19世紀のフランスの政治家ブリア・サヴァランは、美食家としても知られています。そのサヴァランが残した名言が「あなたは、あなたが食べたものでできている」です。本作品は、美少女でなければ生きる意味がない>>続きを読む
SFホラーゲーム「バイオハザード」の アニメ版映画第二弾。期待しないで見たせいか、予想をはるかに超える面白さでした。これまではノロノロ動いていたゾンビの襲撃スピードが、格段に速くなっており、ウワッと>>続きを読む
私たちは、たった一つの言葉に喜んだり、傷ついたりします。言葉の概念を感じ取るセンサーを、脳内に有しているからです。本作は、そうした誰もが持つ言語感知センサーを、地球侵略を企む宇宙人によって奪われてしま>>続きを読む
人権先進国のイメージが強いオーストラリア。そのオーストラリアが抱える先住民差別、貧困、過疎化などの深刻な社会問題を、一つの殺人事件捜査を通じて浮き彫りにしていく同国の社会派サスペンス映画です。火星の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まるで少年のようなルックスの父親である「私」が、どう見てもカノジョにしか見えない「愛娘(まひる)」にヤキモチを焼かれ、戸惑うお話。そんな「わが娘」は不治の病で逝きますが、可愛い幽霊になって舞い戻り、>>続きを読む
ベトナム戦争で重度障害を負った帰還兵の葛藤と苦悩を描いた名作。自ら海兵隊入りを志願した主人公ロンの愛国精神が、地獄の戦場体験を通じて揺らぎ、瓦解する有り様を生々しく表現しています。同時に本作品は、反>>続きを読む
ノルウェーと言えば、人権先進国というイメージがあります。しかし、そのノルウェーには第二次大戦当時、ナチスの片棒を担いだという「恥ずべき歴史」がありました。ナチスに従ったノルウェー人たちがユダヤ系の同>>続きを読む
新政権の下、1年間のうち一晩だけ殺人を合法化する「パージ」を導入したアメリカ。国民の閉塞感やストレスを解消するために設けられたこの狂乱の夜、誰が誰を殺しの標的にしたのかー。本作品を初めてみた数年前、>>続きを読む
明治維新前夜の徳川幕府を裏から支えた暗殺集団「新選組」の誕生から崩壊に至るプロセスを、時系列に従って猛スピードで紹介します。ダイジェスト風のバトルアクション映画。展開もセリフも速すぎて、何度も置いて>>続きを読む
ベトナム戦争が泥沼化の極みに達していた、1969年当時の映画。テレビニュースは連日、戦士した若い兵士の名前を読み上げていたことでしょう。崩れ落ちる最強国のプライド。メッキがはがれた「自由と民主主義」>>続きを読む
日本型資本主義の闇をダークに風刺したわずか7分間の短編映画です。生身の人間を「商品」に磨き上げた上で、労働市場へ出荷し続ける倫理観ゼロの企業。そんな企業に鍛えてもらった上で売りに出されたいと願う、主>>続きを読む
私たちはどうして、こうも陰謀論に惹かれるのだろうー。何も知らされていない無辜の住民が、邪悪な製薬会社「アンブレラ社」と政府中枢の極秘研究により犠牲になるというバイオハザードの陰謀論的世界。かつてゲー>>続きを読む
異生命体に寄生された内気な高校生が超人的な戦闘能力に目覚め、闇のヒーローとなって暗躍するという、絵に描いたような「中二病」系作品。大ヒットした原作漫画は面白いのかもしれませんが、映画に限って言えば、>>続きを読む
原作未読の自分には、内気な高校生の主人公が異生命体のパワーを取り込み、闇のヒーローに変身するストーリーに見えました。いわゆる「中二病」心を満たしてくれるSFダークファンタジーの王道作品という感じです>>続きを読む
現代日本を虚しく生きる私たちの心の闇を描いた、ホラー風味の短編映画です。主人公はどこにでもいる女子高生。彼女は同級生たちとの無意味なおしゃべりを楽しんでいるように見えるけど、その内面世界は虚無感と絶>>続きを読む
「このままだと日本は、戦争できる国へつくり変えられてしまう」ー。そんな反戦平和へのメッセージを、わずか7分間の短編アニメーションに込めたのが、2004年に製作された本作品です。憲法9条改正に賛成の方>>続きを読む
世界各国でヒットした人気SF映画ですが、私は退屈に感じました。温室に閉じ込められた少年少女たちが、そのままとどまるか、それとも自由を求めて逃げ出すかの選択を迫られる作品は、それこそ何百とつくられてき>>続きを読む
アメリカ人はこうしてつくられるー。本作品のテーマは、この一点に尽きる気がします。そもそもアメリカ人とは何でしょうか。本作品は、自由を求めてアメリカの大地に立ち、明日への道を自ら切り拓き、共生と繁栄を>>続きを読む
