hushさんの映画レビュー・感想・評価

hush

hush

高3受験生です。
ログイン頻度が低いです。
レビューではなく、感想になってしまっています。
以前に見た映画(特にアニメ、邦画)は記録してません。
スコアは3.5で普通としてますが、甘めです。いろんな作品を面白いと思えるようになりたいので...
誤字脱字は優しい目で見てください笑
2017はMadMax B&Cから。
2016年5月頃スタート。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.1

久しぶりに「終わり」を目にした気がします。
普遍だったはずのものが消える瞬間に感じるもの。

”愛”は生き物みたいですね。
自分が作り出したはずですが、独立しているようにも思えます。ある時生まれて、歳
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.2

17歳は青春の終わり...

僕も2ヶ月ほど前に18歳になりました。
18歳の到来はあたかもミレニアムを迎えるような期待感を匂わせていたが、実際劇的な変化は一切なく、むしろ何かが終わりと告げたような気
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

ノーラン監督の作品は時間という概念を巧みに操作して魅せる印象でしたが、今作ではありのままの時間の短さと長さを叩きつけてきたと思いました。
攻撃されて身をひそめるとき、1秒は膨れ上がり、脱出のために焦る
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ウィークエンド(1967年製作の映画)

3.8

ブルジョワに対してなのか、社会の体制そのものに対してなのか、僕は無知なので詳しく言及はできないが、画そのものがアナーキーな姿勢を貫き、攻撃的に叫ぶ。
美術はきっとアンダーグラウンド的で、大胆なほどに不
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

世界が五線譜に乗り始める。

特に去年くらいから映画のトレーラーで銃声と音楽が重なるっていう表現方法が流行っているなぁと感じてはいましたが、今作のそれらのシンクロは比較にならない。
スクリーンに映るモ
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

ちょっと関係ない話から。
僕がもう少し小さい時、何も知らずにサム・ライミのスパイダーマントリロジーを見て「なんだよ、クモに噛まれて一晩寝て起きたらマッチョでモテモテ!? そんな楽な話アリかよ!」って思
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エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

3.7

ずっと気になっていたのですが、ジャケットが映画パロディAVみたいに見えたので、内容もそんなもんと勝手に予想して後回しにしていました...後悔!!

地獄の様な現実から逃避して、自分の深層に潜り込むのか
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.8

体は人間、いや人間以上なのに、運命だけが人間ではない。

余計なセリフを加えずに情景で進化と後退が同時に進行した世界を語る。
耳からではなく視覚で要所を説明する、映画だから味わえる刺激。
日本でもなく
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

4.4

持っている技量と予算を最大限にいかして作れる映画を『100』とするなら、そのなかで『200』を作ろうと挑んでいる作品だと思う。
そして実際、傑作に仕上がっている。

今作見ると、なぜサム・ライミ監督が
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フットルース(1984年製作の映画)

4.1

....
自分が文化を作っている気がする。
自分が文化になっている気がする。

現実で僕が見せつけた音楽も、見せつけられていたダンスも、実行している方の一方的な努力の成果。実際、観客など誰でもいい。漠
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

3.6

余弦波。

スポーツをあまり鑑賞しない僕にとってボクシングは一種の神話のような存在で、映画の中で見る伝説的な光景。裏ボクシング、ロボットボクシングとビュジュアルを変えて僕の前に現れるが、いつだってトレ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

理系だろうが文系だろうが、評論文を読んだら必ず一回はぶち当たるテーマ、「言語観」。まさにそのことだろうと思いながら鑑賞していた。

ソシュールの言語観という形でよく話を聞くように、僕らは混沌とした世界
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レック(2007年製作の映画)

4.0

フィルマークスから離れて生活してて、レビューを書くのは1ヶ月ぶりくらいな気がします。

学校祭の教室展示でホラーをやることとなり、そのCM作りのために情報を得ようと(パクろうと)この作品を鑑賞しました
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サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ(2012年製作の映画)

5.0

僕にとっては記念すべき300作品目のレビューです!!
サイド・バイ・サイドは前からこの節目に見ようと思っていた作品:)

このドキュメンタリーの感想に入る前に確認したいことが2つある。
「この約二年間
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.5

ソラリスの海が再生する記憶。

ストーリーに本来関係があるのかはわからないが、開始40分で人類そのもの概念が一旦全て白紙に戻される。ソラリスの海は知的活動をしているようで、それは夜に人間の記憶を物質化
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.4

叙事の中に潜む感情。
澄んだ空気のどこかで過去の意識が泣いている。

言葉にし難いんだ。

大切なものを失った時、絶望に打ち砕かれて動けなくなることは少ない。体の中に質量の大きい煙のようなものが溜まり
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.8

バラと爆発は希望に掲げるブラックフラッグ。

第三次世界大戦後、アメリカは植民地になりイギリス政府は全体主義となった。キリスト教以外の教徒、同性愛者といった少数派は弾圧され、表現や言論は統制される社会
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結局、社会の一人のうちのゼロ。

擬似の帰結が真実だと信じ込ませる一番の断片的情報は、僕の場合、チラッと映ったファイトクラブのポスターでした。あれで完全に罠に誘われてしまいました。
ですが罠のトリック
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

リミックスじゃないんだよ。
”awesome”な”vol.2”なんだ!!

