にも観て欲しい。
ヒトを愛し被>>続きを読む
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ひとつひとつに意味を感じる、丁寧に描かれた作品。
これほど問題提起を詰め込んだ盛り合わせはそうないんじゃないか、そしてそんなところが評価されているのだと思う。
観終わって、不条理という言葉が心に残っ>>続きを読む
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漫画持ってる人です。🙋♂️
愛すべき、平たい顔族。
この発想だけで心が掴まれてしまった。
ボク自身、旅行先で一体何度「この街で一番顔が薄いな」と感じたことか!
テルマエロマエは文化人類学の視点で>>続きを読む
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芸術は世界を変える。
マリオの世界を変えたのはmetaforaだった。
どんな環境でもモノの見方次第で人生は素晴らしいものになる。芸術はそのきっかけを与えるに過ぎなくて、結局のところ受けての精神に依存>>続きを読む
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日本の里が世界で一番美しい…
なんて事を言いたくなる映画。
食を通して自然と地域社会へのオマージュが感じられ、ある程度都会に住んでいる人間の琴線に絶妙に触れる作品だと思う。
実際にはこんな里に住んだ>>続きを読む
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自由とはなにか。
誰しもが自由に生きたいと願うものの、(社会的でない生き方、いわゆる)自由に生きているうちに自由がなにかわからなくなる。気付くと感じているのは「自分は自由なのか…?」
“正しい生き方>>続きを読む
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ベトナム戦争を題材にした映画は、戦争というロケーションで日常生活に活かせる問いを投げかけられるものが多い気がする。
気がするだけ。統計は取ってません。
人は考えることを諦めた時に狂気への扉を開く。映>>続きを読む
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ブレードランナーの世界は基本的に未来が暗い。
とてつもなく便利にはなっているけど、こんな未来にはしたくないって世界が広がっている。
ずっと雨降ってるし、燃えてるし、相変わらず企業のビルは外観ピラミッド>>続きを読む
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途上国の市場に行ってこういう類いの衝撃を受ける人は多いと思う。
淡々と流れる映像において美しさを感じるのは、無駄のない生産工程。それはまるでTOYOTAの工場のよう。
食べられるために生産されている>>続きを読む
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自分が何かの奴隷じゃないなんて、どうやって知るのか。
気付いたら皆、家族、企業、社会、価値観、何かの奴隷なのかもしれないし、誰かを自らの奴隷として扱っているかもしれない。
「恐怖の連続だろう」死と対>>続きを読む
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東西ベルリンの統一ってあんまりよく知らなくて。
教科書でなんとなく崩壊した写真を観た記憶があるくらい。
そんな私がこの歴史的事件の当事者の気持ちに思いを巡らすきっかけとなったのは、David Bowi>>続きを読む
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他者との関係を形作るものに建前は要るのか、家族になるには血縁が必要なのか考えさせられた。
なによりも家族とはなにか、という問いを突きつけられる。
尋問されるシーンが忘れ難い。
レールに沿って生きれば良>>続きを読む
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天使のくれた時間は奇跡の数週間なのか、それとも奇跡の数週間のその後なのか、はたまたその両方か。
エンディング後、二人はどんな人生を送るのだろうか。少なくともあの時間と同じ様にはなれない。でも仮に上手く>>続きを読む
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人は皆、killer queenの真似をしたくて指パッチンを練習するんです。指パッチン出来る人はみんなここからスタートするんです。テストに出ますんで覚えておきましょう。
道を踏み外した孤独なスターの>>続きを読む
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三谷幸喜の作品はいつだって元気にさせてくれる。ダメなことがあったってまた頑張ればいいじゃないか。幸せになるってどういうことなのか。伝えたいことがとてもシンプルかつユーモラスに提示されてるから多くの人に>>続きを読む
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私は「パリ」という街に憧れを持ってはいない。ただ、「1920年代のパリ」には憧れている。そう、まさに主人公ギルと同じ憧れを抱いていた。
この映画は懐古主義的な思想を批判したい訳ではないと思う。
観念>>続きを読む
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演技は素人なんだけど、それが味になる謎の映画。そしてたけし。
「素人を使う事によって生まれる空気感を創造したい」という意図を感じるから受け入れられるのだと思う。もしくは辿々しさが「当時の日本兵が持ち合>>続きを読む
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人を装飾抜きに見る事が出来るか。子供の頃から人は人を所属している組織や肩書きで見ており、それは大人になればなるほど顕著になる。
就活は日本中の学生が自分を見つめなおす強制力のあるイベントだ。
自分が何>>続きを読む
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人の心が壊れていく様を描写している映画で、フランシス コッポラの中ではゴッドファーザーと並び人類皆一度は(何度も)観るべき映画の一つ。
観ているこっちの判断基準が崩壊してしまいそうで、常に付き纏う狂気>>続きを読む
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久しぶりにみんなで集まって同窓会しようよ!
あんな事もあったね!こんな事もあったね!あのシーンはもう一回観たいなぁ〜!そう言えばあいつ今日来てないけど今何やってんだろね!?
・・・私にはこういう作品>>続きを読む
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原作に比べると物足りなく感じてしまうのは避けられない事なのかもしれない。本と映画を比較する事自体、意味のない行為だと認識しつつもそれは無意識に行われている。
とにかく、最も不満な点はフランツの人生が描>>続きを読む
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ドナルドトランプにオススメしたい映画。
ボクは古き良きマッチョアメリカなタイプの男ではないので、普段からもっと仲良くすれば良いのに…と思ってしまうけど(それでは物語にならない)
でもウォルトが徐々に隣>>続きを読む
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感情が排除されたかの様な完全に管理された世界という設定は2017年現在では聞き覚えのあるものだが、1997年ではどうだったのだろう。
なんにせよ、そんな世界の中で思いをぶつけ合う2人がポジティブに異質>>続きを読む