akuruさんの映画レビュー・感想・評価

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カラーパープル(2023年製作の映画)

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 「ありのままの自分が好き 私は美しい」
絶唱するセリーに涙が止まらなかった。
中盤くらいまで泣きそうな顔で、あるいは無表情でいた彼女が別人のような表情で笑い、働き、人生を生きている。

どんな人生も
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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久々に映画館で声を出して笑ったし、久々に綾野剛の王子様で包容力おばけで最高彼氏役を見た。

見た目ヤクザ・中身最高彼氏。

こんな前例のない人間離れした役ができるのはこの世にただひとり、綾野剛だけだと
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恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

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ソン・ソック目当てに見たけど、韓国映画の脚本の素晴らしさは毎回舌を巻く。

 テンポ、センス、間。

 自然体で意のままに脚本の素晴らしさを伝えてくる演者のセンスもあるが、とにかく脚本の言葉選びや意味
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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10代の頃、ジョニー・ディップのウォンカに夢中になってから10数年。
「ジョニデの若い頃がティモシー?ドハマリじゃないかー!!」とただただテンションがダダ上がり。奇人ウォンカをティモシー君がやってくれ
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

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「リーマンショックも震災もギリすり抜けたのになぁ〜!!」とゲラゲラ笑いながら飲んだくれるZ世代にブチギレる岡田将生最高でした。

岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥
3人のデビュー作から見てる身としてまだま
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アナログ(2023年製作の映画)

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久々に恋がしたくなる。
誰かに「すき」だと言いたくなる。
そんなアナログな映画でした。

1年に1回あるニノ映画に毎年泣かされて早3年目。「浅田家!」「ラーゲリ」まさかの純愛ストーリーまでイケるとは。
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バービー(2023年製作の映画)

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一見、「トイストーリー」のグレタ版?「人間誰しも自分の中にバービーがいるよね」的な?と思ったら大間違い。

 見た目・中身100%バービーのようなマーゴット・ロビーが「それって答え、出る?」とできれば
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1年前からワクワクしていた映画第三弾。今回も飛んで跳ねて中国大陸?狭い狭い!!と戦い続けるシンに、手強い重鎮おじさま軍団に睨みを効かせるエイセイ。

 前半は杏ちゃんに泣かされ、後半は大沢たかおのカリ
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怪物(2023年製作の映画)

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 監督是枝、脚本坂元、音楽坂本。カンヌも大納得の豪華メンツ、行かないわけがない訳だけども。やはり是枝さんは私にまたも宿題をつきつける。やっぱり、ひとりで行くのではなく2〜3人で行きたい。あーでもないこ>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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「もはやリトルマーメイドではない」という賛否両論の6.5否、みたいな空気を感じながら、それでも発表時から楽しみにしていた。
 確かにこれは私たちの知ってるリトルマーメイドではない。で、「人魚姫アリエル
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AIR/エア(2023年製作の映画)

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JUST DO IT!

ベン・アフレックとマット・デイモンの友情話が大好きなので2人がまた組んでくれるというだけで十分私の心は満たされたのだけど(笑)それにしても良質なアメリカンドリーム映画。
こう
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バビロン(2021年製作の映画)

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やっと見れた!そしてやっぱりわかんなかった!!!笑
やっぱりわたしはデイミアン・チャゼル監督は相性がそんなに良くない。笑ラ・ラ・ランドでそれはわかっていたのでもはや想定内、だがしかしそれ以上に今回もジ
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タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

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名作はいつの時代見ても名作。
どこをとってみても完璧。

公開当時小学生で、怖くてたまらなかった沈没シーンも大人になれば息を呑んでジャックとローズの運命をドキドキハラハラしながら見守ることになる。
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

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「ラーゲリ」とは、「収容所」の意味だと初めて知った。ソ連の土地の名前だとばかり思っていたが、「ラーゲリより愛を込めて」すなわち、収容所から帰れなかった男の話だ。

満州電鉄社員の山本はロシア文学が大好
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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上映期間終了間際、滑り込みで鑑賞。
見てよかった、これは最高にホラーだ。

「スキャンダル」では女性にしかこの怖さはわからないだろーな、とジワジワくる恐怖と闘いながら、最後の最後FOXの社員証をゴミ箱
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.7

懐かしき「ノッティングヒルの恋人」の現代版?王道ラブコメをジェニファー・ロペスが中年女性とは思えないパワーと歌唱力、そして純真さで恋愛していく。

 今の時代に、そしてキャットのような女性に「結婚」て
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.5

 どこかフワフワしたお正月は、大人のお伽話を見るに限る。幸せな気分になりたい大人、ぜひ見てほしい。
 おばあちゃんになっても、未亡人になっても、例え人に理不尽な扱いされても、夢を見れる人が1番強くて美
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

とにかく俳優がめちゃくちゃ豪華な割に話の展開がめちゃくちゃ地味(笑)
 