ストーリーの展開は哺乳類には耐え難い、500回のスペースジャンプなようなものかもしれない。規模は惑星を超えて銀河にまで至る。
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ストーカー(1979年製作の映画)

4.3

【※表現できません】

「隕石の落下か、宇宙人の来訪か。ある小国にゾーンという地域が生まれた。軍隊が派遣されたが誰一人として帰ってこない。村は焼き払われ、この地域への侵入は禁止された。やがて人々の間で
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処刑人(1999年製作の映画)

3.9

ある日ボストンに住むイケメン兄弟の元に神の啓示が。
"人の血を流したものは男によって裁きを受ける。その男は選ばれたものなり"
これってつまり「お前ら選ばれし者だから悪人殺してOKよ」って内容ですよね。
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28週後...(2007年製作の映画)

3.5

やってもーた...
ダニーボイルの『28日後』を借りようと思っていたら、間違えて続編の『28週後』をレンタルしてしまいました。あっ、”間違えた”のではなくて”知らなかった”が正しい表現ですね。
大問題
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マジェスティック(2001年製作の映画)

3.6

記録漏れです。
映画を好きになり始めた中学生の頃にゲオで偶然目についてレンタルしたのを覚えています。

「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の陰に隠れがちな作品ですが十分良作です。

今思うと記
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.8

去年、BBCの『21世紀の最も偉大な映画 TOP100』において1位に輝いていた作品だったので、ずっと気になっていたんですが手が出ず...やっと鑑賞できました。だって21世紀で一番偉大な作品って言われ>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.2

ここまでのハードサスペンスだとは思ってもいなかった!
僕の好きなアメリカンコミックの一つに「saga」という作品がありまして、本編の後ろについているイラストにこの映画を引用したものがあったので鑑賞して
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フリー・ファイヤー(2016年製作の映画)

3.6

今日もマッドネスな観客になりに行こう。
暗い劇場の中を右から左へ、弾が飛ぶ

傘の廃工場で繰り広げられる5人vs5人+αの銃撃戦に違いはないけど、緩急つけまくり。発砲が止まっても、次誰がいつトリガーを
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

5.0

それぞれ人には意思があり、意見と世界を持っている。それが正しいと信じているが、やはり皆盲目に過ぎない。あらためて気づくと...


いいドラマを見た時にはレビューに「やっぱり愛に溢れていた」とか書きた
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.3

なんかネットにすごく詳しい解説と解釈が載っていたのであまり書きません。でもこの映画は大好きです。

銀色のウサギが誘う未来は。
ドニーを暴力の衝動へと駆り立てる。
銀色のウサギは、人間の着ぐるみを着た
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

何というか(飲んだこと無いけど)、強いお酒を「グワァァー」っと飲んで、グラスを「ガンッ」って机に叩きつけたような映画だった(??) めちゃくちゃ楽しめた。結構笑えます!

裏社会を生きるキャラの濃い登
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.4

いつまでも青春の旅人。

多分、およそリアルタイムでトレインスポッティングを見てきた方々とは感じることが違うと思う。

懐かしさ以上に突き刺さるのは現在への問いだ。今作でみんな口を揃えて"当時"と口に
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.3

久しぶりの映画レビュー:)

低い予算と手持ちカメラの映像で作られいる作品。この映画で何より重要なのは、映画製作という行為をより軽量化し、自由度を高めたことだと思う。
多くの物事にこの映画製作当時より
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.8

予想を超えるグロテスクさを誇るゾンビたち。ムダに思えるほど強烈なゴア。見てるこちらはお腹いっぱいになる程キャラの濃い登場人物たち。

一方で、安価なフィルムの特性を生かし、焼失を理由にしてストーリーの
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.4

きっとまだ原点。

アクションで語る力量がすごい。1979年でこれだけのエネルギーを感じさせるカーアクションは当時唯一無二だったのだろう。

でもごめんなさい。”荒廃した近未来”という世界観はアクショ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

社会と感覚のズレ。
何かを成し遂げたいが、何をすればいいのかよくわからない。
ポルノ映画は観るが、売春街など消し去りたい。
社会を浄化したいという気持ちが思わぬ行動に彼を駆る。

狂気は正気とコインの
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