衝撃を受けました。英国と言えば、最高レベルの社会保障サービスを誇る先進国だと思っていたからです。一時は「ゆりかごから墓場まで」と言われた英国の社会保障体制が今、音を立てて崩れ落ちている無残な現実を、>>続きを読む
カンボジア大虐殺を描いた大作。米軍の非道な武力介入が、ポル・ポト派による大虐殺を引き起こしたとする歴史観に貫かれています。また米軍の横暴にカメラを向ける欧米人記者も、カンボジア人を踏み台にする「特権>>続きを読む
前半は、上質な社会風刺ホラー。後半は、ひたすらカオス!ギャグ!「バラの枝バキッ」と「飛行機ブーン」に白目剥かされました😱なんですか、この映画は(笑)一体何を見せられたのか、さっぱり分からない2時間で>>続きを読む
本作品を観て、今の世界は、かつての戦国時代に似てきたのではないかという気がしました。従来の国際ルールや秩序に代わり、暴力による支配が幅を利かせているからです。
本作品は、年老いた大殿・一文字秀虎>>続きを読む
シングルマザーの転落を描いた映画。母子家庭の厳しい現状を描いており、胸が痛みました。違法ドラッグの密売に手を染める場面は、それなりに生々しさを感じました。ただ、見せようとしているのが貧困女性のリアル>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
おぞましい自己責任社会への怒りをあらわにした社会派作品。安倍、菅両政権の弱者切り捨て政治を告発せずにはいられない、という監督の思いには全面的に賛同します。ただ、実際の事件と被害者の在り方をあそこまで>>続きを読む
どこまで沖縄の人権と平和を踏みにじれば気が済むのかー。本作品からは、沖縄の人々(ウチナンチュ)から、私を含む内地人(ヤマトンチュ)に向けられた、こうした厳しいメッセージを感じ取りました。米軍の支配下>>続きを読む
他国への軍事介入がどのような惨劇を引き起こすかを、地獄の戦闘シーンを通じて体感させてくれる実話ベースの戦争映画です。世界最強の軍事国家・米国の特殊部隊が、最貧国ソマリアへの「先制攻撃」に失敗し、想像>>続きを読む
凄まじい人種差別映画。欧米白人社会の東南アジア人に対する憎悪と偏見を、これでもかと見せつけてきます。2015年当時のアメリカ映画。白人至上主義をむき出しにした、映画史上最悪の差別映画「國民の創生」に>>続きを読む
街角の立ち飲み屋。亡き婚約者の思い出。そして…3分間の優しい奇跡ー。ダメです、あっという間に涙腺崩壊しました。こんなの泣いちゃうよ😭
固定カメラでのワンショットが冴えわたる、10分間のSF短編映>>続きを読む
D級ホラーマニア向けの、ナンセンスで悪趣味なピエロ映画。想像の斜め上を行く低俗でチープな作品てす。「こんな代物がこの世に存在していたのか…」という感慨を味わいたい人に限り、楽しめます。ただマーク・ポ>>続きを読む
陰謀論に陥った人々と、陰謀論を見下す人々のいずれに対しても、思い切りダメ出しするブラックな冷笑映画です。支配層は仮面を被った宇宙人だと信じる、無学で低所得の不潔男。この男にエイリアンだと思われて拉致>>続きを読む
不謹慎ネタを扱うのがホラー映画と言えども、肉親から性虐待を受けた被害者を怨霊に仕立て上げる本作品には、耐え難いものを感じました。肉親から性虐待を受けたお子さんの傷ついた心の内をネタ消費する手法に、強い>>続きを読む
この作品を観て、この地球上で迫害・虐殺にさらされているのは、パレスチナとウクライナだけではないという現実を痛感しました。というより、世界各地で進行中の人道危機について、ほとんど何も知らない自分に気付>>続きを読む
カルト集団の悪魔崇拝を描いた、欧米ならではのホラー作品。キリスト教世界に伝わる悪魔崇拝の教義や呪文を、リアルに描いています。最も恐ろしいのは、悪魔に支配される恐怖ー。そんな欧米人の世界観を垣間見た気>>続きを読む
ホラーサスペンス風味の短編映画。友達をシカトした主人公に、怪異が起こります。シカトした相手が見えなくなるのです。さらに、ほかの友人まで見えなくなり…
他者をシカトして苦しめるような奴は、必ず報いを>>続きを読む
妊娠・出産・育児をテーマにした台湾の新感覚ホラー映画です。もっと家事を手伝ってほしいと不満を口にする身重の妻に対し、ついつい「はい、はい」と生返事してしまう仕事オンリーの夫。人当たりはいいが、妻の心>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
沖縄問題とは、言い換えると「内地人が沖縄の人々を差別し続けている問題」ではないかと思います。先の戦争で本土のために「捨て石」にした歴史も、今なお在沖縄米軍基地を押し付けている現実も、内地人による沖縄>>続きを読む