 真ん中あたりで少し記憶が曖昧なのは私のせいではなく苦笑、話のメリハリに欠けてしまうからだと思うんだよなぁ〜…。これだけ豪華キ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

 横浜流星の表現力が、今年あたりからメキメキと変わってきたように思う。

 水墨画を見た時の涙の流し方。
 初めて描いた水墨画をイキイキと、子どものように線を描いてみる。
 美味しそうなご飯を目の前に
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.1

「ツービートのビートたけし」より「世界のキタノ」の方が馴染みのある世代。
 「天才」ビートたけしはどうやって誕生したのか。タップダンスと昭和のテレビ全盛期、全部が懐かしくて全部が新鮮。夢中で見た。
 
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.9

 ガリレオシリーズ最新作。今回も「点と点が線となる」といった推理劇は最高。最後にすべてが繋がる。
 それが、哀しくて切なくて、やるせない事実だとしても。

 私はガリレオシリーズは、推理ものというより
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ポスターの感じから、いつもの水田監督×阿部サダヲではないのだろうなぁと思っていた。
 ガッツリ孤独死と終活のお話でした。

 この2人の作品だと、(+クドカン脚本で)どうしても小学生の悪ふざけでじん
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

「だがお前はまだ生きてるじゃないか!!!」

 日本人キャストが中国歴史物をやるというだけでも目新しい。誰がやってもドラマがある時代なので面白い。けどこの映画の面白さってやはりキャラクターの生きてる感
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

5.0

 レベル・ウィルソンにハズレなし。
同級生の友人からのオススメ。なかなか見れずにいたけど結果今見れてよかった。
 
 それにしても、2000年代はなんて生きづらくて自分らしく生きられなかった時代なんだ
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パープル・ハート(2022年製作の映画)

3.3

 1つ1つの要素(契約結婚からの本気の恋、軍人、音楽…)は好みど真ん中なのでワクワクしながら見てたんだけど、後半に進むにつれ???となる。
 とはいえ、「シンデレラ」で好感度が高かったニコラス・ガリツ
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.7

 見る前からジェーン・オースティンものだとわかるし、見てる最中も疑うことなくジェーン・オースティン笑笑
 めんどくさい人間しかいない中世ヨーロッパの田舎のコミュニティ。肝心なことが足りないコミュニケー
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

 是枝さんの映画は宿題が残る。

 あなたはこの映画のラストはどうなると思う?

 そう言って投げかけて、答えはきっと返ってこない。「そのあなたの思ったラストが、この映画のラストだ」ということなんだろ
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

 同じような「パリパリィ!!」(「早く!早く!」)韓国映画(勝手に命名)ジャンルに「ファイナルエクスプレス」があるんだけどあれはもはやヒューマン映画に全振り案件。こっちはエンタメ全振り。

 とにかく
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.7

 私の中でエルヴィス・プレスリーといえば、初めて見たアメリカシットコムの「フルハウス」でジェシーおいたんの「推し」だったなぁ、くらいの認識。

 キラキララインストーンに光る「ワーナーブラザーズ」のロ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

 「トゥナイト」を歌いながら、リフとベルナルドは決闘へ。トニーはそれを止めに行き、マリアはトニーとの夜に胸をときめかせる。
 往年のミュージカル映画のあるべき姿を見せながら、スピルバーグらしい「マンボ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

 エミリア・ジョーンズの歌声を聞いた瞬間、ボロボロと泣けてきた。この声で、この物語の主人公が彼女であることに深く納得し、物語に引き込まれた。

 聾唖者家族の中で育ったルビー、彼女は世間では「普通の女
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.2

 ディズニーヒロインは滅多に泣かないのが好きなんだけど、ミラベルもほんとに泣かない。おばあちゃんに強く当たられても、みんなと違うと日頃強く感じても、自分だけ出来損ないだと言葉にしなくてもみんな態度に出>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.2

「君は独りじゃない」

10代の頃、繰り返し繰り返しそう言って大人は声をかけてくれた。今は独りとか、独りじゃないとか感じることさえなくなったけれど。
 ガラスのような心をみんな持ってた10代。思い返す
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

5.0

 後半とか、もう流れる涙を拭く気すらなく。ただ、ただ、この物語の行く末を見守るのみ。ステラとウィルの幸せを願うのみだった。

 そこにいるのに、触れられない。
 そこにいるのに、キスできない。

 ス
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.0

 パリの劇場での「Think」、思わず身を乗り出した。私たちの思う「Freedom」、彼女の歌う「Freedom」。腹の底から出てくる声に、鳥肌が立つ。ジェニファー・ハドソンの声に圧倒される。

 ア
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

 くっそー、超スッキリした!最高だぜキャリー・マリガン!!!

 「君にメールを送ったらさ、石油王のレッドっていう超イケてる奴から返信のヤバいメールが来ちゃってさっ★」なんて医大の同窓生(高身長のイケ
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